1植物ホルモン

1)オーキシン

植物の成長を促進する主となる植物ホルモン。

屈性などにはオーキシンが作用している。
例えば、横倒しになっている植物がもとに戻ろうとし、茎の下側が良く成長するように
なる性質は、横倒しになった場合に茎の下側にオーキシンが分泌されて
その部分がよく成長するようになる。
葉や果実が落下するのを防ぐ働きももつ。

光を避けて移動する。
重力に従い移動する。

 

2)ジベレリン

成長を促進すさせるホルモン。
果実を発達させる働きもあり、有名なのは種なしブドウでよく使われる。

種ができないようにしてジベレリンを与えると
果実が発達し種無しぶどうができる。

ジベレリンには種の発芽を促進する作用もある。

3)エチレン

成熟した果実から分泌される。
成熟した果実が近くにあると他の果実も早く熟す。

接触によっても分泌される。
手でさわりつづけていると丈が伸びずに太い植物になる。

4)サイトカイニン

細胞分裂促進、葉の老化抑制

5)アブシシン酸

種の発芽抑制、落下、落葉を促す。


2,植物の刺激と運動

1)傾熱性

チューリップの場合、開花する要因は温度上昇となり次のような
働きを見せる。

温度が上がる…花弁の内側が開花し花が開く。
温度が下がる…花弁の外側が成長し花が閉じる。

チューリップの花は開閉運動を繰り返しながら成長している。
これは温度が右側付近から上昇しても、左側付近から上昇しても
起こる性質である。
チューリップのように刺激の方向が関係なく一定方向に起こる運動を
『 傾性 』 と言う。

チューリップの例であれば、温度の上下に関係があるので
『 傾熱性 』と言う。

 

2)屈性、屈曲運動

屈地性
例えば植物が台風などで横倒しになっても自然に元あるように
自然の姿形に戻ろうとする
これは横倒しになっている植物の場合では、茎の下側が良く成長するように
オーキシン濃度が高まり茎は上を向きに戻ろうとする。

根は上側が良く成長するよになり下を向きになり地中へと根を伸ばす。
オーキシンは重力に従って働くこととが関係している。

屈光性

屈光性はオーキシンの性質が関係している。
植物に光に当たっている側のオーキシン濃度 が低くなり、
植物に光植物に光に当たっていない側のオーキシン濃度が高くなる。

オーキシンの濃度によって、光に当たらない側が成長する
ようになり光の方向へ屈曲する。

屈触性
つる性の植物にみられる屈性の一種。

つる性の植物は固いものを探り当てて、自らの力でそれに巻きつけているように
思われるかもしれない。

つるが巻きつく性質というのは、つるが何かにぶつかり接触を受けると
つるのぶつかっていない側が成長し、円を描くようにつるが伸びだす。

ときにつる性の植物は支柱などにぶつかった後、風などで支柱から離された
場合であっても屈触性の性質がでている時があって、空中でも
つるがぐるぐる巻きになっている所を見受けられる事もある。


3,光周性

 日照時間の変化によって起こる現象を光周性という。
花が咲いたりするのも光周性によって起こる性質のものがある。

よくみられる植物の例