ナツメヤシの木 栽培 限界
学名 | Phoenix dactylifera. |
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属名 | ナツメヤシ属 |
原生地 | メソポタミア |
幹、茎の形状 | 単幹 |
葉の形状 | 光沢ある、羽状葉 |
種、果実、花 | 果実は4cm程度、ナツメ状 |
類似 | フェニックスロベレニー カナリーヤシ |
殖やし方 | 種から実生 |
ナツメヤシ(Phoenix dactylifera.)はヤシ科ナツメヤシ属の常緑高木、樹高は
30mまで成長する。ナツメヤシは雄異株。原生地はメソポタミア付近と推定されている。
ナツメヤシとは
乾燥に強い特徴や歴史から、主に生産国エジプト、イラン、サウジアラビアなどで栽培されている。
wikiにナツメヤシ特徴としてこう記されている。
ナツメヤシは非常に古くから栽培されているため、本来の分布がどうであったかは定かではない。北アフリカか西南アジアのペルシャ湾沿岸が原産と考えられている。
耐寒性は低いものの、乾燥には比較的強い。雌雄異株。樹高は15 mから25 mで、単独で生長することもあるが、場合によっては同じ根から数本の幹が生え群生する。葉は羽状で、長い葉柄は3 mに達する。葉柄には棘が存在し、長さ30 cm、幅2 cmほどの小葉が150枚ほど付く。実生5年目くらいから実をつけ始める。樹の寿命は約100年程が普通であるものの、場合によっては樹齢200年に達することもある。
出典 – https://ja.wikipedia.org/
ナツメヤシは樹齢200年に達することもあるという、同じヤシ科の
フェニックスロベレニーも同じく樹齢200年に達することもある。
ジャワ・ボゴール植物園に
樹齢200年を超えるフェニックスロベレニーが展示されている。
ナツメヤシ 沖縄
沖縄は街路樹として植えられるヤシはマニラヤシ、トックリヤシ、
トックリヤシモドキが多い。
ナツメヤシは街路樹としてはみかけなかったが
植物園に時代を感じさせるものが植えられていた。
ナツメヤシ 栽培 限界 耐寒性
wikiには耐寒性が低いとしるされているが、雪が積もるような地域以外で
日本であれば関東以南であれば越冬できるような耐寒性はあり。
ナツメヤシの栽培可能は平地であれば少なくとも西日本あたり。
西日本でも冬にかなり北風があたりそうな海沿いに路地栽培でも
越冬できている。
植えられているものは名前を明記されている所に
ナツメヤシと記載されている。葉の付き方や幹の部分の見た目でも
間違いない。
ナツメヤシは成木になるとかなり劣悪な環境にも耐えるようで、
乾燥、暑熱、砂塵、塩の耐性がある。
この強い性質から、砂漠化防止の造林にも有効といわれている。
ナツメヤシとデーツの違い
ナツメヤシは地域によってはそのままデーツと呼ばれる。
ナツメヤシとデーツは同じ植物を指す日本では果実がデーツと呼ばれるだけで
あって植物そのものがデーツと呼ばれる地域が多く、日本では和名のナツメヤシと呼び。
漢字では棗椰子と書き なつめやしという読み方をする。
ナツメヤシ デーツ 果実
ナツメヤシの果実は4cm程度の長さになり、和名の名前に由来しているよう
にナツメ状。光沢ある、羽状葉で長さは
5M程度にまで成長。花は黄色か白色の花をかなりの数つける。
果実はドライフルーツ デーツという名でで日本でも
よく売られ。
海外の食品がうられるコストコなどでもドライフルーツと
して販売されている。
ナツメヤシ 酒というものもあり、ナツメヤシの
茎などからとれる樹液が酒の原料になる。
また茎の先端からとれる樹液はヤシ酒の原料にされる。
出典 – ブリタニカ小項目 ナツメヤシ
ナツメヤシ 栄養
保存食として有用で栄養価も高くアラブでは過去に主食になっていた程。
生食することもでき、ゼリー、ジャムの原料ともなる。
樹木の乏しいアラブでは、ナツメヤシの幹、葉、すべてが有用に利用されている。
過去にテレビで崖にある村というような内容の番組でナツメヤシが出てきていた。
あまり農作物が育たないような場所であるが、ナツメヤシは大きく成長していたような覚えがある。
村では崖そのものに建物を作っているような所なので建築材料としてセメントがよく補修
するために使われるようだ。
これには以外なことに代用品としてナツメヤシの幹を燃やした灰と土を
混ぜたものが利用されていた。
このような発想がうまれたのは農作物の資源が乏しい所だからではないだろうか
植物を色々な形で利用する工夫がなされているのには関心させられる。
ナツメヤシ属
ナツメヤシ属は寿命が高いものが多い
フェニックスロベレニー200年
ナツメヤシ130年
ナツメヤシ属の身近でよく育てられる種類は
フェニックスロベレニー
カナリーヤシ
などがある。
ナツメヤシ 栽培
栽培方法は基本的な耐寒性のあるヤシに準じる。
日本の関東以南の土地であれば
路地植えで放任していても育つ。
根本あたりの皮が剥がれてきて、虫が入りやすくなるので
やや注意が必要。
ナツメヤシの種
ナツメヤシ栽培、4月~9月
明るい日光の当たる場所に置き育てる、用土が乾いたら水を与える。
真夏になるにつれて水やりの頻度は増やす。
ナツメヤシ栽培、10月~3月
室内にいれる場合はガラス越しの日光の当たる場所で育てる。
日光を好む植物なので冬でも出来るだけ長い時間日光にあてて育てる。
水やりの頻度は控えめに用土が乾いて2~3日たってから与える。
乾燥にはかなり強い植物なので、冬の水やりの頻度はかなり控えめで良い。
剪定などは1月の終わり頃に行われていた。
1月の終わり頃に剪定されていたナツメヤシ
1月の終わり頃に剪定されていたナツメヤシの葉
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