月齢 農業への活用

 

月と農業への関係ある?こう聞くとあやしいと
思う方もいるのではないでしょうか。

 

植物は太陽光を浴びて成長するので太陽と
農業には関係しているということは自明の理ですが
ときに夜空を美しく見せることもある
あの月に関しても農業に関係している
いうのです。

 

知らない方は月が植物と関係している?と意外性が
あると思ってしまうかもしれません。
知らない人も多いと
思い調べてみて情報をシェアしてみようと思います。

 



月齢は農業へ活用することができる

 

月に関して月齢というものがあります、この月齢と
いうものの変動は大まかに月のはじめ~終わりごろ「月齢0」あたりから始まり
月のはじめ~終わりごろに「月齢29.5」
近くなりまた月齢0になります。

 

その中で月齢13.8から15.8の間で満月になり、その後
また小さくなって月齢0 新月になるというサイクルを
繰り返しています。
月齢は毎年同じ数値というわけではなく年や
月ごとによって変動があります。

 

月齢 ひと月の変化

  • 月のはじめ~終わりごろ月齢0
  • 月の中間あたり、月齢13.8から15.8の間で満月
  • 月のはじめ~終わりごろに月齢30近くまですすむ
  • 月齢29.5を超えると月齢0にリセットされる

 

そしてこの月齢は農業へ利用することができる
ということが言えます。

 

その理由は月齢と植物には成長率などには
関係性があり
これを活かすことによって
農業に活用することができるとされています。

 

例を挙げてみると、種まき、肥料、追肥、収穫、防除
などのタイミングを月齢
によって決定することで
より多くの収穫が得られるということが
多く言われています。

 

月齢で植物の成長率に変化がある

 

植物の成長リズムには月齢にともない
ある程度一定のリズムで成長率が変化
します。
満月は月によって変化し(月齢13.8~15.8)の
値で毎月変化がみられる。

 

植物の成長リズムの変化は月の満ち欠けに
連動するように変化します。
月もひとつきごとに新月から満月に変化して
また新月にもどっていきますが
植物の成長リズムもこれに連動したように
変化することがわかっています。

 

この連動を簡単に説明してしまうと
新月(月齢0付近)と満月(月齢13.8~15.8)の
時(どちらも大潮)に成長率がもっとも高くなり

その中間地点(小潮)に成長率が低くなります

 

 

月齢と植物の成長率

これをざっくりとグラフで表したものが上の画像
(実際はもっと緩やかに成長率が変動します)

 

月齢で植物の成長率に違いがある

さらに上に乗せたサイクルの中でも栄養生長や生殖生長
などが入ってきます。

種まき、潅水、収穫時期や害虫駆除にも関係するようですので
詳しくは

種まきは、満月の5日前から満月までとする。

移植・定植は新月の5日前から新月までとする。

新月の頃は栄養生長になりやすく徒長しやすいので、(若潮)にリン酸・カリを効かせて調整する。

満月の頃は、生殖生長になりやすく芯止まりしやすいので、(若潮)にチッソを効かせて調整する。

病気は新月の栄養生長に傾く頃に発生しやすいので、その後に葉面散布や防除で対処する。

害虫は満月(大潮)・新月(大潮)に産卵孵化するので、4~5日後(中潮)に防除する。

小潮期は養水分吸収も弱く転流期なので、潅水、追肥、芽かき、葉かき定植など避ける。

収穫時期は新月~満月にかけて吸収力が強く収穫適期。

月齢のリズムと同調する様に生育を整えてやることが重要。ずれてくると品質、収量も低下し病害虫の被害も増える。

月&潮のリズム(農暦)は季節を表すので、旧暦を見ながら計画的な段取りでゆったりと仕事をし、生活する。

出典 – http://www.tsuboi-hc.co.jp/moon.html

 

 

簡単に成長サイクルを表してみると

  1. 新月前後から月齢7前後にかけて成長がゆるやかになり。

  2. 月齢7前後(小潮)から満月にかけて栄養生長が行われ、成長が盛んになる。

  3. 満月(13.8から15.8)前後から、成長がゆるやかになる。

  4. 月齢22前後(小潮)から新月にかけて再度成長が盛んになる。生殖生長に傾きやすい。

 

変化は月の満ち欠けと連動するように行われます。
大潮時に植物の水や養分の吸収率が高くなるので、成長率も
高くなるようです。

 

1の栄養成長のときにはリン酸・カリの肥料を与える

3の生殖生長のときにはチッソの肥料を与える

などとするようにしたほうがいいようです。

 

害虫も満月(大潮)・新月(大潮)に産卵孵化
するというのも、経験談で載せている方もいます。

鈴木正人さん「月と農業-不思議とよく効く!大潮を目安にお茶の防除」

仕事の都合上、2日間くらいで農薬散布を片づけたいときもあります。そうなると昼間の時間帯もやらないと間に合わない。じゃあ、防除の効果が上がりやすい発生初期、虫が卵から孵ったばかりの時期というのはいつなのか、それを知るにはどうしたらいいか? 仕事をするあいだも、このことが頭を離れませんでした。
 
ある日、県の茶業試験場に遊びにいったときのことです。病害虫の先生に害虫の発生状況などの話をしてもらい、過去の状況も教えてもらっているあいだに、虫の発生のサイクルにある共通点を発見しました。過去何年かのデータの共通点だけをノートに書いて、自分なりに調べていくと、虫の発生(孵化)時期が必ず大潮の時期と合致しているのです。子供の出産で潮のことを気にしていたときだったのでビックリ!大発見でした。

すでにリンクが切れているようなのですが参考
http://www.ruralnet.or.jp/gn/200503/kant.htm

このことから大潮、月齢でいえば、新月(月齢0付近)と満月(月齢13.8~15.8)
の4~5日後(虫によって異なる)に防除するというのもかなり適切です。
害虫の農薬がもっとも効きやすいのが卵からうかしたての頃です。