スミチオン 使い方 散布方法・時期

 

スミチオン乳剤の画像

家庭園芸用スミチオン乳剤は科学系の殺虫剤
成分はMEP、接触して作用する。

 

害虫に直接接触したり、散布した植物の葉などと
害虫を接触させることによって駆除する。

 

 

一般的に多くみられる害虫では、アブラムシ、ケムシ、
コガネムシ、カイガラムシ、ゾウムシ、バッタ
などの
害虫の殺虫効果あり。

 

 

スミチオン乳剤 使用できる植物 一覧

スミチオンが使用可能 トマトの画像

 

トマト、ナス、ジャガイモ、キュウリ、メロン、シロウリ、スイカ、カボチャ
タマネギ、イチゴ、ホウレンソウ、モロヘイヤ、ネギ、未成熟ソラマメ
ダイズ、インゲンマメ、エンドウマメ、ラッカセイ、アズキ、トウモロコシ
サツマイモ、カキ、ウメ、サクランボ、大粒種ブドウ、柑橘、桃、リンゴ、ナシ
オリーブ、ウド、タラノキ

花木類、観葉植物、樹木類、芝、バラ、キク、ツツジ、カーネーション
宿根カスミソウ、アスター、ソリダコ、シネラリア、スターチス、キキョウ
リンドウ、センリョウ、コデマリ、シキミ、ニシキギ、シャリンバイ
ダイオウショウ、サカキ、サツキ、サンゴジュ

 

 

スミチオン乳剤 効果のある害虫 一覧

スミチオン効果のある害虫 カイガラムシの画像

アオムシ、バッタ類、ハマキムシ類、アブラムシ類、カメムシ類、ヨトムシ類
グンバイムシ類、アザミウマ類、クロウリハムシ、ハモグリバエ類、ウリハムシ
コガネムシ類、コウモリガ、アメリカシロヒトリ、カイガラムシ類、ケムシ類、ワタノメイガ
コガネムシ類幼虫、テントウムシダマシ類、ネギコガ、カキノヘタムシガ、フジコナカイガラムシ
イラガ類、ミノガ類若年幼虫類、ブドウスカシバ、ブドウトラカミキリ、モモハモグリガ
オリーブアナアキゾウムシ、センノカミキリ幼虫

 

松 スミチオン

 

松に付く毛虫はおもにマツカレハ虫、全体的に黒っぽく
黒い毛をもつ体長は7cmほどになる。

 

刺されると激痛があり。2週間ほどかゆみもつづく。

この虫が塀のところにいてるのを知らずに触ったことがあるが
たしかに、刺さた時はかなり腫れあがって痛かった。

 

マツカレハ虫は、暖かくなる頃にあらわれて、松を
食害しだします。
虫がよく活動する暖かい時期に松が被害を受けやすいです。


この時期にスミチオンを散布して駆除します。
大型の松になるとなかなか全体的に散布するのは
難しいかもしれません。


そういう場合は秋ごろに幹の根本に藁をまいていると
そこにマツカレハ虫が集まるので冬に燃やして駆除します。

 

 

アメリカシロヒトリ 駆除 スミチオン

アメリカシロヒトリは
桜、梅、ハナミズキ、柿、などの落葉樹につく。

 

小型の白い蛾の幼虫で、
一度の産卵で1000個ほど卵を産むので
非常に増えるの早く非常に厄介です。

 

アメリカシロヒトリはよく蜘蛛の巣状のものを張りそこにいるので
でわかりやすい。

一度の産卵で大量に増えるということもあり
放置していると、すべての葉を食い荒らされれることもあり
見つけ次第すべてをスミチオンを1000倍希釈し散布して
駆除します。

 

スミチオン 薄め方

 

薄め方は他の記事に記載したので主に引用しておく。

 

 

乳剤、水和剤などは原液を水で薄めて利用する
薄め方は原液を既定の量希釈して使用
主に使用する植物によって希釈量がことなるので
ラベルに記載されている量を読んでから原液を薄める。

 

 

散布液を作る容器に水をいれておき、原液をメモリ付きの
スポイトなどで適切な量吸い取ってから水に入れると
いうのが簡単な薄め方。
水で薄めた後は、しっかりとかき混ぜる

 

薄め方

 

濃度が規定量よりも濃いものは当然害が出る可能性がありNGだが
薄いと効果が発揮できないので、しっかりとラベルに記載されている
希釈量を守って利用
する。

希釈計算 簡単 ツール

 

スミチオン乳剤ラベル裏

スミチオン乳剤は1000倍と2000倍と希釈量が
異なり、面倒なので適当に希釈して使うと、濃度が濃い場合
植物によっては害を受ける
ので注意。

 

 

写真にあるパッケージ住友化学園芸のスミチオン乳剤になるが、希釈量は主に1000倍と2000倍の使用
のみなので、薄める場合は以下のようになる。
スミチオン乳剤の薄め方

初めてだと、多く作りすぎたりして余ることもあると思うが
一度薄めた散布液は保存がきかないので、毎回使う分量だけに
とどめておくのが良い。

 

乳剤、水和剤などを水で薄めた後で、そのまま
置いておくと分解がすすむことによって
適切な効果を害虫に与えることができなくなる。

 

 

スミチオン 薄める時に使えるペットボトル

日常生活でよく使う手に入る容器としては
以下のようなものがある。

 

  • 牛乳パック 500ml~1000ml
  • 酒などの瓶 1.8L
  • ビール瓶 630ml
  • ペットボトル 1.5L 2L

 

 

参考によく手に入るジュースなどのペットボトルに
水をいれ薄める場合
の原液の量は

 

 

ペットボトルでの希釈

 

 

 

スミチオン 散布方法

スミチオン乳剤の散布に使うハンドスプレー

上で記載した水での薄め方の通り
スミチオン乳剤の原液を水での薄めたものを、噴霧器や
ハンドスプレーなどの容器にいれて噴霧
する。

 

 

霧状にして、噴霧するだけがすべてではなく、カミキリムシなどには
樹木に穴をあけられたところに、水での薄めたものを直接スポイトなどで
差しこんで殺虫するという使い方もあり

 

 

 

広範囲に散布を行う野菜や庭木などは大きい噴霧器などを利用し
小さいような観葉植物などにはダイソーなどに売られる
小さいハンドスプレー(霧吹き)などでも十分。

 

 

散布方法としては、基本的にまんべんなく植物全体にかける。
おおざっぱに植物全体にかけるのではなく
害虫が潜んでいそうな部位までしっかりと散布するのが効果的。

 

 

例えば、害虫はよく葉の裏、細かい隙間、幹の間などに隠れていることが
多く、基本的には見逃しがち。
そういう部分も狙って重点的に散布する。

 

 

間違った使い方としては、噴霧せずに直接ジョウロなどで
薄めた液をかけるなど、かなりの濃度の液が植物に直接かかるので
場合によっては害を受け枯れることもあり。

 

 

散布する時は噴霧されたものを吸い込んだり、目や肌に直接
かからないように、マスク、メガメ、手袋、長袖
長ズボンなどで、皮膚の露出面をできるだけ少なくしておく

 

 

風が少しでも出ている時は、自分のからだを風上におき
風下に向かって散布すると、あまり自身に散布液がかからず
にすむ。

 

 

スミチオン 散布時期

 

スミチオン 散布してはいけない天候・体調

 

飲酒後、かなりの疲労を感じている時などの、基本的に
体調がよくない場合
には
散布してはいけない。

 

 

散布している時に、急に体の変化、頭痛、吐き気など
が訪れた場合散布するのをすぐに中止する。

 

スミチオン 雨の時

雨が後で降りそうな時や風が強い場合は、散布した
スミチオンの効果が落ちるのでそういう日には
散布しない。

 

 

特に風の強い場合、吸い込んだり、体にかかったり
することも多く、おすすめはできない。

 

スミチオン 害が起こりやすのは

スミチオンの害が出やすい 強い日差し

 

日中の高温時は植物への害がおこりやすくなるので
できるだけ朝か夕方の涼しい時間帯を散布する
時期に選ぶ。

 

 

散布に適しているような時間は、くもりで
風のないような日の涼しい時間帯がおすすめ。

 

 

 

スミチオン 効果と時間

 

野菜や果物などの食用として食べる植物の場合
効果は10日ほどで消えるので、食べるものを
収穫する場合は散布後10日前は終わらせて
おく
必要あり。

 

 

 

害虫によっては、卵の時期には殺虫剤が効果のない時期も
あり、スミチオンを散布して全滅したかに
思えても、再度ぶりかえてくることもある

 

 

なので一度ではなく、何度かに分けて使用する
必要があることも多い、特に多量に増えるような
害虫は何度かに分けて使う必要があり。

 

 

例をあげてみると、ワタアブラムシ、ハダニなどは
かなり急激に増えます。

 

 

スミチオン 使い方 注意点

 

 

乳剤は塗装面を変色されるおそれあり

スミチオン注意 自動車の塗装面

 

乳剤などは自動車、壁などの塗装面を変色させる
おそれがあります
、風などで散布液が飛ばないように
注意する必要があり。

 

 

万が一かかったとしても、水ですぐに洗い流す
ようにして、液が残らないようにします。

 

 

使用後の注意点

体には出来るだけ散布液が残らないように
散布後はよくうがいをし、肌の露出していた部分を
石鹸でよく洗います

 

その後に入浴して全身をよく洗っておくと
良いです。

 

マスク、メガメ、手袋、長袖
長ズボンなどの散布時に着用していたものを
きれいに洗濯する。

 

噴霧器や薄める時に使用した器具を
きれいに洗浄
しておきます。
この時は素手で器具を洗わないようにする。

 

 

スミチオンあまった時

あまった希釈液は、下水道や排水溝などには捨ててはいけず、土を
浅く掘った所、流し込み埋める
と、土に吸着された
のちにバクテリアによって分解される。

 

 

基本的に、害虫がついていない植物には
希釈液があまったからといってあまり、かけない
ほうがいい。

 

よく売られる観葉植物はわりと害虫にも強い品種も
多く
、害虫を持ち込まない注意をしておけば
被害をうけることが少ない。

 

逆に高濃度の液を散布すると、害で枯れること
ある。

 

スミチオン 使ってはいけない植物

スミチオンが使えない ダイコンの画像

使用してはいけないは
アブラナ科の植物(ダイコン、キャベツ、ハクサイ)
これらにスミチオン乳剤を利用すると害が出る。

 

他の植物に使う場合も散布液が風などで
飛んで、アブラナ科の植物が害を受けて
枯れないように十分に注意する。

 

 

 

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