植物名ナツメヤシ
適した日当たり日なたが好ましい植物 遮光率0%~15%
適した温度0度以下にならなければ越冬できる植物
適した水やり一般的な観葉植物の種類と同じ程度の水やりでよい植物
学名Phoenix dactylifera.
属名ナツメヤシ属
原生地メソポタミア
幹、茎の形状単幹
葉の形状光沢ある、羽状葉
種、果実、花果実は4cm程度、ナツメ状
類似フェニックスロベレニー カナリーヤシ
殖やし方種から実生

ナツメヤシ

ナツメヤシ(Phoenix dactylifera.)はヤシ科ナツメヤシ属の常緑高木、樹高は30mまで成長する。
同じナツメヤシ属のフェニックスロベレニーと同じく樹齢が非常に長くナツメヤシは
樹齢は80年にまで及ぶ、雌雄異株。原生地はメソポタミア付近と推定されている。

成木になるとかなり劣悪な環境にも耐えるようで、乾燥、暑熱、砂塵、塩の耐性がある。
冬場にかなりの塩風にさらされても枯れないので、耐寒性もかなりある
このナツメヤシの強い性質から、砂漠化防止の造林にも有効といわれている。
フェニックスロベレニーよりも葉の繊細さが欠けるが、フェニックスロベレニーを
購入しようと考えている方は、非常に強い性質のナツメヤシも候補にいれてみる価値はある。

果実は4cm程度の長さになり、名前に由来しているようにナツメ状。光沢ある、羽状葉で長さは
5M程度にまで成長。花は黄色か白色の花をかなりの数つける。
果実はドライフルーツ デーツという名ででよく売られている、保存食として有用で栄養価も高く
アラブでは過去に主食になっていた程。
生食することもでき、ゼリー、ジャムの原料ともなる。
樹木の乏しいアラブでは、ナツメヤシの幹、葉、すべてが有用に利用されている。

過去にテレビで崖にある村というような内容の番組でナツメヤシが出てきていた。
あまり農作物が育たないような場所であるが、ナツメヤシは大きく成長していたような覚えがある。
村では崖そのものに建物を作っているような所なので建築材料としてセメントがよく補修
するために使われるようだ。
これには以外なことに代用品としてナツメヤシの幹を燃やした灰と土を
混ぜたものが利用されていた。
このような発想がうまれたのは農作物の資源が乏しい所だからではないだろうか
植物を色々な形で利用する工夫がなされているのには関心させられる。



1月の終わり頃に剪定されていたナツメヤシ



1月の終わり頃に剪定されていたナツメヤシの葉




日本の関東以南の土地であれば路地植えで放任していても育つ。

ナツメヤシの育て方、4月~9月
明るい日光の当たる場所に置き育てる、用土が乾いたら水を与える。
真夏になるにつれて水やりの頻度は増やす


ナツメヤシの育て方、10月~3月
室内にいれる場合はガラス越しの日光の当たる場所で育てる。
日光を好む植物なので冬でも出来るだけ長い時間日光にあてて育てる。
水やりの頻度は控えめに用土が乾いて2~3日たってから与える。
乾燥にはかなり強い植物なので、水やりの頻度はかなり控えめで良い


 

ナツメヤシの植え替え方
4月~8月、鉢に根が張り鉢底から根が出て、根づまりを起こしそうになると、植え替える
必要がある。根はよく張るので春先には鉢底をチェックしておいたほうが良い。
鉢から根ごと抜き出した後、根を痛めないように土を1/3程度落とし、1回りサイズが
大きい鉢に植え替える。
鉢底に鉢底石を少し入れて、水はけの良い用土で植え替えを行う。
ナツメヤシは用土はあまり選ばないが、根がよく張るので株の大きさに応じて
赤玉の中粒か大粒をメインに使うと良い。


ナツメヤシへの肥料の与え方
4月~9月の間、2ヶ月に1度、化成肥料を施す。
冬はあまり成長しなくなり根に害を与える可能性があるので
冬には肥料を施さない


ナツメヤシの殖やし方
5月~8月が適季、単幹のヤシなので種からの実生で殖やす。


ナツメヤシの購入に関して注意点

以下は購入を見送ったほうが良いナツメヤシ
・ 基部の部分が腐っているもの
・ 鉢底から根がでてきているもの
・ 葉の先端が黄色く枯れこんでいるもの
・ 古株でかなり成長し、鉢とつりあいが取れていない鉢が古そうな株
・ 用土が泥状で、固まったようにこびりついているもの
・ 葉裏や基部の部分が白い綿のようなものがついているもの
・ 葉の枚数が極端に少ないもの
・ 置く場所の窓よりも背の高いもの


○ 基部の部分が腐っているもの

間違いなく購入しないほうが良いナツメヤシ
復活は不可能と思っておいたほうが良い。
根ぐされによっておこりやすい。
腐った部分よりおおめに抉り取り乾燥させると直る場合もある。

見た感じや、基部の部分を触るとやわらかいのでわかる。


○ 鉢底から根がでてきているもの
○ 葉の先端が黄色く枯れこんでいるもの
○ 古株でかなり成長し、鉢とつりあいが取れていない。鉢が古そう
○ 用土が泥状で、固まったようにこびりついているもの

以上の4点は、根づまりをおこしている可能性があり。
夏季の成長期で、植え替えしても良いのであれば大丈夫なものもある。
根がびっしりと張ってかなり力をいれても鉢から引き上げる事が
出来ない場合は鉢を割ったほうが安全。


○ 葉裏や基部の部分が白い綿のようなものがついているもの

カイガラムシがついている(ついていた)可能性が高い。
成虫を殺虫しても卵が残るのでカイガラムシがいなくても注意
葉の付け根の部分や、基部の部分に潜まれると非常にやっかい。
完全に駆除するには基部の古い部分を引き剥がして、隠れる場所が
無くなるようにしないといけない
対策はカイガラムシを歯ブラシでこすりとり、住友化学園芸 スミチオン乳剤 を散布





○ 葉の枚数が極端に少ないもの
ナツメヤシは単幹で、葉がすべて落ちると枯れてしまう可能性
あるので、出来るだけ多く葉がついているものが良い。


○ 置く場所の窓よりも背の高いもの
葉に日光があたらず、枯れてしまう可能性がある。
ナツメヤシは単幹で切り返しができないので
成長を考えるとあまり大きいものは控えたほうが良い。


ナツメヤシの購入時期について
3月~4月の季節の変わり目は避けて購入する。
・根まわりのトラブルがあった時の事を考えると夏季の成長期

○3月~4月の季節の変わり目は避けて購入する。
この時期の日本は低温と高温の変化が激しく。
夏季が成長期の観葉植物にはトラブルがおきやすいので
3月~4月の購入は控えたほうが良い。

○根まわりのトラブルがあった時の事を考えると夏季の成長期
冬には植え替えするのは適切ではないので、成長期の夏場
に購入するほうが良い。


ナツメヤシ購入後について
○購入後は半日陰で管理する。
基本的にはどのような場所で管理されていたのかわからない場合が多い
ので、半日陰からすこしづつに日光にならしていく

ナツメヤシの写真
ナツメヤシの写真2
ナツメヤシの写真、ラベル
ナツメヤシの写真、幹

 

ナツメヤシ 販売、価格