京鹿子 花の育て方 シモツケソウとの違い

学名 Filipendula purpurea.
属名 シモツケソウ属
原生地 日本
幹、茎の形状
葉の形状 カエデに似る。
種、果実、花 花は紅紫色。
類似 シモツケソウ
殖やし方 株分け

 

京鹿子 キョウガノコ(Filipendula purpurea.)はバラ科
シモツケソウ属の宿根草。
良く似た近縁種の植物にシモツケソウがある。

自生地は知られていなく、おもに栽植される。

 

葉はカエデに似た切れ込みのある葉をつける。
栽培適地は北海道~九州で日当たりの良い場所から
半日陰でもよく育つ

 

京鹿子 シモツケソウとの違い

京鹿子の白い花 画像

シモツケソウ
淡紅色の花、葉の側小葉が多い

オニシモツケ
北海道、本州に分布、大型の白花種。


キョウガノコ
京鹿子の画像

本種、シモツケソウに似る種。
シモツケソウと比べると葉が大きい
切り花や、茶花にも良く利用される。

 

京鹿子の花言葉

京鹿子の花とつぼみ画像

花の開花期は6月~7月で紅紫色の繊細な花を咲かせ
花色は普通種が紅紫色だが、白い花の咲く種もある。

京鹿子は園芸品種で花が綺麗なものが多い
これはコシジシモツケソウが改良されたもの、または
シモツケソウの雑種と考えられているらしい。

この仲間でもっとも普通に栽培されるものにキョウガノコ F.purpurea Maxim. がある。これは,福島県や新潟県に野生するコシジシモツケソウ F. auriculataKitam. の改良されたものか,それとシモツケソウとの雑種と考えられていて,葉に側小葉がほとんどなく,果実もめったにできない。花は普通は淡紅色であるが,白花の咲く品種もあり,ナツユキソウといわれる。

出典 – 世界大百科事典大二版 シモツケソウ

京鹿子の花言葉は

「無益」

「はかなさ」

「質素な美」

「密かな恋」

など。

京鹿子の小さい細かい花を表しているような言葉が多いように
思える。

 

京鹿子の育て方

京鹿子の葉と花 画像
京鹿子の植え替え・植え付けかたは
適期は3月または10月下旬~11月下旬、強い西日は嫌うのであたらない場所を選ぶ。
水もちのよい湿度を保てる土壌が最適。

 

地面を深く掘り腐葉土を有機質肥料をすき込んでから植えつける。
鉢に植える場合の用土の配分は、赤玉土5、軽石砂2、腐葉土3

 

水切れしないように、夏場の高温期は毎日水を与える
ほかの時期は用土が乾燥してから。

密生する京鹿子 画像
肥料芽だし後と花後年に2回与える。有機質肥料を用土に施す。

増やし方株分けで
適期は3月または10月下旬~11月下旬。

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