植物名ココスヤシ
適した日当たり日なたが好ましい植物 遮光率0%~15%
適した温度0度以下にならなければ越冬できる植物
適した水やり一般的な観葉植物の種類と同じ程度の水やりでよい植物
学名Butia yatay.
属名ブティア属
原生地ウルグァイ
幹、茎の形状単幹、高さ8~10m 直径50cm
葉の形状羽柄にトゲあり、羽状葉は2m
種、果実、花果実は9月頃に結実する、卓球ボールぐらいの大きさ。
類似
殖やし方種から実生

ココスヤシ

ココスヤシ(Butia yatay.)はヤシ科ブティア属の植物。
日本の公園や街路樹としてよく見られる巨大なヤシ。
アルゼンチン北東、ブラジル南およびウルグアイが原生地。
日本では流通性があり苗木が通販やオークションなどで販売されている。

ココスヤシの特徴

 普通の園芸店やホームセンターなどではあまり販売していないので
一般的にはしられていないが、ココスヤシは耐寒性、耐陰性があり、
害虫もあまりつかないので、アレカヤシ、フェニックスロベレニーなど
よりも手入れが楽なヤシ。
鉢植えで育てるとそれほど大きくはならないのでオススメできるヤシの一つ。

気候があっている場所に露地植していると、あまり手入れしなくても枯れることはない。
ただし、路地植えするとかなり大型に成長し、引き抜くことが困難になる。

ココスヤシの耐寒性

成木になると-7℃にまで耐えることができる強靭なヤシ。
日本の公園や街路樹として植えられているだけあり
大型になると、ある程度雪が降り積もっても枯れることは無い。

小さい苗であっても戸外で冬越可能。

2) 耐陰性
日のあたらない場所でもよく耐えて育つ、木漏れ日だけがさすような
場所で種がそのまま発芽しひっそりと自生している所をみかける。

耐陰性はあるものの日があたらない場所で育てると、葉だけが間延び
したような形状になり、幹の下の部分がソテツのように太くなるのに
かなりの時間を要する。

ココスヤシの外観

葉は羽状葉で 色は緑色ではなくやや青っぽい色。
幼苗のときはアレカヤシやメキシコケンチャとは違い葉柄の下のほうにまで葉がつく
ある程度の大きさになると葉が反り返る。

ココスヤシの花

花は仏炎苞。9月頃に果実の付いた大型のココスヤシを見てみると
幹頂部からサーフボードを細くしたような形のものが付いているのが見られる事がある。
あれが仏炎苞であり、ココスヤシの花にあたる。

ココスヤシの実

By: Daniele Gidsicki
写真は熟す前の果実、緑色をしている。

ココスヤシの実は9月頃に結実する、ココスヤシの近くにいくと甘い芳香がするので
すぐに結実しているのがわかる。

ココスヤシの実は甘くて食べることも可能。
マンゴーのような味がするが種が大部分をしめ、繊維質がおおく
食べれる領域が非常に少ない。食感をたとえるならパイナップルを
硬くしたようなもの。食べるというよりも果汁を吸うといった感じだ。

繊維質が多いためか、果実は腐りづらく長持ちする。



By: Forest and Kim Starr
果実は熟すと橙色になる。
一房から多量の果実がなるのでありあまるほど実が取れる。


ココスヤシ急に枯れだす原因

ココスヤシは水分があれば幹の栄養分だけでかなりの期間枯れることことはないので
根が機能していてなくてもわかりづらい。
実際にほとんど根のない、地表から50cmぐらいのココスヤシが数年ほど枯れずに維持はできていた、ただし成長期の
夏場になっても新しい葉は一切出ずに成長が止まったままだった。
このことから庭に植えて元気なように見えても、急に枯れだすようなことになる場合もある。
枯れたココスヤシを掘り出してみて、茶色い腐ったような根しかない場合はおそらく枯れた原因は
新しい根が出てきていないのが原因だろうと考えられる。

 

ココスヤシの育て方


春季(3月後半~5月)夏季(6月~9月前半) 成長期
  • 置き場: 戸外の日当たりの良い場所
  • 水やり: 3月~4月は少なめ
  • 肥料 : 5月後半~9月まで、2ヶ月に一度
  • 置き場: 戸外の日当たりの良い場所
  • 水やり: 多め
  • 肥料 : 与える。
秋季(9月後半~11月前半)冬季(11月後半~3月前半)
  • 置き場: 戸外の日当たりの良い場所
  • 水やり: 少なめ(2週間に1度)
  • 肥料 : 与えない
  • 置き場: 戸外の日当たりの良い場所
  • 水やり: 少なめ。
  • 肥料 : 与えない

  • ※ 水やり、肥料についての項目は「分量」ではなく「頻度」なので注意。
  • 水やりの給水量ほとんどの観葉植物に共通で、行う時は年を通して鉢底から流れ出る
    ほどにたっぷりと与える。
  • 肥料は主に規定量に従い肥料を与える。 詳しくは肥料の与え方

ココスヤシ春季の育て方


  • 気温が上がって、新葉が成長し始めたら肥料を行っても良い。

  • 鉢で育てている場合
    根がはっている場合は5月後半頃~9月の間に植え替えを行う。
    根のはりを確認し、根がはっている場合は植え替えを行う。
    鉢底から根が飛び出している場合は、必ず植え替えする。

 ココスヤシ夏季の育て方

  • この時期に葉が黄色になって枯れ始めると、害虫や根ぐされの可能性が高い。

  • 室内で育てている際は、冷房の風に当てない

  • 7、8、9月あたりは、盛んに成長するので水やり、肥料の頻度を多めにする。

 ココスヤシ秋季の育て方

  • 冬に近づくにつれて成長が鈍るので、水やり、肥料の回数は控えめに。

 ココスヤシ冬季の育て方

  • 部分的に葉が黄色になっても、その黄色くなった部分のみをカットする。

  • 室内の空気湿度を保つ、霧吹きで葉水する、暖房の風には当てない

ココスヤシの植え方


 適季は梅雨期、苗木を植え付ける場所は日当たりの良い場所を選ぶ。

植え方は、やや深めに穴を掘り、まずその上に腐葉土と
有機質肥料を混ぜ
、穴を埋め込んだ跡に、浅い部分にココスヤシの苗木を植えて
土を盛り付けて穴を埋める。
ぐらぐらとしないように確りと土を盛り付ける。

ココスヤシ増やし方


 ココスヤシは単幹のヤシなので、増やし方は種から実生で行う。
苗床の温度が問題なければ発芽する可能性は高い。

苗床の温度は10~14度が理想的で、発芽には10か月程度かかることもある。


過酷な環境にも耐えるヤシであるが、幼苗は
植え替えにはそれほど強くないので、植え替え時は日陰で安全に育てたほうがよい。

ココスヤシの購入に関して注意点

以下は購入を見送ったほうが良いココスヤシ
・ 基部の部分が腐っているもの
・ 鉢底から根がでてきているもの
・ 葉の先端が黄色く枯れこんでいるもの
・ 古株でかなり成長し、鉢とつりあいが取れていない鉢が古そうな株
・ 用土が泥状で、固まったようにこびりついているもの
・ 葉裏や基部の部分が白い綿のようなものがついているもの
・ 葉の枚数が極端に少ないもの
・ 置く場所の窓よりも背の高いもの


○ 基部の部分が腐っているもの

間違いなく購入しないほうが良いココスヤシ
復活は不可能と思っておいたほうが良い。
根ぐされによっておこりやすい。
腐った部分よりおおめに抉り取り乾燥させると直る場合もある。

見た感じや、基部の部分を触るとやわらかいのでわかる。


○ 鉢底から根がでてきているもの
○ 葉の先端が黄色く枯れこんでいるもの
○ 古株でかなり成長し、鉢とつりあいが取れていない。鉢が古そう
○ 用土が泥状で、固まったようにこびりついているもの

以上の4点は、根づまりをおこしている可能性があり。
夏季の成長期で、植え替えしても良いのであれば大丈夫なものもある。
根がびっしりと張ってかなり力をいれても鉢から引き上げる事が
出来ない場合は鉢を割ったほうが安全。


○ 葉裏や基部の部分が白い綿のようなものがついているもの

カイガラムシがついている(ついていた)可能性が高い。
成虫を殺虫しても卵が残るのでカイガラムシがいなくても注意
葉の付け根の部分や、基部の部分に潜まれると非常にやっかい。
完全に駆除するには基部の古い部分を引き剥がして、隠れる場所が
無くなるようにしないといけない
対策はカイガラムシを歯ブラシでこすりとり、住友化学園芸 スミチオン乳剤を散布





○ 葉の枚数が極端に少ないもの
ココスヤシは単幹で、葉がすべて落ちると枯れてしまう可能性
あるので、出来るだけ多く葉がついているものが良い。


○ 置く場所の窓よりも背の高いもの
葉に日光があたらず、枯れてしまう可能性がある。
ココスヤシは単幹で切り返しができないので
成長を考えるとあまり大きいものは控えたほうが良い。


ココスヤシの購入時期について
3月~4月の季節の変わり目は避けて購入する。
・根まわりのトラブルがあった時の事を考えると夏季の成長期

○3月~4月の季節の変わり目は避けて購入する。
この時期の日本は低温と高温の変化が激しく。
夏季が成長期の観葉植物にはトラブルがおきやすいので
3月~4月の購入は控えたほうが良い。

○根まわりのトラブルがあった時の事を考えると夏季の成長期
冬には植え替えするのは適切ではないので、成長期の夏場
に購入するほうが良い。


ココスヤシ購入後について
○購入後は半日陰で管理する。
基本的にはどのような場所で管理されていたのかわからない場合が多い
ので、半日陰からすこしづつに日光にならしていく

ココスヤシの結実

 

ココスヤシ 販売、価格

 

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