セローム 根上り 広がるのは
学名 | Philodendron selloum |
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属名 | フィロデンドロン属 |
原生地 | |
幹、茎の形状 | 根上り、気根あり。 |
葉の形状 | 広く、切れ込みが多い。 |
種、果実、花 | |
類似 | |
殖やし方 | 種から実生 |
(セローム 巨大な写真)
セローム(Philodendron selloum.)はサトイモ科フィロデンドロン属の植物
根上りの部分から気根が生えてくるのが
どこかしら熱帯植物を思わせる、人気のある観葉植物。
耐寒性はまずまずあり。
セローム 広がる
この根上りの気根が熱帯植物感あり?
少しセロームの欠点を出すと
英名でhorseheadと言われるだけあって
葉の柄の部分が非常に長く伸びるので場所をとる、室内に
置く場合にはあとから邪魔になる可能性があるので
購入する際は注意したほうがいい。
(広い部屋なら逆に見栄えがよくて問題ないでしょう)
(巨大なセロームは葉柄の部分がかなり伸びる)
さらに冬に日光にあまり当てていない場合は
徒長し余計に場所をとることになる。
セローム 根上がり 方法
ひたすら剪定を繰り返していくと大きく根上がりになる。
セロームは成長期でも葉を出すのにそこそこ時間が
かかるので。
短期間で根上がりにするということは
できない。
気根が出てくると出来る限り土の上に置いてあげるほうがよい。
気根が土の中まで伸びると、細かな根が張りしっかりと株を
支えるようになる。
気根は多少折り曲げると、外の茶色い皮みたいな部分が破れた感じに
なるが、中の白い部分が千切れない限り問題ないので
どんどん折り曲げて、土の中に埋めてやるほうが成長は早い。
外に出していたほうが見た目が好きな人はそのままでも良い。
セロームの育て方
セロームはサトイモ科なので日陰でもよく耐える。
置き場所はあまり選ばないが強い直射日光はさけて置く。
出来れば半日陰のような場所で育てるほうが綺麗に株を
保つことができる。
慣らせると直射日光があたる場所でも問題がない。
耐寒性はややあり、0℃でも耐えるが、寒風に当てると葉
が痛むので冬は室内で育てる。
関西方面では地植えにしても枯れずに越冬している
セロームを見かけることがある、ただ冬の時期は葉は
黄色くぼろぼろになっている。
セロームの育て方 夏
戸外に出す場合葉やけを起こさないため
いきなり直射日光に当てず少しづつならしていく。
家の中でも日光が当たる場所に置き育てる。
水やりは用土が白っぽく乾いたら行う。
真夏は半日陰の戸外に置き育てる、この時期は
毎日水を与えたほうが良い。
(気温が高ければ水辺でも問題なく育つ)
セロームの育て方 冬
室内の日光が当たる場所に置き育てる。
用土が完全に乾燥してから水を与える。
冬にあまり日光に当てない場合はかなり葉が
徒長することになる。
冬の寒い時期は水やりの頻度はかなり控えめに。
8号や10号の鉢であれば、1月に一度の水やりでよい。
週1~2回、霧吹きで葉水する。
セロームは葉の枚数が少ないので冬に葉を失うと
完全に枯れる可能性あり。
葉が急に枯れはじめると害虫の可能性あり。
セロームの土・植え替え
5月~6月が適季、株が大きくなり鉢底から根が
出始めると植え替えを行う。
大きいサイズのセロームは植え替え後、風などで
ぐらつくこともあるので、支柱で支えてやると良い。
用土はあまり選ばない、赤玉土3、腐葉土1、川砂1の割合で作る。
市販の観葉植物の土でも問題ない。
セローム 増やし方
一般的には種からの実生のみ。
分岐しない限り株分けなどでも増やすことはできない。
試験的に行ってみたのだが、気根が葉の付け根の部分から
出てきているセロームがあったので、一部分幹を切り取り
植えてみたが、失敗に終わった。
うまく行えば、殖やせそうな感じではあるが。
葉の付け根を見てもらうとわかるが非常に切り分けづらく
ミスすると全ての葉を失うことになる、しかも母体の幹の部分が
少し欠けたようになるのであまりいい殖やしかたでも
ないだろう。
TAGS:剪定, 成長, 成長速度, 育て方
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