にんにく 乾燥方法
ニンニクは他の野菜と比べて栽培方法がわかれば
それほど手間がかからず、家庭手菜園の野菜としても人気があります。
植え付けてから収穫までに時間がかかりますが、一度収穫
してしまえば、かなり長期保存が出来るので
その間、美味しくいただけるのがいいです。
とりたてのものもおいしいですが
特に家庭菜園でも収穫量が多い場合は、ニンニクはそれほど多く消費できない
こともあり長期保存のためにニンニクの天日干しが
必要となります。
地域によって違いますがニンニクの硬化には3~4週間かかります
手順さえあっていれば、傷めることもなく
長期保存が可能です。
天日干しは手順さえ押さえておけば、特に特殊な道具なども必要と
しないのでしっかりと硬化させましょう。
ニンニクの収穫後 長期保存させるコツ、天日干しの手順を載せておきます。
にんにく 乾燥方法 収穫後に洗うのはNG
(ニンニク収穫後は水では洗わない)
ニンニクを時間がたってから使う場合いったん乾燥させて硬化させる
必要があります、収穫後も汚れを払うことから始め
水で洗い流したり、球根をぬらさないようにしてください。
球根が水分を含んでしまうと、雑菌が増えて病気に
なることもあります。
にんにく 乾燥方法 場所
収穫したニンニクを天日干しする場所は、日光の当たらない
風通しの良い場所が好ましいです。
上に書いたように、硬化させるまで水分を充てるのがダメ
ですので、軒下のような雨のあたらないような場所というのが条件となります。
日焼けの影響を受けやすいので、あまり日光の当たる場所は
やめておいたほうがいいです。
乾燥させ硬化するときに直射日光をあてると、食べる際に
風味が悪くなることがあります。
湿度が高いと菌やカビが発生する可能性があります。
とにかくニンニクを乾燥硬化させるさいは水分がダメなので
- 風通しのいい
- 直射日光の当たらない
- 雨があたらない
- 湿度のそれほど高くない
などの条件がそろっている場所がよいです。
にんにく 乾燥方法 茎や根の取り扱い
ニンニクを乾燥している間は茎や根を取り除かないよう
にしてください。
すべての水分が蒸発するまでに、球根は茎や根からずっと養分を
取り出し続けます。
よく野菜や植物などを育ている方などならご存知かと思いますが
植物をカットした部分から、菌が侵入してきて腐るという
こと、特にすぐに乾燥しない植物やカットした部分が大きい場合に
よくそうなります。
ニンニクの茎などをそのままにしておくことは、完全に硬化する前に
部分的にカットしてしまうと菌類や土壌の汚染物質によりニンニクを
傷めるのを防ぎます。
にんにく 乾燥方法の手順
①汚れを払い落とす
保存するときは、ニンニクについている
土が乾燥していない時は、ある程度土を
乾燥させてから、ニンニクの土を払い落とします。
②風通しの良い場所に保存
吊るして保存するか、野菜用のメッシュバックなど
風通しがよく、乾燥状態を保てる所に置いておきます。
③一か月程乾燥させる
1か月ほど、換気のいい風通しのいい場所にしっかりと天日干し
しておくと、根はかなり固くなり茎の部分も完全に茶色く
なり乾燥します。
※1か月はやや大きいニンニクの場合で、小さいものであれば
もっと短い期間でも乾燥する場合もあります。
ジャンボニンニクの場合は1か月程必要です。
硬化した状態の目印は、球根の外側の部分は白っぽく
なりかなり縮みます。
(乾燥し硬化したニンニク)
⑤不要な部分をカットする
ニンニクが硬化状態になると、後は根や茎を剪定ばさみなどで
カットしても問題ありません
その際に球根の皮がいくつか剥がれおちますが、特に問題ないです。
汚れがついている場合は、多少球根の皮をむいても問題なしです。
⑥長期保存可能
適切にニンニクが硬化することによって、ニンニクは数か月
保存することが可能です。
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