パキラ 白い斑点とカビ
観葉植物パキラは英語圏でmoney treeとして
金運に関係しているので人気がある植物です。
日本でも人気があり、植物を売っているような場所では
どこでもよく目にします。
パキラを購入して、管理していると
細かい粉のような、白い斑点が
パキラの葉にかけられているように
見かけることもあるかもしれません。
パキラにそういう白い斑点がつくとほとんどの場合
『うどんこ病』という病気です。
うどんこ病は菌の一種なので、6月や9月などの雨季によく発生します。
長時間の雨の間に簡単に増え、他の観葉植物から
簡単にうつるので、とくに観葉植物を多数購入するような
初心者の方は他の観葉植物からうどんこ病
をうつすということが比較的多いかと思います。
白い斑点 発生原因 ポイント
- 6月や9月などの雨季
- 他の観葉植物から
そのままにしておくと白い斑点がついたパキラの葉は徐々に
黄色に変わり、枯れ落ちることがあります。
うどんこ病は他の葉や植物に移りやすい病気ですが
すぐに対処すれば
パキラ自体はすぐには枯れることもない病気です。
植物の場合病気にかかるとよく
枯れてしまうのように感じますが、パキラの場合
うまくいけば、それは自然に治ることもよくあります。
しかし、すべての葉が白い斑点のうどんこ病で
覆われていれば、パキラはかなり弱体化します
その結果、別の原因で枯れることもよくあります。
パキラ 白い斑点 ポイント
- 白い斑点はほとんどうどんこ病
- 湿度の高い雨季によく発生
- 他の観葉植物から簡単にうつる
- パキラ自体はすぐには枯れることはない
- 放置するとかなり弱体化する
パキラ 日が当たらない問題
また、うどんこ病になる場合
日が当たらないの風通しの悪い環境の場所で育てている
ということが多いです。
このためにもしかかったとしても
湿度の高い雨季をすぎたとしても
自然と治りづらいです。
うどんこ病にかかってしまったパキラの鉢植えのものは、
日陰から日当たりのよい場所に移動させる
ことをまず第一に行います。
パキラのカビ
パキラにかかる白い斑点のうどんこ病は、糸状菌と
呼ばれるカビの一種によって引き起こされ
暗く湿った環境を好みます。
白渋(しらしぶ)病ともいい、植物の葉や茎の表面にうどん粉をまいたように白いカビを生ずる病気で、子嚢(しのう)菌類に属するウドンコキン科のカビの寄生によっておこる。
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) うどんこ病
駆除するのはうどんこ病の葉を取り除くことです。
枯れ葉にはカビが生えているので、下に
落ちているものを処理する必要があるかもしれません。
葉をとりのぞいた後、可能な限り太陽の下で
風通しのよい換気された場所に移動すれば治ることもあります。
問題としては、それは菌なのでうどんこ病が
ついた手で接触したのちに普通の葉や
他の植物にさわるとまた感染します。
パキラ 土のカビ
パキラが白い斑点のうどんこ病になってしまうのは
病原体が増殖しやすい環境で管理するのが
主な理由。
パキラがうどんこ病になったとき
日陰で培地を濡らしているようにしていると
カビが現れることがあります
多くの場合、用土がその状態にあるはずです。
うどんこ病は上に載せたように真菌の
一種であり、媒介生物の1つです。
簡単によく増えます。
パキラ カビの原因 ポイント
- 6月や9月などの雨季によく発生
- 他の植物から媒介することもよくある
日陰で培地を濡らしている
パキラ 白い斑点 カビを除く ポイント
- うどんこ病の葉を取り除く(枯れ落ちた葉も)
- 太陽のあたる風通しのよい換気された場所に移動
- 駆除用を散布する
幹や葉の地上部にはスミオチン乳剤、マラソン乳剤
土にはオルトラン粒剤
パキラ 黒い斑点
パキラが白い斑点でなく黒い斑点のようなものも
みかけるかもしれません。
葉のがすすのようになるものは、はすす病の症状です。
うどんこ病のように、パキラはすす病も
なりやすい病気の一つです。
こちらも菌なので、白い斑点のうどんこ病と
同じように葉を取り除きます。
しおれた葉にはカビが生えているので、手作業で
処理する必要があるかもしれません。
これも同じように他の植物に移さないように注意してください。
うどんこ病は、と比べると
すす病のほうがかかることが少ないです。
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