イチゴノキの種類
学名 | Arbutus unedo. |
---|---|
属名 | イチゴノキ属 |
原生地 | ヨーロッパ |
幹、茎の形状 | ごつごつとした幹質 |
葉の形状 | 緑の楕円形 |
種、果実、花 | 果実はヤマモモに似ていて、花はブルーベリーに良く似る。 |
類似 | ブルーベリー ヤマモモ |
殖やし方 | 挿し木 |
イチゴノキ(Arbutus unedo.)はツツジ科イチゴノキ属の
常緑高木で樹高5m~10mにまで成長する。ヨーロッパ原産。
(ブッシュ状の樹形に育てつイチゴノキ)
秋に花芽がつき1年かけて果実が熟すのがイチゴノキの特徴。
剪定せずにそだてると、ブッシュ状の樹形に成長するので
庭の目隠しなどに利用しやすい。
耐寒性があり成木であれば-10℃までも耐えることができる。
イチゴノキはアイルランドでも自生しており、
アイルランドはおおよそ東京都心との平均温度と似ているので
東京の都心部および、それ以南の地域でも露地栽培は可能である。
イチゴノキの種類
ヒメイチゴノキ(コンパクタ)樹高が低い。
ベニバチイチゴノキ(ルブラ)樹高1m~3m。
イチゴノキの育て方
イチゴノキの育て方 春夏 3月~9月
植え付けしていない株があるようであれば、この時期に植え付けを行う。
根は深く張るので、植えつける場所を深めに掘り腐葉土と有機質肥料をまぜて
イチゴノキを植えつける。
イチゴノキはあまり土壌は選ばない樹木であるが、石灰質を含む
カルシウム豊富な土壌の方が成長が好ましいので、炭カル、苦土石灰など
を適切に土壌に施す。
幼木の時は冬の時期、風で傷みやすいので、鉢植えである程度の大きさになるまで
成長させるか、周囲を防風シートなどで囲むようにして防風対策を施す。
2月~3月、9月は 剪定を行う時期、剪定は殆ど不要になるが、枝先に着いている花芽を
切り落とさないように、開心自然形に近づけるように剪定していく。
イチゴノキの育て方 秋冬 10月~2月
開花する時期、イチゴノキは自家受粉せずにも結実しやすいのであるが、まだ
樹高が小さく多数の花芽がついていない場合は確実に受粉させるために
筆などで花をなぞるよにして人工授粉させる。また多くの果実ができても
摘果する必要もない。
果実は9~12ヶ月で熟す、赤くなり熟すと
自然落下するのでその前に収穫する。
イチゴノキの肥料は 2月、9月に行う、肥料は
有機質肥料を中心に施す。
病害虫新芽にアブラムシ、カイガラムシが
つく程度、基本的にほとんどつかない。
増やし方は挿し木や、圧条法などで増やす事が可能。
挿し木は、梅雨期を選ぶと湿度が保たれるので発根させやすい。
TAGS:庭木, 植木, 種類, 育て方
イチゴノキの種類と同じカテゴリ
イチゴノキ 値段