ヤシャブシ ハンノキ 違いと実

 

ヤシャブシ 画像

 

 

ヤシャブシ 根粒菌

ヤシャブシと土

 

カバノキ科ハンノキ属のヤシャブシは根に根粒 菌を宿すので
痩せた土地でも良く成長する。
この根粒菌というのものは、他の植物でも
みかけられる、マメ科の植物や、アスパラガス、ストレリチアなど。

ヤマモモもなどはヤシャブシと同じ
放線菌の1種のFrankia が根に根粒を作る。

 

ヤシャブシ 樹皮

ヤシャブシ 幹

ヤシャブシ 樹皮は
樹皮は写真のようにやや樹皮が不規則
はがれるような幹となる。

ヤシャブシ の 実

ヤシャブシ 実2つ

実は穴が開いているようなまつかさ状をした球形。
写真のように緑から茶色に変色する。

 

ヤシャブシ 青い

(つきたてのもの)

ヤシャブシの実 茶色い
(茶色く変色)

ヤシャブシ 実 時期

ヤシャブシ 実 大量

ヤシャブシの実の時期は5月頃は
まだ緑色をしていて青いものがある。
次第に、茶色っぽくなっていく。
写真のものは6月頃。

 

お馴染みのまつかさ状で黒っぽい色に
なっても、ある程度の期間は落ちずについたままになっている
新しい実と前年のものが同時にみられる。

ヤシャブシ 実 新旧

ものによっては一年中実をつけているので自生していたりするものも
比較的見つけやすいかと思う。

 

ヤシャブシ 使い方

ヤシャブシ 青い実

ヤシャブシの実の使い方は基本的phを酸性に傾け
させたい時に使う。


実は水に漬け込むとブラックウォーターになって、ph調整用にも
使うことができる。
土壌の ph測定器をもっているのなら
園芸の時際にも使えるのかもしれない。

一般的には、良く鑑賞魚などの水槽の水質を改善するために
つかわれるようだ。

ヤシャブシ 自生


思ったよりも、ヤシャブシは実がわかりやすく野山で
見かけることも多いので、必要のあるひとは試しては。

 

ヤシャブシ ハンノキ 違い

 

花の違い

 

ヤシャブシは柄のがなく直接枝から下垂する、開花時期は3月ごろ。
新芽と同時か、まだでていない時期に花を咲かせる。

 

ハンノキは長い柄の先から雄花序が下垂させる。開花時期は2月~3月ごろ。
新芽がでる前に花を咲かせる。

 

葉は異なるので違いがわかりやすい。

 

ヤシャブシは葉は縁の鋸歯が大きい

 

ヤシャブシ 葉

ハンノキの葉は縁の鋸歯が小さい

 

ハンノキ 葉

 

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