スターフルーツの育て方
学名 | Averrhoa carambola. |
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属名 | ゴレンシ属 |
原生地 | 東南アジア |
幹、茎の形状 | |
葉の形状 | |
種、果実、花 | 果実はスライスすると星型 |
類似 | |
殖やし方 | 挿し木 |
スターフルーツ(Averrhoa carambola.)はカタバミ科ゴレンシ属の常緑低木で
樹高2mぐらいまで成長する、東南アジア原産。
独特の特徴はその果実の特徴で、果実を横にスライスするとまるで型でとった
ような星の形の断面になる。
この事から名前がスターフルーツと呼ばれている。和名は和名は五歛子(ごれんし)。
スターフルーツの果実の味は、やや酸味がつよい品種や、甘い品種の物がある。
甘い品種の物は食味はすばらしい。利用法は生食、ジュース、サラダなど
食べ方も多くある。
果実の結実は、接ぎ木苗で2年~3年、実生のものが4年~5年になる。
東南アジア原産の熱帯果樹なのでスターフルーツは耐寒性がないと
イメージを持たれるかもしれないが0度近くまで耐えることが
できるので、割と寒さには強い植物にあたる。
小葉はネムの木のように夕方に下垂する性質をもつ。水不足のように見えるが
これはスターフルーツの性質になる。
スターフルーツの種類
二系統あり、味が甘い大果品種と甘ずっぱい小果品種。日本ではあまり品種は
明記されずに販売されている。
スターフルーツの種類、品種名
- スターフルーツ B-10、B-17、マレーシアの品種
- スターフルーツ ファンタン、タイの品種
- スターフルーツ アーキン、フロリダの品種
- スターフルーツ カレー、スリーケンバンゲン、ハワイの品種
- スターフルーツ 竹葉、蜜桃、白糸桃、台湾の品種
(全て甘み系の品種)
12月~2月 冬
剪定を行う時期、3年生になるまでは、切り返しして、※開心自然形の
形に仕上げていくように剪定していく。
果実が結実するようになったら、枝の先端部や混み合った部分の枝などを
剪定する。
※開心自然形
かいつまんで説明すると、幹を中央にして3本の主枝を
別方向の位置で残す。前から見たときはV字型のようになる。
中央の日当たりと風通しがよくなり、花芽がつきやすくなる。
4月~5月 春
植え付けをしていない株があればこの時期に植え付けする。ある程度大きい
株に仕立てて、果実を多く収穫するためにやや大きめの鉢に植えつける。
枝が細くやや安定しないので、支柱を立てて幹を支える。
日当たりの良い暖かい場所に置き育てる。
鉢植えの場合50cm~60cmまで幹が成長すると切り返す。
5月~8月 夏
開花の時期、夏季に入り気温が20度を越えてくると開花する。
自家受粉するので、人工授粉は不要。雨に濡れると花粉が流され受粉
しなくなる可能性があるので雨を避ける場所に置く。
7月~8月 夏
多くの果実が結実したとき、葉10枚程度に1つの果実にするように
小さいものや、形がわるいものを摘果する。
7月~10月 夏
開花後約、120日~150日で果実は熟す。果実が以下のような状態になると食べごろ。
(黄緑から黄色く変色する)
- 果実の色が黄色に変色する。
- 果皮に透明感が出てくる。
- ワックス状のようなものが出てくる。
- 梅が熟したような香りがする。
肥料の与え方
夏季は2ヶ月に一度、化成肥料を与える。
病害虫
ハダニ類とスリップス、路地植えだと果実をヤガやカメムシの被害を受ける。
増やし方
梅雨期に挿し木で増やす、詳細は挿し木のページで。
TAGS:実, 庭木, 栽培, 植木, 沖縄, 育て方
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