レモンの挿し木
学名 | Citrus limon. |
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属名 | ミカン属 |
原生地 | インド |
幹、茎の形状 | トゲがある品種と無い品種がある。 |
葉の形状 | |
種、果実、花 | おなじみの黄色い果実。 |
類似 | |
殖やし方 | 挿し木 |
レモン(Citrus limon.)はミカン科、ミカン属の常緑低木で
樹高は2,5m~3mになる。
柑橘類の中ではもっとも寒さに弱い種類にあたる。
路地植えは関東より南部の地域の暖地に適している。
耐寒性は-3℃程度と耐寒性がないものではないと厳しい。
レモンの種類
レモン リスボン:日本でもっとも多く栽培されている、耐寒性が強く多くの実をみのらせる。
レモン ビラフランカ:耐寒性が強い、隔年結果しづらい。
レモン マイヤーレモン:酸味がすくなく、耐寒性が強い。
レモン ユーレカ:耐寒性はやや弱いが、トゲがない。多くの実をみのらせる。
料理に使い勝手のいいレモンを
そだてて、収穫するのはいかがでしょうか。
直接摘み取ってすぐのレモンは、酸味がありなかなかいいのですよね。
結実後もそれなりの期間の間をあけて収穫できるので
庭に一株植えていると、調理の際に手軽に利用でき
非常に重宝します。
レモンは挿し木できますか?
という質問をよくみかけますが
結論から言うとレモンは挿し木可能です。
しかし、接ぎ木と、種をまいて増やすというのが一般的です。
レモン 挿し木 結実
挿し木したものでも結実する
ことができます。
しかし、種をまいてもかんたんにつくこというこ
とと、挿し木にすると実つきが少なくなることもあります。
料理として使うには実はあまり数は多くは
必要ないとおもうので庭木として、挿し木で
増やすのはいいかもしれません。
レモン 挿し木 時期
(蕾が出る前に挿し木を行う)
実がすべて終わったあと、ある程度の収穫時期の期間を
おいてから、挿し木を行います。
実の途中や終わってすぐには、養分が減っているので
おすすめはできません。
レモンは、充実した前年枝を挿し木にする4月ごろの挿し木がおすすめです。この時期でもまだ実がのこっていることがありますが。
実をすべて収穫してからお礼肥などを与えたあとで行います。
挿し木の途中で梅雨期にもはいるので挿し穂の水分が
保たれやすいので、それほど挿し木が枯れにくくなります。
レモン 挿し木 方法
接ぎ木と、種が一般的ですか
挿し木の方法も載せておきます。
挿し木の時期にもよりますが、レモンは比較的かんたんに
つきます。
挿し木の事前準備
数週間前から穂木への養分蓄積。
実をとったあとお礼肥を与える。
採取前からリン酸、カリウムの液肥などをを多めに与える。
数週間晴れの続いた後の日を選ぶ
レモン 挿し木の仕方
事前に剪定バサミや刃物なと、切り口にふれるものの雑菌を取り除いておく
できるかぎり用土に近い新しい部分の穂木を採取する。
葉を2~3枚程度残るようにして
穂木を剪定バサミで8~10㎝程度に切り分ける、下葉をおとす。
葉を半分程度に切る。
刃物で穂木の切り口斜めにカットして、さらにとがった先端を
少しだけくさび状に切る。
できたものを水に1~2時間つけこむ。
切り口にメネデールやルートンの発根剤を塗り込み、鹿沼土小粒の用土に
少し斜めに挿す。
間隔は葉がふれあう程度です、挿し穂を
固定する意味があります。
鉢やプランターの場合、端の部分に挿すと挿し木が付きやすくなります。
レモン 挿し木 発根
挿し木 の発根を確認するには、軽く挿し木を引っ張るということで
確認できます。発根が確認できると、すこし抵抗ができます。
数多く挿し木している場合は数週間に一度1本だけ抜いて確認しても
いいかと思います。
挿し木したものの置き場は風のない
半日陰の場所、水の蒸発を防ぐため。乾燥を防止するために十分な潅水を行う。
水やりのさいに、挿し木したものを動かさないように
するために上から水を掛けず。用土付近から少しずつ与える。
4月ころから挿し木を始めた場合はの
約2~3ヶ月程度で発根して新芽がでてきます。
レモンの育て方
肥料は元肥3月、有機質肥料。追肥10月、即効性の化成肥料。
増やし方は梅雨期に挿し木で増やす。
梅雨期は湿度が保たれるので発根させやすい。
レモン 冬
耐寒性にやや不安があるので、植え付ける場所は日当たりの良い冬に
強風にさらされない場所を選ぶ、やや深めに穴を掘りその上に腐葉土と
有機質肥料を混ぜ穴を埋め込んだ跡に、浅い部分に土を盛り付けて植え込む。
果実がつきはじめるまでの数年は放任して枝を充実させる。
果実がつきはじめた年から、剪定を行う、樹勢がつよく、放任していると
花芽がつきづらいので開心自然形に仕立て上げる、徒長枝、混み合う枝を
主に剪定する。春枝に花芽を充実させるため、夏枝、秋枝を切り返す。
春枝の先の花芽は切り返さないように剪定を行う。
実のつき方は冬果、春果は、春枝の先端に花芽が出来て結実して、果実は年を越して
熟する。1本の木に蕾、花、幼果、熟果が同時に出来る。
レモン 7月下旬~8月(秋果)、10月(冬果)
レモンは暖地でない場合は、冬果は摘み取る。
秋果は葉を20枚~30枚につき果実1つ程度に抑え、後は摘果する。
レモンは5~6月、7~8月、9~10月に3回果実を実らせる。
春、夏のものはすべて摘果して、秋のものを熟させるようにする。
レモン 秋
実を収穫する、レモンは緑色の果実でも、黄色くなったものと
同じように利用する事ができる。時期は12月~3月
レモンの花言葉
ほとんどレモンを育ててないような人は
主に果実のみ見たことがあってあまりレモンの花を
みたことがないと思います。
(レモンはこんな花)
意外にもレモンの花言葉はたくさんあります。
情熱
熱意
愛に忠実
誠実な愛
愛の忠誠
心からの思慕
花心からの思慕
誠実な愛
熱情
熱意
分別
陽気な考え
などの言葉で、樹木や花や果実によって花言葉が
わかれます。
レモンの樹木の花言葉
「誠実な愛」
「思慮分別」
レモンの花の花言葉
「香気」
「心からの思慕」
レモンの果実の花言葉
「陽気な考え」
「熱情」
「熱意」
レモンの花になると、香りを現したもので、果実になるとあの
特徴的なすっぱさを現したような花言葉に
なっています。
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