梅 挿し木 初心者でも簡単 写真つき
梅はそこまで大きくない木からでもひとつの木から
数百個ぐらいの大量の実ができる
ので一本庭に植えているだけても
十分に梅干しなどを作ることができます。
これから春という時期に咲く花もなかなか見ごたえがあります。
梅干しは作るのが面倒なところがあると
おもわれがちですが、干すのを
省略して梅漬けにするとそこまで手間がかかるものでもありません。
味に違いはありますが素人からすると正直違いは?といった所です。
自家栽培で予防や摘果していないと、よく実は黒星病というものに
かかりますが特に問題なく食すことができます。
安いものでは普通に黒星病になった梅干しが売られていることもあります。
梅は庭に空きがあれば是非植えておきたい
庭木のひとつです。
ここからは普通に用土に行う一般的な梅の挿し木 方法を
のせておきます。
梅 挿し木 時期
挿し木の時期は重要なので挿し木はいつ
行うかというのは気になります。
おそらくほとんどの方は梅は花の咲くころの
3 月や実ができるころの 6 月に
挿し木したいと思えるはずです。
梅 挿し木 3 月
梅の挿し木 時期は、一般的に休眠期の
2月~3月といわれています。
1月ごろにつぼみができてちょうど花が咲く時期です。
3月頃に行えばほとんど成功するかと思います。
梅 挿し木 夏 6 月
実がなる6月ごろの時期に行いたいと
方も多いと思います。
しかし、この時期は枝が乾燥でやられると
いうこともあり、なかなか挿し木は成功しづらいところです。
あまり高温になる場所をひかえて
外の日陰の風通しのよい場所で行います。
夏にやるならば、挿し木はペットボトル
での方法がおすすめです。
梅 挿し木 方法
事前に剪定バサミやナイフなどの梅の枝をきるものは
エタノールまたはイソプロピルアルコールで
拭いて滅菌しておく。
充実している新梢を使う。
挿し木の作り方は
梅の枝を剪定バサミで8~10㎝程度に切り分ける。
葉があればすべて落とす。
刃物などで枝の切り口斜め45度にカットして、さらにとがった
先端をクサビ状に少しだけ切る。
1時間~2時間挿し穂を半分ぐらいまで水にひたす。
切り口にメネデールやルートンの発根剤を塗ったあとに
乾燥させる。
新品の赤玉土小粒に棒などで穴をあけてから
枝を少し斜めにいれ、上から用土をおしつけて固める。
梅 挿し木 ペット ボトル
梅の挿し木にはペットボトル
での密閉挿しを、おこなうというのも
ひとつの方法です。
古い枝はややカビになりやすいものも
多いので、そこまで使わないほうがいいかと思います。
できるだけ新しい緑色の枝にしておいたほうがいいです。
緑色の枝でも芽の部分が古くなっている(黄土色)ようなものは
そこからカビがよく発生します。
成長期に行う場合は必ずすべての
葉を落としておいたほうがいいです。
梅は葉が柔らかく発根するまでに、ほとんどの葉は
落ちるうえに落ちた葉がカビの原因となることが多いです。
挿し木初心者の方は、挿し木には
葉が必要とおもわれがちかもしれませんが、一般的には
落葉した休眠期に行うので葉はなくても発根します。
梅の葉は柔らかくて、密閉挿しで用土のうえに落ちると
よくカビやすいタイプですので特に梅の場合は
葉を落としておいたほうがいいです。
ペット ボトルに大量に挿し木してみるとわかりますが
葉が用土に落ちると、とりづらくピンセットなどでとらないと
よく枝を動かすことになります。
ペット ボトルでの挿し木方法は
丸いペットボトルを上下に切り分ける
底に穴を数個あける。
そこに新品の用土を入れ少しだけ水をいれます。
あとは下にかく「挿し木 方法」と同じです。
枝を挿したあとはペットボトルを上下をあわせて
密閉状態にします。
梅 挿し木 育て方
梅の挿し木は発根までの期間が長いということで、
置き場が重要となります。
必ず、半日陰で乾燥しづらい所で管理してください。
室内ではなく、かならず外に置きます。
室内だとどこかがカビになります。
夏場は、ナメクジにやられやすいので
注意が必要です。
枝に一度這うとだいたいは枯れます。
梅 挿し木 発根
実際に細い根がでる発根までの1週間ぐらいですが
植え替えまではの、太い根が出るのには時間がかかるので
気長にまつ必要があります。
確認方法は普通に挿し木した場合は引き抜いて
確認ぐらいしかないです。
この場合引き抜いたものはよく枯れます。
挿し木 をペットボトルで行うと
根が伸びてきた場合に横から確認できるので
分かりやすいです。
梅 挿し木 コツ
一般的な梅の挿し木のコツを並べると
- 時期は休眠時期に行う
- 緑色の枝を使う
- 枝の切り口を、斜めに切る
- 枝を水につける
- 発根剤を利用する
- 新品の用土に挿す
といった所。
メデールやルートンの発根剤を利用しなくても
梅は時期がよければ簡単に発根します。
用土
梅の挿し木には「鹿沼 土」や「赤玉 土」
どちらでもかまいませんが、小粒で
まだ使用していないものを利用します。
そうでないと切り口から雑菌が入り枯れることが
あります。
梅 挿し木 成功
上記したような、時期ややり方で梅の挿し木を行うと、
休眠時期の3月頃からはじめると、すぐに新芽が動きだし
1週間ほどで細い根がでてきて
約2ヶ月で植え替えできるほどになり、挿し木が成功します。
この挿し木の長い期間で、嫌になる方も多いはず
ですが、成功するとなかなか面白い所があります。
梅の挿し木 成功 率
梅は時期がいいと簡単に挿し木できるような庭木と
同じぐらいです。
梅はいい時期に挿し木すると新芽が
動き出すのや、発根までには
時間がかかりません。
緑色の枝で行うと
わりと挿し木の成功率は高いです。
梅 切り花で挿し木するのは
切り花の挿し木は、あまりおすすめできません。
ただよく長期間水差しで発根するかを実験したものを、挿し木しても
挿し木が成功することもあるので試しにやっても
いいかと思います。
この場合は必ずメネデールやルートンなどの
発根剤を利用することを
おすすめします。
花の時期が梅と似ている蝋梅の挿し木、梅とつくだけあって実も少し
似ています。
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