モンステラ 挿し木や時期 失敗原因
学名 | Monstera. |
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属名 | モンステラ属 |
原生地 | 熱帯アメリカ |
幹、茎の形状 | 太く節目がある、よく気根を出す。 |
葉の形状 | 大きく、切れ込みがある。 |
種、果実、花 | 花は黄白色の仏炎包がつく肉穂花序、小さい株だとほとんど咲かない |
類似 | |
殖やし方 | 挿し木 |
モンステラ(Monstera.)は熱帯アメリカに30種ほどあるサトイモ科の観葉植物。
原産地に植わっているモンステラは、10~15mまでも大きく成長している。
大きく成長すると葉にある切れ込みが多く入る。夏場の成長は旺盛で
大きいサイズの株であれば、1m近くの大きい葉が数週間で展開するのが見どころ。
綺麗な黄緑色の部分がゆっくりかけて広がっていく様はなかなか面白い。
モンステラの品種は数多くあり、小さくコンパクトに
とどまるものや大きく葉を成長
させるもの、園芸種の白斑入り、黄斑入りなど多彩なものがある。
モンステラ 挿し木 時期
モンステラの挿し木する時期は
成長期の7~8月に行うのが理想的です。
この時期だと2週間もたたない内に細かい根が
発根しはじめます。
5月頃からであれば特に問題ない時期かと思います。
7~8月の時期であればはやくに発根して
挿し木が成功します。
しかもこの時期に多くが気根をよく伸ばすので
切り分けやすくなります。
モンステラ 挿し木 冬
冬には夏に比べるとあまり成長しないので、発根が
遅くその点で失敗する可能性があります。
暖かい室内で水挿しで行いますが、かなり細かい根がでるのに
時間がかかります。
水槽やヒーターを持っていると水温を温度調節
できるので簡単に発根させることができます。
設定温度は25℃を設定します。
モンステラ 挿し木 土
やり方によっては新品のものでなくても
挿し木が付きます。
モンステラはそこまで用土にこだわらなくても
成長しますので
挿し木用の土もそこまでこだわる必要はありませんが
多肉植物用などの保水性が低いものはあまり
好まないので使わないほうがいいです。
若干のこだわりを入れるのであれば
挿し木ようのものから鉢などに移し替える際に同じ
用土を使っていると根の活着がスムーズに
行われます。
用土が新品のものであれば、いったん鉢底から濁りが
出なくなるまで水であらい流します。
デリシオーサの場合は根がかなり太いものをだすので
赤玉土や鹿沼土の小粒にこだわらず中粒や大粒も併用していくと
発根がさらに促進されます。
モンステラはそこそこ水を欲しますので保水力がある
赤玉土の土の方が発根に関しては若干有利に。
鉢やプランターに挿し木する場合はやや多めに
鉢底石をそこに入れると発根が促進されます。
モンステラ 挿し木
初心者でも簡単に出来るインテリアに向いた丸い葉の
モンステラの挿し木
についてを解説しています。
コツを抑えていると簡単ですので園芸初心者の方でも
どんどん増やすことができます。
通常の樹木などとやや難しい発根をさせる必要がないので
割とお値段がする斑入りのタイプでもどんどん
増やすことが可能です。
大型のデリシオーサであっても同じように
挿し木ができます。
モンステラ 挿し木 葉
挿し木を行うのは葉だけでは付きません。(根がでない)
場所は必ず気根が出ている部分を入れた幹を切ります。
下の写真の赤丸のように幹部の脇から垂れてくるような
細い根のようなものです。
出始めは茶色い表皮のようなものが付いている。
普通の挿し木をするよりも
このほうが非常に簡単ですぐに付きやすいです。
剪定と挿し木を行う場合は気根が多数出ているような
部分を多く長めに大きく剪定します。
上記したように切りとった幹を
さらに細かく切り分けていきます。
用土に挿す部分の先端に気根を残すようにして
切り分けます。
樹木のように斜めにカットする必要はなく
剪定バサミなどでぶつ切りにしても大丈夫です。
(この時に剪定バサミは綺麗に洗い流し無菌の状態にします)
他の植物の挿し木では、 葉を半分ほどカットしますが
気根がついているものでは、葉のカットは
必要ないです。
デリシオーサでも大胆に何枚も大葉を残して
おいても大丈夫です。
この後で水に1~2時間つけてもいいですが
行わなくても問題ないです。
この時に切り口に菌が混入する可能性もありと
専門的な植物の資料には書かれています。
モンステラの場合ほとんど大丈夫でしょうが。
気根が長いものは切り口が用土に触れないようにして
気根を用土に埋め込みます。
枝を寝かせたようするとやりやすいです。
ぐらつくようであれば、支柱などで支えます。
根が活着すると上からさらに用土をかぶせます。
気根を用土に埋め込める長さがない場合は
数日日陰において一度切り口を乾燥させてから
用土に埋め込みます。
この場合は新品の無菌の用土を使ったほうが無難です。
モンステラ 挿し木 水 やり
気根が長いものを上記の方法で挿し木した
場合は、切り口に触れずどんどん水やりをしても
問題ないです。
7~8月であれば毎日でも可。
気根を用土に埋め込める長さがない場合
あまり用土が湿っていると切り口から
腐り始める可能性があるので。
用土の表面が乾燥したあたりで
水を与えます。
モンステラ 挿し木 失敗
モンステラ 挿し木はコツを抑えていると
ほぼ失敗はないと思います。
なんらかのイレギュラーな要因でしか失敗せずに
ほぼ成功するといってもいいです。
失敗原因は以下のようです。
挿し木する時期がよくない
時期は成長期の7~8月の時期頃に行うとよいです。
冬に挿し木すると失敗しやすいです。
切る場所が悪い
切る場所は必ず気根が出ている部分いれます。
気根がない部分発根するのに時間が
かかりその間の管理で失敗しやすいです。
挿し木後、いきなり直射日光に当てる
モンステラは葉がやや大きく、水分の蒸散面が多いので
まだ根が充実していない場合は
風当りの強い場所や直射日光は
置き場所として避けたほうがいいです。
挿し木した直後はまだ給水能力が
低いので、朝に日があたるような半日陰の場所で
ないと失敗原因となります。
挿し木して数週間ぐらいすると気根から細かい根が
かなり発根するので少しづつ日当たりのいい
場所に移動します。
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