オリヅルラン 土 配合

 

小さいオリヅルラン

 

オリヅルランの植え替えするときに土から取り出した根を
見てみると、元の白い根に横線状に描いたような
土のこびりつきで全体的にやや茶色に近い色をしていて、表皮もやわらかく
肉質でごてごてとコブのような質感で太くちぎれやすい見た目をしている。

普通に植物によくある細かい根にややちぎれにくい質感のある
表皮がついている根とは異なるので植え替え時に引き抜くときに
折れてしまうことも多いかもしれない。

 

折れてしまった場合は切り口を乾燥するなり、植え替え時に水を与えずに
控えるということにしておいたほうが良い、古い土などを利用すると
元から存在する菌や養分から切り口から根腐れになることもある。

 

もし土の配合で腐葉土を利用しようと考えているのであれば
この時は切り口を乾燥してから植え替えするのをおすすめする。
ものによって腐葉土はやや腐敗が発生しやすく、根を腐らせる原因と
なることもある。
風通しの悪いような場所に置いているものによっては元から
袋に水滴とカビが付着しているものなどもごく稀に見かける。

 

オリヅルランの株が大きくなると根のすべてが健康体というわけではなく
枯れてしぼんだような根も、存在しているはずなので植え替え時には
取り除く。

 

全体的な根のようすは根粒菌がついているような植物の根と似たような見た目を
している。

根粒菌とは

マメ科植物などの根に侵入してこぶ状の構造の根粒を作り,宿主と共生して窒素固定を行う細菌をいう。
根粒菌のうちマメ科に共生する Rhizobium属は種によって,それが共生するマメ科植物の範囲が限定され,
宿主に対する親和関係で,アルファルファ,クローバー,エンドウ,インゲン,ルーピン,ダイズ,カウピー,レンゲの8群に
分かれている。特定の根粒菌が特定の植物のみに侵入して根粒を作るのかまだ満足のいく説明はない。
根粒菌が宿主植物の根毛から侵入すると,植物細胞の異常分裂と植物細胞内の根粒菌の分裂が進み,
一定の構造をもった根粒組織ができあがる。この菌はアンモニウム塩を窒素源として与えると独立でも生活でき,
遊離状態では運動性のある杆菌となる。根粒中では細菌は運動性を失い,形も変化して大きくなり,
棍棒状などのバクテロイドといわれるものになり,この形態で宿主から供給される炭水化物を消費して窒素固定を行う。

世界大百科事典第2版 根粒菌

 

似ているからといって、そこまで関係のないことだがこの手の植物は
養分がかなり枯れたような土であって育つ、
よくマメ科の植物などが、川辺や海辺の近くの細かい砂地に育っていることも
見られあまり用土を選ばない。

オリヅルランも比較的用土を選ばないということは似ている。
土の配合が面倒だという場合は市販の
観葉植物用のものでも特に問題はない。

 

 

■オリヅルラン 土 配合 例

 

用土を選ばない植物といっても根が独特なので
根の肉厚さというのもを考慮し
置き場所の環境やどの程度の成長促進させるかによって
オリヅルランの植え替え時の土の配合を変える。

 

●環境が良い

高く伸びたオリヅルラン

冬でもよく日光が当たる。

あまり用土は選ばないが、一般的な観葉植物用の
ものを利用。

 

市販の観葉植物用

赤玉土:腐葉土:川砂の配合 などの配合

 

●環境が悪い

冬にあまり日光が当たらない。

乾燥しやすい土の配合
腐葉土の利用はあまりおすすめできない。

 

赤玉土 : 川砂:ゼオライト:バーミキュライト などの配合
多肉植物の用土単体

乾燥しやすくすることによって
冬場の用土の腐敗を防ぐ。

 

●ランナーを増やしたい

オリヅルランはよくランナーを出す

オリヅルランは栄養生殖の枝の先端からの芽出のランナーによって
株を増やすことができます。

栄養生殖

えいようせいしょく
vegetative reproduction
無性生殖というのとほぼ同義であって,有性生殖を行う生物がそれ以外の
変則的な方法で生殖することをさす。
天然の栄養生殖の例は,むかご (ヤマノイモ,オニユリ) によるもの,枝の
先端からの芽出によるもの (オリヅルラン,イチゴ) などがある。
人為的に利用される栄養生殖法としては,挿木,挿葉などがある。
動物の場合にも,たとえばヒドラが
芽出によってふえるのは植物での栄養生殖と同じことであるが,動物では習慣的に
無性生殖といい,栄養生殖の語はあまり用いない。

ブリタニア小項目

オリヅルランはこのランナーは見た目がやや独特で
たくさんつくことによって、インテリアとして
特徴的な存在になることもあります。

花言葉が子孫繁栄ということもあり、よくランナーを
増やすしたい人もいるかもしれません。

 

そんな場合は少し乾燥しやすい土がおすすめです。
赤玉土 小粒 などに 多肉植物の用土
もしくは多肉植物の用土単体
などで育てるといいです。

 

乾燥しやすいような土の場合は根の成長が
比較的はやくなりますので
よく乾燥させたのちに水やりします。
またこのような土を使って乾燥気味に育てることによって
春から夏にかけて白い花が咲くことも多くみられます。

 

●よく成長させたい

オリヅルランをよく成長させたい
という場合は
ゴールデン粒状培養土というものかなりおすすめできます。

 

ただゴールデン粒状培養土は長年つかっていると
土が固まったようになってくる、約2年以上ぐらい。

オリヅルランは肉質状の根から土が
固まったりするのは
避けたい所なので、定期的に植え替えするような方は
ゴールデン粒状培養土をつかってみるのもいいかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

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