ストロベリーグァバ 育て方 挿し木
学名 | Psidium littorale. |
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属名 | バンジロウ属 |
原生地 | ブラジル |
幹、茎の形状 | 樹皮は平滑で薄茶、老化すると少しずつ剥がれてゆく。 |
葉の形状 | 緑で光沢があり、ガジュマルの葉に似ている。 |
種、果実、花 | 花は白い花、果実はゆずを小さくしたような感じ。 |
類似 | ガジュマル |
殖やし方 | 挿し木 |
ストロベリーグァバ(Psidium littorale var. cattleianum)は
フトモモ科バンジロウ属の
常緑高木、原生地はブラジル。樹高は1,5m程度になりストロベリーグァバは
東京以南での暖地で路地上栽培が可能。
地植えでも冬もまったく問題はなく育つ。
葉は高血圧や糖尿病によいとされるプロアントシアニジンを多く含むので
どちらの病気にも予防には良い。
観葉植物であれば、鉢植えで育てることになると思うが
10号ぐらいの鉢で育ててもそれほど実はできないので
実の収穫するのを期待するなど路地栽培が好ましい。
耐寒性
ストロベリーグァバとともにイエローストロベリーグァバ(キミノバンジロウ)も
耐寒性があり、同じように路地栽培が出来る。
6℃以下で育成が停止する。成木は-6℃~-7℃でも1~2時間は耐える事ができる。
日陰にも強いが、良好な果実を結実させるさせる為には日なたのほうが良い。
観葉植物で売られる種類
どちらも耐寒性、耐陰性があり。
ストロベリーグアバ
20℃~25℃で栽培すると果実肥大と着色が良好。
イエローストロベリーグァバ
30℃~35℃で栽培すると果実肥大と着色が良好。
ストロベリー グァバ 味
ストロベリーグァバの味は結構おいしいぐらいだなどと思っていたが
これまたまだ完全な果実を食していなかったようだ、味が完全なものになると
本当に甘い味がする。
種は完熟していないと、果実の大きさにして大きめなときもある
果実はピンポンボール程度の大きさ、もうすこし大きければと思うところ。
ただ育てているストロベリーグァバの枝ぶりが貧弱なので
もうすこし大きい果実になるかもしれない。
5月頃に小さい実がなりはじめ9月の終わり頃から10月の初めにかけて黄色く熟す。
収穫
収穫するのは、果実が自然に地面に落ち始めたぐらいから行う。
手で触って、皮がやや柔らかくなったら収穫時期。
緑色のものはまだ熟していないので、甘味はない。
ストロベリー グァバ 食べ 方
食べ方は生食やジャムなどがある、他には葉をお茶にして飲むことも
可能。
茶の味のほうはの感想であるが
若干だが、果実特有の甘みのようなものが感じられる味がした。
ややフルーティさは感じるが、特別美味いお茶というわけではないので
剪定したときや、挿し木の時に出た葉をお茶にしてついでに飲むという程度
上記したプロアントシアニジンの多く含むのでこの効能がほしい人は
一度ためてみていただきたい。
ストロベリーグァバ ジャム
いままでは『ストロベリー』という名前は嘘っぽいなと感じていたが
名前のような果樹であることは違いない。
それほど日照時間が無いような場所に植えているからかかなり
果実の味にムラがあるようだ。
おそらく日照時間や栄養をそれなりに与えて無いと成長は遅い。
果実は皮まで一緒に食べれる、完熟すると皮もおいしくなるが
育て方によっては種が多くなり、実が少なくなる。
種が多すぎる場合はジャムにするのをおススメする。
作り方はできるだけ多く実を残し、種を取り除いて
残ったものをすり潰し、砂糖と一緒に煮込むと完成
ストロベリーグァバの果実をジャムっぽい状態にさせるのにややコツがいるが
市販される普通のイチゴジャムなどよりもかなり美味い。
ストロベリーグァバの育て方
イエローストロベリーグァバ(キミノバンジロウ)と共通する。
ストロベリーグァバの育て方 3月~5月
この時期に植え付けを行う、路地植えにする際は、植えつけるよりも大きめの穴を掘り
腐葉土と有機質肥料を混ぜてから植えつける。鉢植えでは水はけの良い用土に植えつける。
ストロベリーグァバはあまり土質(ph)を選ばない。
徒長枝や混み合った部分に剪定を行う、開心自然形に近づけるように剪定する。
主枝を切り返さないと真っすぐに縦に伸びやすいので数mの所で切り返す。
鉢植えの場合は1mぐらいの所で切り返すと果実が多く結実しやすい。
5月に開花する、鉢植えの場合この時期に雨にあたらないように
管理すると果実が結実しやすい。
ストロベリーグァバの育て方、7月
果実が多く結実した場合は、形の悪いものや、傷がついた果実を
葉が10枚に1果になるように摘果する。
摘果しないと果実がひび割れたり、小さいままになる。
大量に着果するのでかならず摘果する。
ストロベリーグァバの育て方、8月~9月
収穫する時期、開花後120日~150日で果実が結実する。
ストロベリーグァバの肥料の与え方
2月、5月、7月、10月に化成肥料を与える。
ストロベリー グァバ 挿し木
梅雨期に挿し木で増やす、やや挿し木は成功しづらいが
数百本~何千本も行えばつくこともある。
他の樹木に比べるとつきづらいということはない。
剪定すると大量の穂木ができるので、とりあえずやって
おいてもいいかもしれない。
ただし数百本も挿し木を加工するのに、それなりに時間が
かかるので事前に用意しておいたほうがいいかも。
穂木は前年枝を選んでおいたほうが付きやすい。
勢いよく伸びている緑っぽい枝はすぐに枯れる。
葉は落ちやすく腐りやすいのですべてカットして
おいても問題ない。
夏に挿し木すると1週間後ぐらいに新芽が伸びてくる
ものがあるが大抵は失敗する。
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