ランタナ 挿し木

学名 Lantana camara.
属名 シチヘンゲ属
原生地 南アメリカ
幹、茎の形状 良く分岐し、徒長するとツタのように伸びる。
葉の形状 深緑色
種、果実、花 花は成長する過程で色が少しづつ変化する。
類似
殖やし方 挿し木

 

ランタナ(Lantana camara.)はクマツヅラ科シチヘンゲ属の常緑広葉低木、中南米原産。
別名シチヘンゲ、セイヨウサンタンカ。

性質は非常に強く、無霜地帯であれば放任していても成長しつづける。
大株になると成長が旺盛なので剪定しないとかなり徒長し伸びる。
夏に枝先に小さな花をつける。咲き成長する過程で花の色が少し
づつ変化するので和名の(七変化)と呼ばれている。
近縁に小型のコバナランタナがある。

そんな身近な場所にもよく咲いている
ランタナを挿し木する方法の手順を載せています。

挿し木のなかでも簡単な部類になりますので初心者の方も挑戦してみても
いいでしょう。

 

ランタナ 挿し木 時期

ランタナの挿し木の適季は、5月~8月ごろで
この時期であればかなり発根しやすいです。

梅雨期をはさむと湿度が保たれるので穂木が枯れづらい
さらに、水やりの手間がはぶけるので
すこし手前から挿し木をはじめるのもおすすめです。

ランタナは他の植物に比べると
比較的挿し木がつきやすく
とくに適期でなくてもつきますので挿し穂が手に入ったのならすぐにやってみてもいいかと思います。

冬の寒い時期は発根するのや、根が成長するのに時間がかかるのであまりおすすめ出来ません。

ランタナ 挿し木 やり方(方法)

ランタナは庭木のなかでも挿し木が
つきやすい部類になります。バラなどと同じように時期や手順
おさえているとかなり高確率で発根させることができます。

挿し穂を採取する場所を選べるようであれば用土に
付近の新しい部分の枝を採取します。

ついでに若い株と古い株があるのであれば、若い株をえらびます。
これらは幼弱性が高いほうが、挿し木がつきやすいからです。

枝を8cm程度に、葉を3~4枚程度残るようにして穂木を
剪定バサミで切り分ける。
(事前に剪定バサミの雑菌を取り除いておく)

用土に挿す部分の葉は全てきりとり、残りの葉を半分程度に切る。
挿し木後の挿し穂の葉から蒸散は普通に行われため。

穂木の切り口を刃物で斜め45度にカットして、反対側の形成層まで
を少しけずりおとします。

使いたい場合は、切り口にメネデールやルートンの発根剤を
使用し無菌の用土に挿す。
(ランタナは発根剤がなくてもほぼつきます)

鉢やプランターの場合、端の部分に挿すと挿し木が付きやすくなります。

挿し木したものの置き場は、風当たりのない日陰の場所を選ぶ。
穂木の水分の蒸発を防ぐたにこういう場所を選びます。

乾燥を防止するために十分な潅水を行う。
夏場は用土は比較的湿った状態を保つ。

挿し木した穂木をあまり動かさないように
用土付近へと少しづつ水を流し込むようにする。

夏場の地熱が高い場合は約2~3ヶ月程度で発根してランタナの挿し木が成功する。

 

ランタナの育て方

植え付け方

適季は3月、植え付ける場所は日当たりの良い場所を選ぶ。
やや深めに穴を掘りその上に腐葉土と
有機質肥料を混ぜ穴を埋め込んだ跡に、浅い部分に土を盛り付けて植え込む。
ランタナは耐寒性があるが、霜が降りる地方での越冬は若干不安があるので
鉢植えで育て、冬季は室内で育てる。

剪定

9月が適季、花が咲いた後で開花枝を付け根から2節
残し
切り詰める。

 

育て方、5月~10月

夏季は乾燥しやすくランタナは成長が旺盛なので、比較的頻度を多目
に水やりを行う
。幼木は高温になった時期は水切れに注意して育てる。
7月~10月の間、開花する。

育て方、11月~4月

耐寒性があるが、霜が降りる地方での越冬はやや不安があるので
戸内に取り込んで育てる。

肥料の与え方

5月~9月の間、2ヶ月に一度、化成肥料を施す。

 

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ランタナ 値段


  • 【種類で選べる】ランタナ 3.5号ポット苗(c04)

    330円

  • 【ランタナ属】小葉ランタナ3号ポット(切り戻し苗)

    194円

  • ランタナ ミラクルボール 10.5cmポット 苗

    1320円