雲南黄梅 黄梅との違いと挿し木方法

 

 

雲南黄梅(ウンナンオウバイ)の株立ち 画像

雲南黄梅(ウンナンオウバイ)のプレート画像

 

雲南黄梅は和名で「オウバイモドキ」などとも。
モドキと言われるようにオウバイに似ている。

オウバイ(黄梅)は中国の迎春花。

オウバイ(黄梅)の花

雲南というのは、中国雲南省が原産であるということで
わかりやすい。

雲南省は中国も広く詳しい人でないと判りづらいと思うが
ミャンマー、ラオス、ベトナムのとなりの位置に
あると言えばだいたい把握できるのではないかと。

そういえば大理がある所なのかと、ある一部の人には
馴染みが深い場所ですね。

 

雲南黄梅は日本には明治の初めごろ渡来し、広まったようです。

 

雲南省は熱帯アジアに近い場所だと結構暖かい場所ですが
雲南黄梅は熱帯植物のように寒さに弱いわけではなく
割と耐寒性があり。

普通に日本の公園などで地植えされている所をよく見かけます。

 

雲南 黄梅 黄梅 違い

 

黄梅は落葉樹で雲南黄梅は常緑樹です。
葉はどちらも同じような形をしています。

 

冬になったら葉の有無で違いが判るという訳
ですが。

 

ほとんどは花がついたときに調べる人も
多いのではないでしょうか。
黄梅は新芽が出る前よりも先に花が
咲きます。

 

オウバイ(黄梅)の全体

雲南黄梅(ウンナンオウバイ)葉と枝の画像

（上画像　黄梅　下画像　雲南黄梅）

 

黄梅のほうが花が目立つ感じはしますからね
たしかに海外で迎春花として飾られているのをみたことが
あるような気が。

 

大半公園にあるようなものは雲南黄梅であることが
多いようですね。

 

 

 

 

雲南黄梅 挿し木

 

 

雲南黄梅(ウンナンオウバイ)の花画像

雲南黄梅の花は春の4月頃で
黄色で径5cmくらいのものを咲かせます。

どれも黄梅の花言葉からきているようです。

 

 

花の姿とみあっている花言葉で

 

「期待」「控えめな美」「恩恵」などがあり。

 

「期待」という花言葉は、花を咲かせる時期からきていて。

やや肌寒い時期に黄色い幸先のいいような花を咲かせることに
由来しているようです。

雲南黄梅(ウンナンオウバイ)の花と蕾 画像

 

「控えめな美」は株立ちから。

枝がやや垂れ下がったところがありそこに
花が咲くために、控えめな姿がそのように形容されたといわれています。

 

雲南黄梅(ウンナンオウバイ)の開花すぐ 画像

 

「恩恵」これは中国の逸話からの由来のようです。

 

 

 

雲南黄梅(ウンナンオウバイ)の葉 画像

 

雲南黄梅の挿し木は比較的簡単なので
時期も春先の成長期あたりから夏ぐらいであれば
とくに問わずに簡単に挿し木がつきます。

 

以下が雲南黄梅の挿し木の手順です。

 

事前に剪定バサミや刃物などの枝を切るものは雑菌を洗いながしておく。

 

充実している新梢を使う、柔らかい新芽は
挿し木に不向き。
枝の先端は根がでずに勝手に栄養成長することがあるので
カットしておきます。

雲南黄梅(ウンナンオウバイ)の枝 画像

葉を2～3枚程度残るようにして、穂木を剪定バサミで8～10㎝程度に切り分ける。

 

春から挿し木する場合は葉を半分程度に切る。

 

無菌にした刃物などで穂木の切り口斜め45度にカットして、さらに
先端を少しだけくさび状に切る。
太目の枝はカットした反対側の形成層を1～2cmほどけずると
発根しやすくなります。

 

30分～1時間挿し穂を半分ぐらいまで水にひたす。

 

必要に応じて切り口にメネデールやルートンの発根剤を切り口に塗り込む。

 

用土は挿し木専用のものを利用するか、新品の鹿沼土小粒に斜めに挿す。

 

鉢やプランターの場合、端の部分に挿すと挿し木が付きやすくなります。

 

 

TAGS:挿し木, 種類, 花言葉

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