ガジュマルの根切り
ガジュマル 根を切りたい。
この場合の根というのは、
用土の中の根というわけでなく
多くは支柱根という部分にあたると思うのでその前提で
説明していきます。
支柱根とは
しちゅうこん
地上茎から生じた不定根が垂下して地中に入り、吸収器官という根の本来の働きのほかに、地上茎を支える働きをするものをいう。太い棒状や紐(ひも)状の形態をとる。トウモロコシ、タコノキ、インドゴムノキ、アコウ、ガジュマル、オヒルギなどでみられる。
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
よく知られているのはマングローブ植物でみられるオヒルギ、メヒルギなどのあの根のように立ち上がっている部分のことです。
ガジュマルの 見た目をととのえる
為に根切りしたいのであれば、健康的な株ではそこまで
根切りはしないほうがいいですが
夏場の成長時期などであれば
根切りしても問題はあまり起きません。
とくに以下のときは
根切りを行ったほうがいいです。
- ガジュマルの根を太らせる
- ガジュマルの根がしわしわになった
ガジュマルには支柱根の他に気根というものがありますが、これは
切っても問題が起こることは
少ないですので見た目をととのえる場合にはそれなりに
自由に切っても良いかと思います。
ガジュマルの根を太らせる
ガジュマル 根を太らせたい場合に
根切りは有効です。
分岐して養分を行き渡らせるよりも
少ない所に養分を
送ったほうが根が太くなるのが速くなります。
しかしながら、もともと株がかなり
小さいようなときは、根を少なくしたと
してもあまり効果はありません。
小さいようなときはガジュマルの木の枝は細いものが
長く育つことなどがあるかと思います。
これらは木の幹や支柱根が小さい場合
あまり太くは成長はしません。
ほとんどの場合、支柱根の近くから
脇芽が出てきて伸びる細い枝が
出てくることがたくさんあるはずです。
ガジュマルの根を太らせるには
成長を促進して、まず株自体を大きくさせる。
脇芽の枝が細いものを伸びてくる
ものを何度も剪定します。
ガジュマルの根がしわしわになった
ガジュマルを育てていると根しわしわに
なってしまうということもあるかもしれません。
これはほとんど根腐れが原因で
そのまま置いておくと枯れます。
根腐れになってしまったときは
すぐにガジュマルの根切りをして
挿し木を行い再生させます。
ガジュマルの根がしわしわ
になった根腐れの原因は以下のようです。
根詰まり
根詰まりは未処理のままにすると、通常、根腐れが発生します。
根詰まりが鉢のなかで起こっている
場合、水やりをするとき
そこから水が流れにくいです。
根詰まりになった場合、葉が
垂れたり、落ち始めたりすることがあり
そうした場合、根が詰まっているのではないかと疑う必要があります。
害虫
冬に土のなかに潜む害虫が
鉢のなかに入るかもしれません。
冬の土壌害虫はやっかいで
動きはじめるとガジュマルの木の根を噛みます。
ゲジゲジ虫、カナブン幼虫
ゴキブリなど
根の傷口から菌がはいり
それは根腐れを引き起こします。
真冬にはあまり虫はうごきませんが、春先によく動き始めます。
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冬の肥料
肥料はそのまま土壌に残し、冬は室内に置
おておくと肥料によってはよくカビが生えます。
水をまくとき、これが根元の傷に
入る可能性があります
それにより根腐れを引き起こします。
冬の前に肥料の除去をお勧めします。
TAGS:剪定, 根腐れ, 育て方
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