桑の木 切る方法と害虫

 

桑の木 実がたくさん

桑の木は庭に地植えすると成長が早く、さらに
害虫がつきやすいので、はじめは実がたくさんついて
よかったけど、だんだんと嫌になるという人も
多いのではないでしょうか。

 

そんなときの為に桑の木を切る方法
などを載せておきます。
これから桑の木を地植えにするような人も見ておいても
いいかもしれません。

 

 

桑の木 切る

 

桑の木 幹

桑の木を切る方法とといっても、剪定か伐採という違い
あります。

 

剪定

剪定は、樹木がしっかりと成長するように
健康的な枝を残して枝を切っていくことです。

すこしは見た目の樹形も整えていきます。

 

 

伐採

木や竹を切りとること。
幹の地表から少しを残してきりとること。

一般家庭の方はチェンソーは持っていないはずです。
家で手軽に桑の木を切る場合は大きい径(少なくとも10数mm以上)の
ドリルで穴を何個か開けてから
のこぎりをいれると、かなり労力が抑えて切ることができます

大型のものは倒れてくるとき危ないので太いロープなど
で結んで支えておいたほうがいいです。
実際倒れてくるとかなりの重さでやばいと感じるはずです。

 

桑の木を枝だけを切る場合はそのまままっすぐに
鋸で切ると樹皮がめくれて幹にダメージを与えることもあるために
いくつかに分けて切りこみをいれてから切り取ります。

 

 

桑の木 枯らす

生い茂る桑の木

 

 

桑の木を枯らす場合は非常に簡単な方法は
幹にドリルで穴をあけてから、ここに液体を注入する方法です。

・灯油
・除草剤の原液

などがありますが、どちらも大型の桑の木だと何度か
注入する必要があります。

灯油のほうが効果が薄く何度も注入する必要があります。

 

手順としては

 

桑の木の幹にドリルで穴をあける
(ドリルを使うのはある程度太いものがいい)

そこにスポイトで除草剤の原液か灯油を注入します。

枯れるまで定期的に注入する。

 

上記した伐採方法などで幹を切り落とした後で
切り口表面に除草剤の原液を塗り枯らす方法などもあります。
こちらも定期的に何度か除草剤を切り口表面に塗る必要があります。

 

 

桑の木 害虫

熟し始める桑の木の実

 

桑の木には

  • 「クワキジラミの幼虫」
  • 「クワゴマダラヒトリ」
  • 「カミキリムシ」
  • 「毛虫などの幼虫類」

などの害虫がつきます。

 

クワゴマダラヒトリ

 

秋ごろに桑の木の、葉に数多くで糸を張る害虫。

 

桑の木 クワキジラミの幼虫

桑 の 木 葉の裏

(クワキジラミは葉の裏によくつく)

丸く縮んだ葉があれば、クワキジラミの可能性があり。
葉の裏に風になびくような、白い長いものがついているとその害虫です。

白い長いものは、強い風や、雨などに濡れると
引きちぎりて飛んでいきます。

 

 

桑の木 カミキリムシ

カミキリムシの画像

 

キボシカミキリやクワカミキリがつきます。
成虫が桑の木の幹に卵を産んで、幼虫が幹を食い荒らして
しまう。

幹や枝に穴が開いてそこからおがくずを大量に
出すのでなかに潜んでいることが判りやすいです。

カミキリムシの幼虫に幹が食い荒らされると枝の内部が
空洞になり、かなりすぐに折れやすくなります。

カミキリムシの成虫は見つけ次第捕殺するなど
しておいたほうがいいです。

 

知っているみかんの農家の人が、カミキリムシを見つけた
瞬間に足で踏みつぶしていたのを
思い出します。

 

 

桑の木 毛虫

 

桑の木夏ごろに異常に増えることがあり
枝や葉をほぼ全てを覆いつくします
おそらくこれをみると、桑の木が嫌になる人も多いはずです。

事前に駆除剤など散布して予防する必要があります。

 

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