銀杏 挿し木方法と時期

 

銀杏の画像

 

銀杏は主にイチョウの種子を指すことばですが
どちらかというと食べる銀杏もそこそこ
有名なのでこちらで調べる事もあるかも
しれません。

 

イチョウは地質時代に栄えた植物で「生きている化石」など
とも言われている。
現生のものはイチョウ科ではイチョウ1種のみ。
公園などによく栽植されている身近なものですが
奥深いような植物。
火災にあってもよく再生したりするようです。

 

銀杏の木

 

花言葉なども特徴にあっているように

「壮厳」「長寿」「鎮魂」

などがあります。

 

銀杏は比較的、他の庭木などに比べると挿し木は
簡単な部類です。

 

 

銀杏 挿し木 時期

 

公園のイチョウの画像

銀杏はまだ寒さが残る
新芽がでるまえの2月~3月に挿し木を行うのが
適期です。

落葉中ですが、挿し木をするにあたって特に問題ないです
充実した前年枝を、挿し木に利用します。

 

銀杏の種 2月

 

この時期が銀杏の剪定時期とかさなりますので
剪定と同時に挿し穂を採取しておきます。

 

2月~3月に挿し木しておくとちょうど気温が高い
季節にまで葉がでている事も多いので
充実した挿し木を成長させやすいです。

 

 

銀杏 挿し木 方法

 

街路樹のイチョウ

 

挿し木の方法は特に重要な部分は
「太い枝を挿す」ということです。

この部分を挿すと初心者の方でも簡単に
挿し木を成功させることができます。

細い部分よりも、太いぼこぼこした枝は
かなり養分がつまっていて、発根するまでに
中の養分が枯れることが少ないです。

 

それと銀杏は「雌雄異株」なので挿し穂を取る場合には
雌雄の違いを見分けておいたほうがいいです。

 

挿し木の仕方

 

銀杏 太い枝

太い枝を挿す、ほとんどはコブのようにぼこぼことして
いるような部分なので簡単には取りづらい
と思いますが。

このような部分を挿し木にします。

 

剪定バサミなどでは切りづらいので
小型ののこぎりなどで採取します。

 

通常の挿し木では葉をのこしますが、この挿し木では葉は
残さずにも発根します。
(落葉中以外の場合は残しておいてもいいかと)

 

用土に挿す部分ののまわり全体に形成層を削り出し
ます。

 

挿し木用の土か、鹿沼土小粒無菌の用土に
用意した穂木を半分程度埋め込む

その後半日陰で管理する。

 

3カ月ぐらいすると、葉が成長してきますが
まだ発根はしない。
2年ほどかかってようやく発根する。

 

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