金のなる木 垂れ下がる原因

 

金のなる木 日陰

 

金のなる木をそだてていると
枝などが垂れ下がる
ということがあります。

 

よくありがちな垂れ下がるような原因に
なるのは

  • 水が多すぎる
  • 日照時間がすくなすぎる
  • 用土が悪い
  • 根腐れや幹の腐食

などです、これらを簡単に解説していきます。

 

金のなる木 水のやりすぎ

金のなる木 枝が落ちる

 

他の多肉植物でもあることですが
水をやりすぎることによって
金のなる木の枝が垂れ下がる
ことはよくあることです。

金のなる木の原生地は南アフリカにあります。
時期によっては非常に乾燥するエリアです。
乾燥した時期は日本と同じくらい頻繁に雨が降るなどの
季節がないので、用土は普通かなり乾燥状態が続きます。

金のなる木は水やりしなくても一定の
大きさになったら、直射日光下でも
自然の雨だけでも枯れることなく成長します。

日陰で育てる場合に、水をやると
水の供給過多になりがちで
枝が垂れ下がる原因になります。

 

金のなる木 日陰

日陰の金のなる木

 

金のなる木を屋内など日陰である日照時間が少ない場所で
成長するとこれもまた、枝が垂れ
下がる原因となります。
通常のように伸びるには直射日光を
5時間以上あて続ける必要があります。

日照時間が足りない場合
まるで太陽の位置を探しているか
のように、あたかもその場所に伸びて
いくように垂れ下がり伸びていきます。

 

金のなる木 幹の下のほう

金のなる木は幹の根本の部分から比較的しっかり
安定していて頑丈というのが
正常な伸び方です。

北側などの外で育ったなら
日中の日照が短くなる場合があります。
この場合、外でも垂れ下がる原因と
なることがあります。

 

金のなる木 土 配合

 

金のなる木 花のつぼみ

 

用土が悪いと、これもまた水のやりすぎと同じような
水の供給過多になりがち
枝が垂れ下がる原因になります。

室内の日当たりの悪い場所でそだてて
いる場合は、用土を改善する
必要があります。

 

金のなる木は一般的な観葉植物用の土でも
問題はありませんが。

用土の組み合わせは
以下のようなものが一般的です。

赤玉土4:軽石3:バーミキュライト3

腐葉土3:赤翡翠土3:川砂3

金のなる木は、そこまで土壌を
選ぶ種類の植物ではありません。
可能であれば比較的乾燥しやすい用土
良いです。

特にまだサイズが小さい場合は
多肉植物用の土だけで問題ありません。

サイズが大きくなったらもう少し赤玉土に混ぜることを
お勧めします。またバーミキュライト、軽石、川砂を
少量加える等

赤玉土を使うときはザルで
こしてください。そうしないと、用土が
くずれたもので詰まり
水はけが悪くなる可能性があります。

 

金のなる木 枝が柔らかい 腐る

 

金のなる木 幹 ぶよぶよ

金のなる木の幹が垂れ下がり
腐ってしまった理由のほとんどは
「根腐れ」によるものです。

また、傷口からの菌などの混入で腐る
こともあります。
金のなる木は多肉植物なので
未乾燥の切り口から幹が腐食に繋がります。

またナメクジにより、木の幹や枝を腐らせる可能性があります。
ナメクジは日中は土に隠れますが
夜になると現れるかもしれないのでチェックしてみてください。
用土がかなり乾燥していれば、はいりこむことは少ないです。

そして冬の屋内での根腐れ、金のなる木
ではよく発生する可能性があります。
初心者の方は冬はあまり水やりしないことをお勧めします。
大きい場合は、水やりはほとんど必要ありません。

 

金のなる木 挿し木と増やし方

 

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