モンステラの根っこを切る
大型のモンステラは夏にはよく成長して
2年ほどて植え替えか必要に
なったりもします。
あまりにも長い期間植え替えせずにいると
根詰まりや、しまいには根腐れに
なってしまうこともあります。
モンステラの根っこを切る場合は
- 横から根(気根)を切る場合
- 普通の根を切る場合
がありますが、どちらを
どのように切るのか初心者の方はわからない
ことも多いはずなので簡単に紹介しておきます。
⚫️普通の根を切る場合
植え替えの時に根をどのように
するのかわからない方も多い
かもしれません。
植え替えは、モンステラの場合根をあまり崩さないようにしたほうがいいです。
モンステラは形状から根を崩してしまうと
不安定になり倒れやすくなります。
基本的に根が充実して引き抜いたときに
カップラーメンのようになっている
場合にかぎり、下のほうだけを軽くほぐすようにします。
この時もあまり根を痛めないように
崩していくようにします。
植え替えの時に普通の根を
切るのはあまり行わないほうがいいです。
理由としては、土が新しくなかったり
雑菌がはいっている場合に根を切り植え替えしてしまうと
傷んで根腐れになることも希にあります。
あまりにも根が長すぎるようなときにだけ
根を切り切り口を乾燥させて植え替えをしたあと、水やりをします。
モンステラ 横から根を切る
上の写真のようにモンステラ 幹の横からでてきている
根は気根といいます。
こちらもあまり観葉植物を育てたことが
ないような人であれば根の
ように思えるはずです。
気根は鉢を回ってぐるぐると伸びて
いることも多いので見た目が嫌な方も
いるのでは、植え替えの時などに
切りたくなることもあるかもしれません。
気根を切るのは、わりと自由に切っても
育成状の問題はおきることはほとんど
ありません。
しかし、気根を切ったあとの切り口は
から傷んでくるということもあるので
あまり水をかけないようにします。
次に問題となるのは気根で株自体が
支えられている場合です。
このような場合に気根を切って
しまうとモンステラが重さに耐えられず
倒れてくることもあります。
大型のモンステラでいかにも気根で
株が支えられているようなものは
あまり気根を切らないようにした
ほうがいいです。
どうしてもそのような気根を
切りたい場合は、支柱で支えてから
切ります。
時期も成長が始まるあと4月~7月ぐらいの間にしておかないと、冬までに
根が活着しないので冬の間は支柱をしたままで育てなければいけません。
それと気根がついているものは
幹ごと切り取れば、簡単にそのまま
増やすことができます。
モンステラ 節がない
モンステラはまだ小さく成長して
いないときは、節がないというのはよくあるものです。
時間がかかりますが
成長することによって節がでてきます。
節を切るにあたって
増やしたい場合だけの話ですが
節がないときには切ると
増やすときに、元の株のほうから新しい葉がでてこないときもあります。
とくに気温が低いと、よく出てこなく
なりますので、冬などにはあまり
切らないほうがいいです。
上記したようにモンステラが根腐れに
なってしまった場合には
すぐに根を切るべきです。
そのままにしておくと、茎の黒い部分が
全てに広がっていき、株全体が枯れてしまうことになります。
その為に出来る限りの早めに
モンステラの根 腐れしていった部分を切っていきます。
根腐れがまだ進行していないときは
根腐れを切るだけでも、問題ありません。
茎が黒くなってしまっていると、その部分まで
全て取り除く必要があります。
モンステラ 根 腐れ 水挿し
根腐れなどで、茎が黒くなってしまった
モンステラは水挿しによって
再生させることができます。
切り取ったものに気根がまだついている
場合はほとんど確実に
再生させることができるので
モンステラを枯らしたくないのであれば
水挿しや挿し木をします。
水 挿しのやり方
茎が黒くなった部分を全て切り取る。
切り取った切り口を乾燥させる。
切り口を水につけこむ気根があればそちらも。
ここで水にルートンやメネデールなどを
薄めて使うと根がでやすくなります。
ある程度たつと細かい根がでてくるので、それなりに
でてきた時点で土に植え付ける。
気根が残っている場合は、水挿しせずに
そのまま土に植え付けても
そのまま再生させることができます。
それと最後に、茎が黒くなってしまう以外に
モンステラに黒いような変な枝か根の
ようなものが横からでてきた場合は「気根」
というものです。
TAGS:剪定, 根腐れ, 用土, 発根, 育て方
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