カンアオイ
学名 | Asarum nipponicum. |
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属名 | カンアオイ属 |
原生地 | 日本 |
幹、茎の形状 | 葉柄と花柄は細い |
葉の形状 | 楕円状の葉、独特の模様が入る。 |
種、果実、花 | 自生している地方で、花が異なる。 |
類似 | |
殖やし方 | 株分け |
カンアオイ(Asarum nipponicum.)はウマノスズクサ科カンアオイ属の植物
主に大半の種類が日本に自生している。
カンアオイは以下のグループに分けられる。
・落葉性のフタバアオイとウスバサイシン
・常緑性のカンアオイ
60種前後の種類があり、山地の林床や木陰に自生している。
葉の斑模様から亀甲、雲絞、霧、蝶、谷などで分けられている。
カンアオイの呼び名は厳しい寒さでも葉が緑をたもち枯れない事に
由来する。
葉柄の部分が長いものを植えつけると、葉が垂れたような状態に
なるが、新しい葉が伸びてくるとしっかりと自立して伸びる。
栽培はさほど難しくなく、育てるのは簡単。
カンアオイの品種(種類)
ヒメカンアオイ
本州、四国に分布、開花期11月~3月。
コシノカンアオイ
本州の日本海側に分布、大型の花。開花期2~5月。
アマギカンアオイ
静岡産。開花期は4月~5月。
カントウカンアオイ
関東~近畿地方に分布。開花期11月~3月。
ハツシマカンアオイ
奄美諸島に分布。開花期2~4月。
ヤクシマカンアオイ
屋久島に自生。開花期11月~4月。
タイリンカンアオイ
本州(中国地方)~九州に分布、花の基部が膨らむ。開花期4月~5月。
ホシザキカンアオイ
四国に自生。開花期4月~5月。
センカクカンアオイ
尖閣問題で有名になった、尖閣諸島に分布。葉は分厚い、開花期2月~3月。
ウスバサイシン
本州、四国、九州に分布。開花期3~4月
フタバアオイ
本州~九州の山地に分布。開花期3月~5月
モノドラカンアオイ
西表島に分布、葉の裏が赤紫色。開花期3月~4月。
セイガンサイシン
北アメリカ原産。フタバアオイの近縁種。
スペシオサム
キタアメリカ原産。
キウイカンアオイ
中国原産。花がキウイフルーツをきったような形。開花期4月~5月。
パンダカンアオイ
中国原産、花が白と黒でパンダに似るところもある、開花期4月~5月。
カンアオイの育て方
カンアオイの植え替え・植え付けかた
適季は2月中旬~3月上旬または9月中旬~10月中旬、2~3年に1度の間隔で行う。
用土の配分は、硬質鹿沼4、軽石砂4、赤玉土2
カンアオイの置き場所
一年中半日陰~日陰に置き育てる。
冬は北風をさける、適地であれば路地植えも可能。
カンアオイへの水の与え方
用土が乾いてから、あまり過湿にさせない。
カンアオイへの肥料の与え方
花後、秋の年2回に鉢土に有機質肥料を2,3箇所に。
花後~9月まで3000倍に薄めた液肥を2週に一度与える。
カンアオイ、病害虫
特になし。
カンアオイの殖やし方
株分けで増やす、適期は2月中旬~3月上旬または9月中旬~10月中旬。
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