セッコクの種類
学名 | Dendrobium moniliforme. |
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属名 | セッコク属 |
原生地 | 日本 |
幹、茎の形状 | 太めの根幹 |
葉の形状 | |
種、果実、花 | 花は小さい。 |
類似 | |
殖やし方 | 挿し木 |
セッコク(Dendrobium moniliforme.)はラン科セッコク属、本州、四国、九州、琉球に分布、岩や樹木に着生する
着生ランのタイプ。洋ランのデンドロビウムに分類される。
花の変異も多くあり、葉の斑入りの園芸種なども多く作られている。
開花期は初夏の5月~6月、育て方のコツは着生ランと言う事をふまえて
栽培すると比較的容易。
セッコクの種類
セッコク
普通種、日本の各地に分布する。
キバナノセッコク
伊豆八丈島、四国、九州、琉球に分布。
セッコク’兜丸’
花形が良い、セッコクの品種
セッコク’新速王’
花の色が濃く、芳香を放つ。
セッコク’飛騨緑’
花の色が緑色のセッコク、岐阜県産。
セッコク’牡丹サクラ’
花が小さく、色がうすい桜色
セッコク’都鳥’
濃いピンク花、京都府産。
セッコク’瑞角’
兜咲き、オレンジに近い花。
セッコク’飛騨桜’
オレンジ系の花、岐阜県産。
セッコク’美濃嵐’
ピンク色の花、岐阜県産。
セッコク’夢美人’
紅花系、美しい色合い。紀州産。
セッコク’雷山’
紅花系、紅花を代表するセッコク。
セッコク’瀞月’
黄花で大輪、濁りがない黄色。紀州産。
セッコク’火輪’
ピンク色、喉元にリング状の紅色が入る。岐阜県産。
セッコク’美濃白玲’
白花、岐阜県産。
セッコク’紅紀州’
紅花、紀州産。古くからある品種。
セッコク’緑峰’
大輪の緑花。中国地方産。
セッコク’星貴宝’
白花、内弁に紅色の霧点が入る。岐阜県産。
セッコク’星’
白花、縦に紫色の線が入る、紀州産。
セッコクの育て方
植え替え・植え付けかた
適季は花後と秋、2年に1回の間隔で行う。
通気性をたもつためにも素焼き鉢に、ミズゴケで植える。まず玉状に握り固めた
ミズゴケを鉢にいれ、その上に根を広げて上からミズゴケで根を押さえるように
盛り付ける。ヘゴなどにも着生できる。
置き場所
年を通して、風とおしの良い半日陰の場所、冬は霜に当たらないようにする。
花色を出すために、赤花系は直射日光、黄色、白、緑、花系は
日光を遮光して管理する
水の与え方
基本的にミズゴケの表面が乾いたら鉢底から水があふれる程度の量与える。
育成期の5~9月は頻度は多めに与える。
4月と10月は水やりの頻度をやや少なめに。
11月~3月は水遣りの頻度を少なめに。
肥料の与え方
花後、秋の年2回に鉢土に有機質肥料。
病害虫
ほとんど害虫はつかない。
ウィルス病に感染した株、他の株へと病原体が移る可能性がある。
葉が擦れたぐらいでも病原体が移るので、早急に焼却して処分する。
黒点病を予防するために、春と秋に殺菌剤を散布する。
ハダニは殺ダニ剤。
殖やし方
株分けで殖やす、適季は植え替えと同じ花後と秋。
花の終わった茎を切り、ミズゴケに伏せても発芽する。
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