トックリヤシモドキ
学名 | Mascarena verschaffeltii. |
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属名 | トックリヤシ属 |
原生地 | マスカリン諸島 |
幹、茎の形状 | 単幹、高さ6m~10m、円柱状に肥大する |
葉の形状 | 羽状複葉で斜上、長さ2m。枚数が少ない |
種、果実、花 | 雌雄同株 |
類似 | トックリヤシ マニラヤシ ジョオウヤシ |
殖やし方 | 種から実生 |
トックリヤシモドキ (Mascarena verschaffeltii.)はトックリヤシ属の
ヤシ同じトックリヤシ属でトックリヤシがある。
トックリヤシモドキは上の写真のように幹がとっくり状にならない。
葉形がトックリヤシに似ているところから、トックリヤシモドキという和名がついた。
沖縄ではかなり街路樹として植えられている。
特に制限区域の道沿いにはかなりの数があり
那覇からライカムに行く道県道330号線の一部がその
ような感じになっている。
(巨大に成長するとこのようになるよう)
トックリヤシモドキは葉は羽状複葉で斜上する
トックリヤシとともに、葉数が少ないので
育てるにはすべての葉が枯れこまないように管理するように必要があり。
トックリヤシモドキ 種と実
トックリヤシモドキの実が出来立ては頃は緑色をしていて
実は熟すと黒く変化していく。
下の写真は両方が付いている。
緑と黒のものがあるので判りやすいかと
大きさはトックリヤシよりも細くかなり小さい。
実の形は細長くアーモンドの形状をしている。
熟すと実がやわらかくなり、甘い香りを出す。
蟻にほおりこむと実に近寄ってくる。
おそらく糖度が高いのではないだろうか。
トックリヤシモドキ 耐寒性
沖縄では冬でも最低気温が10℃を下ることが年間数日程度で、戸外でも
トックリヤシが十分に育成できる環境にある。
トックリヤシモドキの耐寒性それほどなく、本土では5~8℃以上で室内で育てる必要がありヤシ類であり、それなりに、日光を必要とするので
室内では窓際で管理する。
(写真のように単幹で葉が少ない)
トックリヤシモドキの耐寒性、耐陰性、葉の枚数などの性質から
ヤシの中ではあまり初心者向けではない植物にあたる。
TAGS:ヤシ, 実, 沖縄
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