ハコネウツギ タニウツギとの違い

 

ハコネウツギ

 

5月頃に紅白の綺麗な花を咲かせるハコネウツギに
関しての花言葉や挿し木での増やし方他のウツギとの違いに
関しての記事です。

 

ハコネウツギ 花言葉

 

ハコネウツギの花言葉「移り気」

 

4月~5月頃に花を咲かせ
開花直後の白から赤へ変化して移り変わって
いきます。
その花が移り変わっていく様子は花言葉「移り気」の
特徴にかなり合っている感じのものです。

 

ハコネウツギ 花

 

枝が空洞になっているという所もなにか
「移り気」という言葉のニュアンスをどこかしら
捉えているような感じもし奥深さを感じる所も。

 

ハコネウツギと同種のウツギの花言葉は「古風」「秘密」
でありこれは古風な花姿と、枝の空洞の部分から
きているとされています。

 

アジサイも同じ「移り気」という花言葉を持ちます。
こちらは花が土壌のph酸性度によって変化します。
ph酸性が高くなることでアルミニウムが多く溶け出し
アルミニウムが吸収されると花色は青色強くなるといわれていて
逆にアルカリ性が高くなることで桃色が強くでるとされています。

 

 

ハコネウツギ タニウツギ 違い

 

ハコネウツギとタニウツギの違いを見分けるのは
簡単で単に花がハコネウツギの場合は
上で書いたように白から赤へ変化して移り変わって
いくので見分けることができます。
タニウツギは開花時期から基本ピンクや白のみ
の色をしています。
タニウツギ違い
(タニウツギ)

ハコネウツギは時期によっては、白と赤の花が同時に
開花しているような状態によくなります。

ハコネウツギ 花赤白

(ハコネウツギ)

植物自体の特徴とは異なりますがタニウツギは
地方によってはかなり縁起の悪いような
植物として取り扱われています。

 

 

ニシキウツギ ハコネウツギ 違い

 

 

 

ニシキウツギとハコネウツギの違いは
タニウツギに比べると
ややわかりづらい所があります。

ハコネウツギのようにニシキウツギも
花の色が白から変化していきます
この時にニシキウツギの方が花の色が濃紅色
に変化していきます。

 

花弁の下のラッパ状の部分がハコネウツギが太く
ニシキウツギが細いです。

ハコネウツギ 花の形状

(ハコネウツギ花弁)

葉にも違いがあり、ハコネウツギの幅が広く
楕円形になり、ニシキウツギがやや細いです。
ニシキウツギの葉脈には産毛がつきます。

ハコネウツギ 葉

(ハコネウツギの葉)

ニシキウツギは葉の縁が少しだけ曲がっているように
なっていることが多いです。

 

 

ハコネウツギ 挿し木

ハコネウツギ 根本

ハコネウツギ他の難易度の高い庭木に
比べると、非常に簡単なものです。
アジサイなども挿し木が簡単ですが、それに似たような
感じのようなものです。

ハコネウツギは花を切花にしたものの、残りの枝を
使っても付くこともあります。

 

初心者の方でも簡単なので挿し木で増やすことが
出来るので試しに挿し木してみるのもいいような
種類です。

 

ハコネウツギ 挿し木 方法

ハコネウツギ 葉裏

 

事前に剪定バサミやナイフなどのウツギの穂木をきるものは
雑菌を洗いながしておく。

 

4月~8月に充実している新梢を使う、柔らかい新芽の部分は
挿し木に不向き。

剪定する場合は先端の部分以外を
すべて使う。

 

穂木を剪定バサミで8~10㎝程度に切り分ける
葉を2~3枚程度残るようにして下葉を落とす。

 

葉を半分程度に切る。

刃物などで穂木の切り口斜め45度にカットして、さらにとがった先端をクサビ状に少しだけ切る。

 

1時間~2時間挿し穂を半分ぐらいまで水にひたす。

 

必要に応じて切り口にメネデールやルートンの発根剤を利用。
(基本使わなくても挿し木は発根します)

 

新品の鹿沼土小粒に穂木を少し斜めに挿す。

 

鉢やプランターの場合、端の部分に挿すと挿し木が発根しやすくなります。
発根した後の根の成長も少し早いです。

 

 

 

 

 

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