サルナシ 挿し木

 

野生のサルナシ

 

小さいキウイに似た実をつけ人気のある
サルナシの 挿し木についていろいろと
記載しておきます。

サルナシの挿し木は他の庭木などと比べると
難易度は簡単なものです。

 

サルナシ 増やし方

サルナシ 新芽

サルナシの 増やし方の種類は種から
の実生と挿し木があり。

 

実生 種まきして種から発芽させる。

 

挿し木 枝をきりとり用土に挿し増やす

 

増やすのは挿し木が非常につきやすいうえ
ほとんど年中できるので
挿し木をおすすめします。

 

サルナシ 挿し木 時期

 

サルナシの裏

サルナシの挿し木 時期は、ほとんど年中
可能。

 

適期は休眠期の2月~3月

夏に行うと、新芽が動きすぎるために
根が成長しづらいよう。

 

しかし、夏に挿し木や水差ししてみると
わかるが、わりとすぐに発根するので
そこまで時期にはこだわらなくてもいいと思う。


よく夏に挿し木したものは、葉をのこしたものと
葉を全ておとしたものと比べると、
葉を全ておとしたものの
根の成長が早いので全て落としておいたほうがいいかと。

 

サルナシ 挿し木 方法

サルナシ 太い枝

 

サルナシは確率的には挿し木の成功率
は高いので、わりとアバウトに挿し木しても
つきやすい。

 

おそらく、理由は枝の切り口の空洞の部分から
樹液のようなものがでて固まり保護されるというのも
関係しているのではないかと思う。
この樹液のようなものは固まるのがわりと早い。

サルナシ 枝の切り口

 

枝が空洞の部分はウツギも似ているが
樹液のようなもので固まるのは遅い。
サルナシは枝の中にもうひとつ管のようなものが
あり赤い粒々が入っている。

 

挿し木は、普通の用土に挿し木する方法と
水差しで、発根させてから植え付ける方法があります。

 

普通の用土に挿し木

 

挿し木は一般的には幼弱性の高い枝を
挿し木に使うといいですが、サルナシは特にこだわらなくても発根は
しやすいと思います。

 

8~12cmほどにきりわける。
枝の長さはもっと長くてもつきます。

 

枝のぶつぶつになっているところから
発根するので、よくでている部分を切り口付近にする。

 

特にやる必要はないと思いますが
切り口を斜め45度にきります。

 

水に1~2時間つける。

 

切り口の樹液のような部分が固まるまで待つ

 

発根剤をつける。

 

新品の用土に斜めにさす。

 

水差し


太い枝を使うというのがポイントです。

 

試験的に

細いもの 直径0.7cm

太い枝 直径1.5cm

 

を両方発根剤を薄めたもので水差ししたところ、細いものは
すぐには発根することもなく
太い枝のほうは一晩で発根しかけている状態に。
後は根がほとんど伸びませんが。

サルナシの挿し木 一晩で発根

 

 

このまま用土に植え付けたほうが、根の成長は早いです。


水差しも枝のぶつぶつになっているところから
発根しはじめます。そのためこちらもよくでている
部分を切り口付近にしたほうがいいです。

 

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