パキラ 水不足症状

 

パキラ 新しい葉

 

パキラの 水やりの間隔は1ヶ月と
よく観葉植物の本などに書かれていますが、初心者の方は
特にそれで問題がおきないのかということが気になるかもしれません。

 

もしくはもっと成長速度を上げるために水やりを
してもいいのかと思う場合もあるのかもしれません。

以下のようなポイントから簡単に
パキラに1ヶ月水やりする場合のコツを載せておきます。

 

ポイント

  • 水不足 症状見分け方
  • 屋外での水やり
  • 土が乾かない時期の水やり

 

 

パキラ 水不足 症状見分け方など

 

パキラ すこしだけ黄色くなった葉

 

パキラの水不足がおこる症状は簡単で
初期段階では葉が垂れ下がるといった見た目になります。
すぐに葉の一部が黄色くなったりはしません。

しかし、パキラはすこし葉が垂れ下がると
いったのがわかりづらいところがあります。

他の観葉植物アボカドやアセロラなどであれば葉が垂れ下がると
水やりのサインといってもいいぐらいにわかりやすいです。

 

パキラの場合すこしこの葉が垂れ下がると
いった時に水やりすると比較的枯れずらいです。

水不足の症状がでたままほおっておくと、葉が急に
たくさん落ちたりし始めます
出来れば水不足症状がでると早めに水やりした方がいいです。

 

パキラが水不足は以下のような見た目に変化していきます。

・葉がしおれると、葉が通常よりも少しだけ下がる時もある。

・葉っぱのふちが乾燥すると、ふちが茶色くなる時もある。

・葉が黄色いような色になる、葉の色が薄くなり、黄色っぽく変色するときもある。

・葉が乾燥してそのまま落ちることも。

 

これらの症状が現れた場合は、パキラに水を与える。

ただしパキラを植えている土がまだ湿っている場合は、水不足
以外の症状を疑う必要があり。

 

葉がしおれる

害虫
根腐れ

葉っぱの縁が乾燥する、葉が黄色くなる

害虫
肥料不足、肥料過多
葉焼け

葉が落ちる

日照不足
下葉が落ちるのは根が張っていない
根腐れ

 

水不足症状 見た目
葉がしおれる 葉が少しだけ下がり、元気がなくなる
葉っぱの縁が乾燥する 葉っぱの縁が乾燥して茶色くなる
葉が黄色くなる 葉の色が薄くなり、黄色っぽく変色する
葉が落ちる 葉が乾燥して落ちる

 

水不足以外 原因
葉がしおれる 害虫
根腐れ
葉っぱの縁が乾燥する、黄色くなる 害虫
肥料不足、肥料過多
葉焼け
葉が落ちる 日照不足
下葉が落ちるのは根が張っていない
根腐れ

 

パキラ 水やり 1ヶ月 屋外

パキラ 枝 緑の部分

パキラ 温度の違い

パキラはやや高温でよくそだちます。
原生はメキシコ~ブラジル熱帯
といっても日本人の方にはなじみは少ない方もいるので
わかりづらいかもしれません。

おおざっぱな緯度で分かりやすい地域を出せば
沖縄〜台湾〜フィリピンといった所。

パキラはそのような原生地なので
成長させるにはある程度の気温は必要となります。
パキラは比較的他の観葉植物と比べても
低温ではあまり成長しません。

パキラはそのことを考慮して
水やり1ヶ月の期間を考えます。

パキラ小さいまま成長しない時期

 

夏場の成長期 5月~9月

成長期(地域によってことなる)
は、パキラは屋外で育てる場合毎日水やりしても
大丈夫です、枯れることはないです。

 

ただし、水はけの通りのよい
ような用土を使っている必要があります。
パキラに水やりしたとしても、水がたまらずにすぐに
鉢底から抜けていくのが普通です。
水をやっても鉢底からすぐに
水が抜けていかない場合はいずれ問題がおきる可能性があるので
早めに植え替えをする必要があります。
鉢底石を入れていない場合に起きやすいです。

 

成長期以外 10月~4月

この時期は日本では原生とはかけ離れた温度になります。
パキラはまだ低温にも強いほうですが
屋外で育てると枯れるので、室内に取り込みます。

冬の低温ではほとんど成長しない、低温だと
光合成が活発におこなわれなく根が給水しないので
かなりの期間水やりは不要です。
1か月に一度だけでも問題なく
8号以上の鉢が大きいものは2カ月に一度でも大丈夫です。

 

 

期間 水やりの頻度 育て方
パキラの成長期(5月〜9月) 毎日水やり 屋外で育てる。用土は水はけの良いものを使用。鉢底から水が抜けやすい状態が普通。水はけが悪い場合は植え替えが必要。
パキラの成長期以外(10月〜4月) 低温ではほとんど成長しないので水やりは不要。 屋外では枯れるので室内に取り込む。8号以上の大きな鉢なら1ヶ月に一度、それ以下の鉢なら2ヶ月に一度の水やりで問題なし。

パキラ 水やり 1ヶ月 土が乾かない

 

室内のパキラ

パキラの土が乾かない原因や対策など。

 

 

鉢底の排水孔が詰まっている

鉢底石を入れていないとよく鉢底の排水孔が
詰まってきます。

根が伸びすぎて根詰まりになると
というのも原因の一つ。

土の水はけのいいようなものを使っていても
詰まってくることもあります。
赤玉土、鹿沼土 小粒などを何年もつかっていると
潰れてくるので、詰まる原因になります。

対策

鉢底石を入れる
排水孔がある鉢に
詰まりを取り除く

 

日が当たらない場所で育てている

玄関や日光のあたらない部屋などはかなりの
その期間土が乾きません。
冬は日の当たらない室内で育てていると
かなりの期間、土が乾かないことが普通です。

このような場所で育てていると、用土がカビになりやすく
かなり根腐れしやすいです。

対策

あまりにも日光が当たらないようであれば、場所移動。
もしくは、多肉植物用などの乾燥しやすい土を
利用する。

出来る限り、水やりは1ヶ月以上でもいいので間隔は長くしておこう。
成長期になると用土の植え替えを行います。

 

土が良くない

 

土があまり良くないようなものを
使っている場合は、冬ならば何週間たっても乾かないこと
ということもあります。この場合はよくありません。

良くない土で育てたパキラによく起こる症状

パキラの場合は枯れることはすくないですが
根がはりづらく、新しい葉がでるたびに下の葉が
上のような見た目になりよく落ちます。

 

対策

植え替え

 

 

 

原因 対策
土が良くない 植え替えを行う
鉢底の排水孔が詰まっている 鉢底石を入れる
排水孔がある鉢に植え替えを行う
詰まりを取り除く
日が当たらない場所で育てている ・置く場所移動する
・乾燥しやすい土を利用する(例:多肉植物用土)
・水やりの間隔を長くし、成長期に植え替えを行う

 

パキラ 水やり 1ヶ月まとめ

水やり 1ヶ月まとめとしては大きく成長させたい場合
高温時期によっては1か月よりも短い間隔で
もっと水やりした方がいいです。

小さい鉢でない場合、冬の時期は1ヶ月
以上の水やりの間隔をとっても問題はありません。
冬はほとんど成長しないので、1ヶ月ぐらいか鉢の大きさに
よってはもっと長くとっても大丈夫です。

 

 

 

 

 

 

 

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