ハナカイドウ挿し木方法と時期

ハナカイドウの原産国は中国、江戸時代に日本に渡来した。
桜と同じような時期が開花時期です。

バラ科リンゴ属でリンゴの花に似たやや落ち着いた感じのピンク色の
花をうつむき気味に咲かせます。

花言葉は「美人の眠り」「艶麗」「妖艶」「美徳」など

ハナカイドウの花

うつむき気味の花にみあう、うつろげな美人の花言葉が
多数あります。原産国の中国では美人を形容する
花とされています。

割とこれらの花言葉は好きな女性は多いのでは
ないでしょうか。

ハナカイドウプレート

ハナカイドウ(海棠)は別名、カイドウ、スイシカイドウとも
呼ばれる。

葉にも特徴があり、あたらしい葉の裏には毛があるが、
秋にはほぼ無毛にかわります。

似たようなもので、黄色の果実をつける
ミカイドウ(実海棠) Malus micromalus Makino という
ものもあり。

ハナカイドウは挿し木が難しいので一般的にとり木や接ぎ木で
増やすことが多いですが、挿し木の方法を
載せておきます。

ハナカイドウ挿し木時期

ハナカイドウは、充実した前年枝を挿し木にする
2月～3月頃の時期が適期。

園芸初心者の方は花の咲く前の時期から
ハナカイドウの挿し木を始めるのが
がおすすめです。

理由は花が咲いてしまうと
やや穂木の養分が枯れてしまうのと
挿し木の途中で梅雨期にもはいるので
水分が保たれやすく挿し木が乾燥しづらいでの枯れでの
失敗がなくなります。

夏場の6月～8月は乾燥に注意して管理しないと
よく枯れます。
この時期は乾燥に弱い植物は密閉挿しを
行うのが一般的です。

ハナカイドウの木

ハナカイドウは難しいので挿し木の事前準備をします。

多量に挿し木して手数で、確率を上げるという感じです
剪定などの時期に大量の穂木が手に入る場合に行う。

挿し木の事前準備

穂木を採取するまえに穂木への養分蓄積。

枝の採取前からリン酸、カリウムの液肥を多めに与える。

晴れの続いた後の日を選ぶ

前日にしっかりと水やり。

ハナカイドウ挿し木やり方

カットする、刃物や剪定バサミの雑菌を取り除いておく。

2月～3月頃に勢いのある前年枝の穂木を採取する。
剪定の時は剪定した枝を利用。

穂木を剪定バサミで8～10㎝程度に切り分ける。

刃物で切り口を斜め45度にカットして、さらに反対側の形成層を少し削りだす。

水に1～2時間挿し木をひたす。

切り口にメネデールやルートンの発根剤を塗る。

無菌の赤玉土小粒にやや斜めに挿す。

鉢やプランターの場合、端の部分に挿すと挿し木が付きやすくなります。

挿し木したものの置き場所は、風当りのない
半日陰となります。

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