モンステラ 挿し木 気根 なし

 

モンステラの茎

 

モンステラ(Monstera)は、気根(きこん)と呼ばれる根がでてくると空中に伸びる特徴的なものを持つ植物のひとつです。

気根は原生地などでモンステラが他の樹木に張り付いてよじのぼっていくよう成長するために使用するものであり、ほとんどのものがそのようにして育っています。
また、気根を地面に伸ばすこともあります。

 

モンステラ 挿し木 気根 なしで行う場合は

モンステラの茎の一部を選びます。茎はあまり細くなく健康で
太いものを選ぶことが重要。
といってもモンステラはそれほど多くの挿し木に使うようなものはでないので
剪定したものや、植え替えのときに
あまったものを使うことが多いかと思いますが。

緑色の茎だけでなく
節の部分は必ず入れるようにします。

 

下部にある葉を取り除く

茎の下部にある葉を取り除きます。挿し木には葉がほとんど必要はないですが
上にある葉を数枚残して、⅓ぐらいに切ります。

 

挿し木用の土を準備

通常、赤玉土、バーミキュライト、パーライト、腐葉土の混合物が使用されます。
元々利用していないものがいいです。

 

挿し木の一部を挿します

挿し木の一部が土にしっかりと入るようになるように挿入し、安定させます。
長い茎は斜めなど、鉢の壁などでにかけて
安定させます。

 

挿し木を暖かく明るい場所に置く

直射日光は避け、適度な明るさの場所が最適です。

湿った状態に保ちます。

水を加える必要がある場合は、土が乾いていることを確認してから水を与えます。

 

数週間から数か月後発根する

挿し木が根を生やし始めることがあります。根が十分に発達したら、新しい鉢に移植して育てます。

 

 

気根を使用しない場合、挿し木の成功は低くなる
ことがほとんどです。

気根はモンステラに自然に出る特徴であり、すぐに根を
生やすのに役立ちます。
気根をつけたまま挿し木を行うと、成功率が高まります。

 

モンステラの挿し木を気根なしで行う場合
のは向いていないのであまり行わないほうがいいです。
根が活着しやすいのは元々もうすぐ気根が
でてきてたようなもの。

夏場になるとモンステラはすぐに気根はでてくるので
それまでまつのがおすすめです。

 

モンステラ 気根 だけ

モンステラ多くの気根 ここを切り分ける

 

 

気根があれば葉をつけなくても
茎と気根だけで挿し木を行うことは可能で
かなり高確率で成功します。
茎がなくて気根 だけで増やすというのは無理です。

モンステラの挿し木は、以下の点に注意する必要があります。

 

健康な茎を選ぶ

挿し木に使用する気根は健康で強靭であることが重要です。枯れたり傷ついた茎は成功率が低くなる可能性があります。

 

気根はでていると短くてもいい

気根が十分な長さがあることが望ましいですが、少しだけ
でている状態でも問題なくつきます。

 

適切な環境を

モンステラの挿し木は、高湿度の環境と暖かい温度が必要です。
暖かい温度であれば水分が乾燥しない限りほとんど成功します。

 

気根から根が発生するまでの時間
モンステラの気根から根が発生するまでには数日間かかることがあります。
根が発生するまでの間、真夏などであれば
よく水を与えておいたほうがいいです。

これらに留意しながら気根を使ったモンステラの
挿し木を行えば、成功する可能性は高いです。

 

 

モンステラ 気根 長い

 

モンステラ 気根多数

モンステラの気根が長く伸びてしまった
または、もともと長い気根を土に埋めたいという場合にどうすればいいのか。

気根を実際にさわってみるとわかりますが
折れやすいような質感をしているということがわかります。
とくに新しく出てきたようなものはかなり
柔らかく簡単に折れたようになってしまいます。

 

古い気根

古いものは固い材質になっているので、折れ曲がりづらいようになっているものもあります。

折れてもとくに枯れることにはならないので軽く折り曲げてみて曲がるようであれば
こちらも鉢の縁のまわりにそわせてぐるぐると巻いて置くとそのうち土のなかに細かい根がはってきます。

そのまま置いていてもいいですし、上から少しだけ土を覆いかぶせてもいいです。

 

出てきたての新しい気根

モンステラの気根は斜めなどに急に成長してくるのが特徴です。

伸びてくるのが早いので長くなると
地面についてもまだ伸び続けることがほとんどです。

このように出てきたての新しい気根
はかなり柔らかくて、まだ多少は自由に形を変えることができます。

しかし、折れ曲がると茶色くなっているような部分が破れることがほとんどです。破れてもあまり問題はおこらないので好きなような形に早めに変えておいたほうがまだ自由に形をかえることができます。

長いと鉢の縁など土の上をぐるぐると回るようにして形を変えると気根を切らずに
すみます。

 

埋め込む手順

気根を切る

気根を埋める前に、必要に応じて気根を切ってもいいですが。
長すぎる気根は切り詰めることで管理しやすくなります。気根を
切る場合は、消毒済みの剪定ハサミなどを使用し切り取る。

適切な量の土を追加します。
気根はできるだけ傷つけないように注意しながら行います。

 

 

モンステラ 茎 伏せ 気根 なし

モンステラ 茎 伏せ 気根 なしで行う
場合緑色の茎の部分だけでなく
節となる部分は必ず入れるようにします。

 

根がよくでてくるのはほとんどの場合は
節の部分からでてくることになります。
気根 なしの場合は挿し木よりも茎 伏せで増やすほうが
は枯れづらくなります。

 

葉も少しだけ付けたまま伏せてもいいですが、根気 なしの場合にはほとんど葉は枯れるので着つけなくてもいいです。

 

茎を乾かす

茎を切り取ったあとは風通しのいい日陰で切り口を数日間乾かします。
雨に濡れないように注意してください。

 

茎を伏せる

 

モンステラ 茎 伏せ 参考

モンステラの茎を用土にある程度埋め込みます。
モンステラの茎ではないですが
写真のような見た目でゆっくりと土に伏せます。
このようになるように半分ぐらい土に埋めると茎が乾燥しづらく枯れづらくなります。

茎が柔らかい場合は、慎重に扱って折れないように注意してください。

成長を促す

茎が土に固定されたら、伏せた茎の成長を促す。
光や水、栄養をバランスよく与えます。茎が新たな根を生じるまで、しばらくの間、直射日光には当てないほうがいいです。

 

モンステラは本来、気根を使用して他の物体に
絡みつくことが自然な成長パターンです。
気根を持たない茎の場合、成長には時間がかかる場合があります。

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