桑の木 挿し木と見分け方

 

 

挿し木の穂木を採取する場合に必要かと思われますので
まずは桑の木の見分け方を載せておきます。

 

桑の木は雌雄異株なので、実ができるのは
雌の株からのみです。
挿し木する場合には、実が出来ていないものは
控えておいたほうがいいでしょう。

 

桑 の 木

 

桑の木はかなり色々な種類が交雑しているので
雑種のようなものも多いです。
同じ種類であっても、葉の変異が多く見分けるのは
難しいと思います。

 

実は同じような形をしていますので、それで見分けると
いいです実は赤い色から熟すと黒になり食べることが可能です。

桑の木の実 黒く熟す

 

 

よくある桑の木の種類は以下のよう

 

桑の葉 見分け方

 

ヤマグワ

ヤマグワ 普通の葉

葉は円形楕円状が一般的な形で

桑の木 葉 切れ込み

時折深く切れ込みが入るものもあり
これにはさまざまなバリエーションがある。

見た目はイチジクのような形の切れ込みの葉も多い。

 

 

レッドマルベリー

実はすこし大実のタイプです。
葉もやや大き目。

 

クロミグワ

 

クロミグワはカフカス地方が原産の桑で
果実用に欧米で使われる。

 

 

桑の木 挿し木

 

桑 の 木 実

 

桑の木は小さい実を鈴なりにならせるということ
もあり、みていると挿し木などで増やしたい方
もいるのではなでしょうか。


桑の木の挿し木は他の樹木に比べると
発根しやすいので園芸初心者の方には参考に
ぜひおすすめしたい植物です。

水差しも2週間程度、確認してみましたが
新芽が動くだけで根が発根しないようです。

 

桑の木 挿し木時期

 


桑の木の挿し木は、気温が低い時期を
のぞけば、ほとんどの季節で挿し木が可能です。

 

とくにすぐに発根する、7月~8月の高温な時期を
おすすめします。
この時期は、挿し木して数週間で
発根しさらに新芽までもでてきます。

 

挿し木は長らく同じような姿をみるので飽きやすく
初心者の方はそれで駄目にしやすいと思います。

しかしこの時期は管理する時間も短くていい
ので、手間もそれほどかかりません。

冬に挿し木 したい場合は、4月上旬あたりまで
待ってから挿し木を行います。

 

桑の木などは、乾燥などでは穂木は枯れづらいですか
ある程度高温でないと発根までの時間はかかります。

 

桑の木 挿し木 方法

桑の木 挿し木用 枝

 

桑の木の挿し木の枝に使うのは鉛筆程度の大きさ
ものが一般的です。

 

桑の木は缶コーヒー前後の太い枝を使って
も挿し木が発根します、
挿し木後に急速に成長させたい場合
太い枝をつかっての挿し木方法もおすすめです。

 

桑の木 挿し木 やり方

 

事前に剪定バサミやナイフなど桑の木の穂木を
きるものは雑菌を洗い流しておく。

 

桑の木 挿し木 枝の先端

充実している新梢を使う、枝の先端の緑色の柔らかい新芽の部分
挿し木にあまり不向きです。
この先端の部分はカットしておいた方が発根しやすいです。
稀に発根せずに伸びてきて枯れることもあり。

 

桑の木 挿し木 切り分け加工

穂木を剪定バサミで8~12㎝程度に切り分ける
太い枝の切り分けは糸鋸などで行う。

 

挿し木 葉のカットする前

桑の木 挿し木 葉を半分

葉が小さいものはそのままのこして
普通は半分程度に、大きい葉は1/3~1/4程度に切ります。
(イチジクのような形の切れ込みの葉が大きいものが多いです)

 

桑の木 挿し木 下の葉をカット

葉を1~3枚程度残るようにして。下にある葉を落とす。

 

桑の木 挿し木 切り口をカット

刃物などで穂木の切り口を斜め45度にカットする。

 

桑の木 挿し木 水にひたす

穂木を水に1~2時間浸します。

水からとりだしたものは必要に応じて、切り口に発根剤を塗ります。
(発根剤はなくてもかなりの数が付きます。)

 

新品の鹿沼土小粒に、少し斜めにさします。
赤玉土でも大丈夫です。

 

 

桑の木 育て 方 挿し木

 

桑 の 木 実がすずなり

 

桑の木は夏期の高温な時期に挿し木を行うと
発根するのが2週間程度なので挿し木の管理はそこまで
慎重にならずとも成功しやすいです。

 

穂木の水分の蒸発を防ぐため
発根や新芽の成長が確認できるまでは半日陰で管理する。
穂木に葉水などを時折与え枝の水分をたもち
用土はやや湿った状態を保つ。


乾燥を防止するために十分な潅水を行う。
あまりこの時に動かさないように、上呂などで緩やかに水を灌ぐ。

 

根を成長させるために、発根や新芽の成長が確認できたら穂木の
水分の蒸発を防ぐため水やりの間隔を
少しずつ伸ばし、用土の表面を乾燥気味に

 

いきなり日当たりの良い場所で
挿し木を育て始めると失敗する可能性があります。
(試してはないですが、日当たりでも毎日水さえ与えていたら
そのまま成功しそうな感じです)

 

発根するのは2週間程度ですが、日当たりがいい場所に移動や
植え替えをするのはさらに数週間まってから行います。
下の写真は挿し木してから2週間ほどたったものです。

桑の木 挿し木 発根 全体 桑の木 挿し木 発根 拡大

 

 

桑 の 木 挿し木 土

 

桑の木はph5~6.5が好ましいので、鹿沼土小粒を
利用して挿し木するのが理想的。
鹿沼土以外であれば、赤玉土小粒も保水率が高いので
そこまで悪くはありません。


挿し木の土には新品かもしくは殺菌したような土を使うのが
セオリーです。

桑の木はそこそこ発根しやすいものなので
あまり気負わずに手軽な土で挿し木をやってみても
いいかと思います。

 

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