梅の木 小さくしたい
梅の木は種類によっては放任して
いるとかなりの大型になり
古い木にあるようなコブっぽい感じに
なってきます。
大きくなると邪魔になったり
威圧感があったりするので
小さくしたい方も多いはずです。
剪定をしないままでいると
かなり枝が込み合って伸びる所があります。
この場合
- 周辺の日当たりに影響がでる
- 害虫がよってくる
という悪影響がでます。
枝が込み合ってくると害虫はカメムシが
よくよってきますが、梅の実につくと
あなをあけられて、実から樹液のような
ものがでます。
梅の木をコンパクトに小さくしたい場合に
どのようにらしたらいいのかを
簡単に紹介しておきます。
梅の木の成長速度
梅の木 小さくする方法の前に
少し成長速度について。
当然ながら梅の木の成長速度は
植え付ける環境や栽培方法によって
異なります。
それを踏まえて説明すると、日当たりのいい場所で一般的な
栽培方法で育てると梅の木の成長速度は一般的に速いような
庭木などと似たような成長です。
気温や日当たりなども関係していると
思いますが春や秋によく成長して夏は
気温があがってくるとそこまで伸びないように思えます。
小さい挿し木から育てはじめた
株でも、一年で50cm以上は伸びていきます。
梅の木 根元から切る
梅の木を小さくしたい場合は
単純に根元から切ってしまうということ考える人も
多いはずです。
この根元から切ることは園芸では
切り戻しと言われています。
切り戻しするときは
「小さくしたいだけ」、と「処分してしまいたい」
という方がいるのでは、と思いますので
両方書いておきます。
梅はトゲのような小枝が多数があるので
切るときは注意してください。
根本から切る 小さくしたいだけ
根元から切る切り戻しを行うと
小さくできるのでそのまま幹を切ってもいいです。
単に少し小さくしたいだけであれば、
根元よりももっと上から切っても
大丈夫です。
(これぐらいの大きさなら切り戻しするにもそれほど問題はないはずですが)
小型の梅の木であれば、切り戻しも
それほど苦労はしないはずですが
少しでも大型になってるくと
倒れるときは危ないです。
老木になった大きい木をそのまま手作業で切るというのは現実的ではないかと。
面倒ですが大型になると、重さも
あるので太い枝を先に切り取っておくことをおすすめします。
とくに後で切り分ける予定であれば
なおさら。
処分してしまいたい
梅の木を処分してしまいたいと
しても切り戻ししても根がそのままなので、またすぐに成長してきます。
梅は根を深く伸ばしていくので、大型のものを抜根するときはかなり苦労するはずです。
(梅ではないですが、このように横から枝がでてきます)
梅の木は根を処理しないと
枯れることはありません。
切り戻した後に枯らす方法
- 切り口の表面にドリルドライバーで穴を数個開ける。(ビットは大きいサイズがいいです。)
- 穴の部分に除草剤の原液をいれる。
- 期間を置いて数回枯れるまで除草剤をいれる
この方法で枯れたあとに引き抜く
わけですが、梅の木は根が太く
かなり深く張り巡らされているので簡単ではありません。
おそらく業者の方に頼むことになるはずです。
低コストで山の開拓して使うようなときに
土地を買うときは梅が植えているような
場所は買わないほうがいいかも。
重機がないと相当苦労するはずです。
梅の木 剪定 切り口の処理
梅の木を剪定するときに
切り口になにかをする必要は
あるのかどうかということは初めて
剪定する方などは気になるかもしれません。
梅の木の小さい枝を剪定したときの切り口には
とくになにもする必要はありません。
問題がおこることも少ない
と思いますが、あまり切り口には
水をかけないほうがいいです。
剪定以外の切り戻しなどでも
切り口ができて切り口はかなり広く
なります。
このような切り口が広い所は乾燥
するのにかなりの時間がかかり
カビ、病気、害虫の侵入につながることが
あります。
そのために切り口には癒合剤をつかって
おくのがおすすめです。癒合剤は切り口を保護するため
病気や害虫の侵入を防ぎます。
かなり大型の梅の木になると枝が太く
普通の剪定でも切り口が広くなる
こともあります。
(大型のものは枝でも庭木の幹ぐらいにも)
このように太い枝を剪定したときも
癒合剤をつかっておいたほうがいいです。
TAGS:剪定, 害虫, 成長速度
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