カポック(シェフレラ)の種類
学名 | schefflera. |
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属名 | シュフレラ属 |
原生地 | 東南アジア |
幹、茎の形状 | よく分岐するのもが多い |
葉の形状 | |
種、果実、花 | |
類似 | |
殖やし方 | 挿し木 |
シェフレラ属の植物は室内での、インテリア・グリーンに使うのには向いている。
シェフレラ・アルボリコラ’ホンコン’は葉の形がカポック(パンヤ科)に
似てるのでホンコンカポックと呼ばれているようだ。
和名はヤドリフカノキという。
あまり日光にあてなくてもある程度は樹姿を維持できる。
日陰にかなり耐性がある植物でも枯れるような日光がほぼ
あたらない場所で半年ほど
シェフレラ・アルボリコラ’ホンコン’(ホンコンカポック)を
実験に育ててみた事がある。
葉がかなり落葉し萎縮したように間延びして非常にやわらかく
しなったように伸び、非常に弱々しい株になってしまうが
成長は維持できていた。
あたらしく伸びてくる新芽はさわるだけで、落ちてしまうようなやわらかさだ。
その後、普通に戸外で少しづつ日光にならしていき通常の管理に戻して
いったが、数ヶ月後には通常の状態にまでもどった。
(10号鉢の大株で根が張っているものだから、株の中にある養分だけで
維持できていたのかもしれない)
戸外で放任しても育つので、ある程度の強いと思っていたが
シュフレラ・アルボリコラ’ホンコン’(ホンコンカポック)の耐陰性は
かなりのものだ。斑入りのものになるとかなり日光は必要とすると思うが
他の観葉植物に比較すると、耐陰性はかなりあるのは間違いない。
耐寒性もそれなりのもので、冬の寒風に吹きさらす場所に置かれている株でも
葉に被害を受けた事はあまり見た事がない。
シュフレラ属すべてに該当するわけではないが、一般的に流通しているシュフレラ属の
品種は、耐寒性、耐陰性がありほとんど害虫もつかず、強い性質をもつ。
シェフレラ・アルボリコラ
schefflera arboricola
よく枝が分岐する。細い気根も多く出す。
葉がホンコンカポックに比べると丸みがない。
シェフレラ・アルボリコラ バリエガータ
schefflera arboricola cv.’Variegata’
シェフレラ・アルボリコラの斑入り種。
シェフレラ・アルボリコラ’ホンコン’(ホンコンカポック)
schefflera arboricola cv.’Hong Kong’
アルボコリラの園芸種、小葉は丸みがあり肉厚。
シェフレラ・アルボリコラ’ホンコン’バリエガータ
schefflera arboricola cv.’Hong Kong Variegata’
シュフレラ・アルボリコラ’ホンコン’の斑入り種
シェフレラ・アクティノフィラ
schefflera actinophylla
小葉は長さ20cmぐらい、とやや大きめの葉
シェフレラ・アルボリコラ ‘レナータ’
schefflera arboricola cv.’Renata’
シュフレラ・アルボリコラ’ホンコン’の実生から
出来た品種、葉の先が不規則に割れたようになる。
シェフレラ・チェンマイ
schefflera arboricola cv.’Ching Mai’
シュフレラ・アルボリコラ’ホンコン’に比べ
葉がおおきく、光沢があり、先がとがる。
学名や和名からしてタイの品種だろう。
シロフカポック
schefflera arboricola cv.’White’
シェフレラ・アルボリコラ’ホンコン’の白斑の品種。
シェフレラ・ファリノーサ
schefflera farinosa
葉は葉柄を中心に平均360度に展開する。
ツピタンサスの葉のつき方にやや似る。
シェフレラ・トライアンギュラス
schefflera triangularis
葉が逆三角形で少し丸い。
シュフレラ・’グランディー’
不明
キポリフカノキ
schefflera odorata
葉柄10~45cm。小葉は5,6枚、長さ10~15cm
葉はやや波打ったようによれる
フカノキ
schefflera octophylla
小葉は6~11枚、長さ10~20cm
シュフレラSP
schefflera sp.
小葉は長さ20cm、新葉の裏側や葉柄がやや紅色。
幹はよく分岐する。
シェフレラ(カポック)の種類 まとめ
シェフレラの種類 | 特徴 |
---|---|
シェフレラ・アルボリコラ | よく枝が分岐する。細い気根も多く出す。葉がホンコンカポックに比べると丸みがない。 |
シェフレラ・アルボリコラ バリエガータ | シェフレラ・アルボリコラの斑入り種。 |
シェフレラ・アルボリコラ’ホンコン’(ホンコンカポック) | アルボコリラの園芸種、小葉は丸みがあり肉厚。 |
シェフレラ・アルボリコラ’ホンコン’バリエガータ | シュフレラ・アルボリコラ’ホンコン’の斑入り種 |
シェフレラ・アクティノフィラ | 小葉は長さ20cmぐらい、とやや大きめの葉 |
シェフレラ・アルボリコラ ‘レナータ’ | シュフレラ・アルボリコラ’ホンコン’の実生から出来た品種、葉の先が不規則に割れたようになる。 |
シェフレラ・チェンマイ | シュフレラ・アルボリコラ’ホンコン’に比べ葉がおおきく、光沢があり、先がとがる。和名からしてタイの品種。 |
シロフカポック | シェフレラ・アルボリコラ’ホンコン’の白斑の品種 |
シェフレラ・ファリノーサ | 葉は葉柄を中心に平均360度に展開する。ツピタンサスの葉のつき方にやや似る。 |
シェフレラ・トライアンギュラス | 葉が逆三角形で少し丸い。 |
シュフレラ・’グランディー’ | 不明 |
キポリフカノキ | 葉柄10~45cm。小葉は5,6枚、長さ10~15cm葉はやや波打ったようによれる |
フカノキ | 小葉は6~11枚、長さ10~20cm |
シュフレラSP | 小葉は長さ20cm、新葉の裏側や葉柄がやや紅色。 |
シュフレラの花言葉
上のような小さい可愛いような花をさかせる。
育て方にもよるが、シュフレラはそれほど
花を咲かさない、水を切る必要がある。
シュフレラは1月11日の誕生花
花言葉は『花を贈る事典366日』によると
「とても真面目」
とのことだ。
実は下に載せている写真のように結実すると
オレンジ色に変化する。
シュフレラの育て方
シュフレラの耐寒性から関東以南であれば冬も戸外で育てても問題は無い。
雨が当たる場所であれば基本放任でも問題なし。
シュフレラの育て方 4月~6月 春
ガラス越し日光が当たる場所に置き育てる。
水やりは用土が白っぽく乾いたら行う。
シュフレラの育て方 7月~9月 夏
戸外で直射日光のあたる場所に置き育てる、
この時期は毎日水を与えても良い。
シュフレラの育て方 10月~3月 秋~冬
ガラス越しの日光が当たる場所に置き育てる。
用土が完全に乾燥してから水を与える。
出来るだけ暖かい日の午前中に与えるようにする。
シュフレラの植え替え方
5月~7月が適季、株が大きくなり鉢底から根が出始め、根づまりを
起こしそうになると植え替える必要がある。2年に一度が目安。
鉢から根ごと抜き出した後、根を痛めないように
土を1/3程度落とし、1回りサイズが大きい鉢に植え替える。
用土は、赤玉土3、川砂1、腐葉土1の割合で作る。
シュフレラへの肥料の与え方
5月~9月に2ヶ月に1回 暖効性の化成肥料または油かすを与える。
シュフレラにつく害虫
害虫は、春先アブラムシが新芽につきやすい。
取り除かなくてもほとんど枯れる事はないが、見栄えが悪くなる。
シュフレラの増やし方
5月~7月が適季、挿し木、取り木、圧条法で増やす。
他の観葉植物よりも簡単に発根する。
穂木の状態と管理が良ければ葉を小さく切ず、そのままの状態で残しても発根する。
気根が出ている部分を穂木に利用するのが一番確実な方法。
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