アキグミ ナツグミとの違い

アキグミはグミ科の落葉低木、低木の時は枝が細いが、ある程度
成長すると木のように太くなる。
北海道南西部から琉球列島、朝鮮半島、中国地方に分布する。

 

グミ科のように葉裏はやや白っぽいのが特徴。
他の樹木と違いが判りやすく割と野山でも自生している
のをよく見かける。

 

木の高さは4～5mぐらいにまでは成長する。
漢字では秋茱萸と書く。

 

 

 

アキグミ の 花

 

 

 

花期は4～5月頃、写真のものは4月下旬に撮影
したもの。

 

割と小さい株の時からかなり多く花が咲く。
見た目は小さいもののほうが良いように見える
成木になると幹がボコボコとしていまひとつ。

花の香りはややおとなしめのほのかなもの。
散る少し前から黄変するという特徴もあり。

 

 

 

ナツグミに比べるとアキグミは、多数の花を咲かせる。
場所によってはすごい数のミツバチを寄せていた
ミツバチが受粉ようにほしい場合などは植えても
いいかもしれない。

 

 

ナツグミは花が葉腋に1～数個のみとかなり
花の数は少なく付くのが特徴。

 

ナツグミ アキグミ 違い

 

上にも書いたようにナツグミとアキグミでは
花の付き方が異なる。

 

簡単に見分けるには和名のように実の季節が
が異なる。

ナツグミ　実は5～6月に熟す

アキグミ　果は秋に熟す

9月頃に実がなっていたアキグミ

 

開花後5～6月に実がついているか
どうかでナツグミとアキグミの
違いはわかりやすい。

 

他のグミ科でナワシログミがあり。
こちらは花は秋に咲くのが
特徴で実は翌年の初夏に熟す。
葉は革質で厚いといった特徴をもつ。

 

びっくりグミは秋ごろに実が熟す。
葉は革質で厚く少し光沢がある。

 

 

アキグミ 食べ方

 

アキグミの実は食べられることができる。

そのままでも食べれるが、味は酸味と渋みがかなり
強くあまり多くは食べづらい。
味は厳しい。

生食以外の食べ方は、ジャム、果実酒などといろいろ
とある。

 

アキグミ ジャム 作り方

ジャムの作り方は他の果実でもよくあるように
種を取り除き、身をすりつぶしたものを
砂糖と混ぜ、煮詰めるというもの。
冷やすとジャムになる。

割と砂糖を多くいれないと冷やした時に
ジャムのように固まらないので
糖分をあまりとりたくない人にはおすすめ
できない。

あまり固まらなくてもジャムのように使えるので
糖分控えめで作ってもいいかと思う。

TAGS:似ている, 実, 庭木, 種類, 花, 違い

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