月桂樹 挿し木方法と時期
庭木の種類の中では比較的挿し木が簡単な
部類に入るので初心者にもおすすめ
できる。
月桂樹は雌雄異株なので挿し木の際は
挿し穂の違いにやや注意する
必要があり。
月桂樹 挿し木 時期
月桂樹の挿し木の適期は6月~8月となります
他の庭木では春挿しが行われますが。
月桂樹の場合は時期が早すぎると
新梢がまだ若くやわらかいので
挿し木の失敗に終わることが多いです。
挿し木したての時は梅雨期である6月
からスタートするのがおすすめ。
7月8月は気温が高いので、挿し穂の管理に
注意して育てます。
月桂樹 挿し木 方法
挿し木の事前準備
月桂樹 挿し木は比較的やさしいので
準備は特別する必要性はないですが
大量に挿し木する場合は発根率を高めるためにやっておく。
穂木を採取するまえに穂木への養分蓄積。
(採取前からリン酸、カリウムを多めに与える)
数週間晴れの続いた後の日を選ぶ
前日にしっかりと水与える。
月桂樹 挿し木方法
枝は先端部分の細いものではなく、やや硬くなった
部分を利用。
用土に近い部分から勢いよく伸びた新梢を
挿し木にするとよいです。剪定する場合は剪定したものをすべて切り分けて
利用する。
剪定バサミで8~10㎝程度に切り分ける、
葉を1~2枚程度残るようにして下葉を落とす。
(事前に剪定バサミの雑菌を取り除いておく)
剪定バサミなどの切りやすいもので
で葉を半分程度に切り落とす。
葉からの水分の蒸発は普通に行われるため。
ナイフで穂木の切り口斜め45度にカット
反対側の形成層を数センチ薄く削る。
穂木を30分~1時間の間、半分ぐらい水にひたし水あげをする。
出来た月桂樹の穂木を無菌の用土、鹿沼土小粒に挿す。
用土は事前に鉢底から泥水がでないまで
水で洗い流すのを忘れないようにする。
鉢やプランターの場合、端の部分に挿すと挿し木が
付きやすくなります。
月桂樹 挿し木 発根
挿し木をしっかりと発根させるためには
メネデールやルートンの発根剤を
利用するのもいいです。
発根までの管理方法は
月桂樹を挿し木したものの
置き場は風当りのない半日陰の場所
水分の蒸発を防ぐためにはこのような
場所において管理します。
乾燥を防止するために葉水をよく行う。
十分な潅水を行う。
穂木をあまり動かさないように
ホースなどで上から水を掛けず。
用土付近からゆっくりと少しづつ水を流し込むようにする。
挿し木の発根の確認は2~3カ月管理したあとで
穂木の近くに割りばしなどで小さい穴
を開けて確認します。
月桂樹 挿し木 失敗
月桂樹の挿し木は比較的簡単なので時期と
手順さえ押さえていると失敗はあまりないと思いますが
原因となるものを上げると
時期が悪い
月桂樹の挿し木は6月~8月の間に行います。
これ以上早くてもまだ新梢がやわらかく
つきづらく。
これ以上おそくなると、発根するまでに気温が落ちるので
発根しずらくなります。
切り分けた時などに切り口から雑菌が入る
古い用土で挿し木を行わずに、新品の用土を利用する。
クワ科などの植物の場合乳液がでて切り口が保護される
ので特に古い用土などでも問題なく
挿し木がつくことも多いですが
一般的な庭木の場合は古い用土を利用すると
切り口から雑菌が入り失敗することも多いです。
切り口の取り扱いにはそれなりに注意する
必要があります。
剪定バサミや、ナイフ、手などで触る場合にも注意。
水あげのときに雑菌が入る場合もあります。
水分を枯らせる
(挿し穂の葉を半分に切るのも水分を枯らせない為)
これが挿し木の中でも一番失敗の原因と
なりやすいです。
挿し木したものを風のあたりやすい
場所、直射日光にあてると失敗の原因と
なりやすいです。
葉をしおれさせないように葉水を
よく行うというのも水分を枯らせないコツです。
新芽が発根せずに成長する
先端部分を切らずに利用するとよく起こります。
勢いよく伸びた新梢の先端を切らずに挿し木
すると穂木の養分だけで
成長していき。
発根するまでの養分が使われて
枯れてしまいます。
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