金のなる木 復活方法と根腐れ
金のなる木は多肉植物なので
一般的に観葉植物に比べると
根腐れになりやすいところがあります。
しかし、多少の知識をしっているだけで
根腐れを回避できることも多いので知っておいても
いいかもしれません。
わかっているとほとんどの場合は根腐れに
はなりません、少なくとも他の
低温に弱い観葉植物よりも根腐れで枯れずらいです。
金のなる木の根腐れ
は時期によってよくおこるような
原因が異なります。
金のなる木 根腐れ
(花が咲く直前に枯れやすい)
一般的に多肉植物の根腐れが
おきるのは、ほとんどの場合
冬の時期におこります。
この時期は金のなる木はほとんど成長しないので興味も薄れる人も多いはず。
根腐れがおこってしまうとすぐに枯れるので水やりの
あとは、よく観察しておいた
ほうがいいでしょう。
低温での水やり
水やりは控えめに行う
低温下では、金のなる木の生長が遅くなり、水分も蒸発しにくくなります。
そのため、水やり量は通常よりも控えめに行う必要があります。
土が乾燥してから、軽く水を与える程度で十分です。
水やりは室内の温度にもよりますが冬の時期は控えめにしたほうがいいです。
よく日があたるような室内でも1~2ヶ月に一度でも問題ないです。
冬の時期はとくによく成長するというわけでもないので、リスクをとって
水やりする必要性はありません。
どうしても枯らしたくない人は12月~4月頃まで水やりを控え
てもいいです。
湿度があれば土にうえなく剥き出しの状態でおいていても金のなる木は枯れることは
ないです。
水やりは朝に行う
低温下では、水やり後に水分が残ったままだと金のなる木が冷えてしまい根腐れの原因になる可能性があります。
そのため、水やりは朝に行うようにする。
日中に水分が蒸発する時間が十分にあるため、根腐れのリスクが低くなります。
水は室温に戻したものを使用する
冬の時期は水道水もかなり冷たいので温水をつかうか、ある程度の時間おいてお
いて室内温度とあわせてから水やりします。
低温下で冷たい水を与えると、多肉植物の根や茎がダメージを受けることがあります。そのため、水は室温に戻したものを使用するようにしましょう。
水は地上部にかけない
低温下で地上部に水が残ったままだと、凍ってしまう可能性があります。そのため、水やりは土の上に直接行い、株には直接かけないようにしましょう。
金のなる木は他の多肉植物と比べるとロゼット型でないので葉の隙間などに水が溜まるということはほとんどないですが、幹の形が独特のものなどはその部分の溜まる場合もあることもあります、水がたまってしまうと腐食につながりそこから
根腐れにつながることもあるので水が溜まらないようにして水やりします。
具体的にはある程度大きくなってくると幹が独特の形状になって
水がたまるような形に育つこともあります。
剪定した時の幹の中央の部分などがそのようになりやすいです。
室内での日陰
冬の室内は極端の日照時間が下がることも
多いです。
窓の方位によっては、ほとんど日陰の状態がつづくかと。
用土の水捌けがわるく日陰が続くようであれば、よく
用土にカビが発生します。
とくに肥料を残しておくと、そこから発生しやすいので取り除きます。
カビが発生していると、腐食に直ぐにつながるので根腐れにもなりやすいです。
日本の冬の天気は朝方晴れて、昼から曇りということも多いです、カーテンでしめきるということか多いはずですが朝から十分に日に当てて下さい。
虫に根をかじられる
冬の時期は用土のなかに、虫が
混入している場合は、虫に根を
かじられて根腐れになることもあります。
ダンゴムシ、ゲジゲジ虫、カナブンの幼虫
など。
このために、あやしいものは
秋までに用土の植え替えすることをおすすめします。
金のなる木 根腐れ 夏
夏の時期は金のなる木はほとんど根腐れになる
ということは少ないです。
大抵は3月~4月に根腐れになった
ものが進行してきたようなものが多いはず。
金のなる木 根詰まり
根詰まり
かなり長期間放置していても、根詰まり
から根腐れなるということは少ない
ですが、ごく稀のあるかもしれません。
この場合かなり鉢から苗が抜けなく
場合によっては苗を壊さないといけない
こともあります。
水やりのときに、水がほとんど抜けて
いかなくなった場合は根詰まり
からの根腐れになる可能性もあるので
早めに植え替えます。
幹などの腐食
痛みや虫のかじりなどにより、
傷口が出来たところに水などがはいり
こみそこから腐食することが
あります。
夏場ではなく、冬にもおきますが
夏の時期は幹が腐食することから
根腐れの繋がっていきます。
金のなる木の根腐れ原因に関するまとめ
内容 | |
---|---|
原因 | 一般的に多肉植物の根腐れは冬に起こり、水やりに注意が必要。水道水は温水を使うか室内温度と合わせてから。日照時間が少なくなる冬は水やりを控える。 |
室内環境 | 冬の室内は日照時間が短いため、カーテンを開けて十分に日光を取り入れる。用土の水捌けが悪くなるとカビが発生し、肥料残留もカビの原因になるため注意が必要。 |
虫による影響 | 用土の中にダンゴムシ、ゲジゲジ虫、カナブンの幼虫が入り込むと根をかじられて根腐れになることがあるため、秋に用土の植え替えをおすすめ。 |
夏の注意 | 夏の時期は根腐れになることは少なく、既に根腐れが始まっているものが進行することが多い。 |
根詰まり | 長期間放置していても根詰まりから根腐れになることは少ないが、場合によっては可能性がある。 |
金のなる木 根腐れ対処
根腐れは冬の時期がほとんどなるので
対策は基本的に冬に気をつける。
日があたらない室内
水を一切あたえない外で育てたほうがいい場合も
用土をあっているものを利用
念のために秋頃までに植え替え
用土をカビさせないように肥料をとる
金のなる木が枯れてしまったが
復活させたい、園芸初心者の方であれば
そういうこともあるはず。
金のなる木 復活方法
金のなる木は多肉植物なので、復活は
他の植物に比べると簡単なほうになります、一部分でも
腐っていないところがのこっていると復活は可能。
復活方法
- 折れたものの場合、腐っていない部分があれば切り取って乾燥させ、挿し木に使う
- 根腐れの場合、腐っている部分を切り取り、使用する
- 枯れた場合でも、葉が1つでも残っている場合は葉挿しで復活可能
金のなる木 折れたものの復活方法
金のなる木は比較的簡単に挿し木ができます。
根腐れなどになった金のなる木は
よく枝や幹が折れることがあります。この折れてしまったものは、先端の部分は
腐食されていることが多いはず。
折れた部分が傷んでいるなど健康的でない
部分であれば、挿し木を行っても腐る可能性がほとんど
できるだけ健康的な部分を使う。
腐っている場合は、先端から腐食していない
正常なところまである程度の部分を切り取って、切り口を乾燥させます。
これがそのまま挿し木に使うことが可能です。
挿し木に使用するものは、数日間室内に放置し切り口が乾燥するようにします。
切り口が乾燥したら、水を含ませた砂やパーライトに挿して十分な水分を与えながら育成を行います。
挿し木から根が生え、一定の大きさになると鉢に植え替えます。
金のなる木 根腐れからの復活
金のなる木が枯れるとなるとたいていは根腐れか、幹や枝の一部分の
腐りであることが大半です。
根腐れは、用土を掘り起こしてみるとすぐにわかります。幹の下のほうが、ふにゃふにゃになっている場合はほとんどが根腐れです。
株のほとんどが腐り果ててしまうと復活は厳しいですが、一部分であると
復活可能であることがほとんどです。
根腐れの場合は、ほとんど土の下の部分だけか腐っている状態になっている
ので切り取ります。
根腐れが起こった場合は、腐った部分を切り落とすことで
復活させることができます。
根が出てくるまで、しばらくは水やりも控えめに行いましょう。
そこまで神経質になる必要はないですが
切る場合は、清潔の刃物で切り取ります。
切る部分は腐敗していなく正常な部分です。
なかの切断面が黒くなっていると駄目なので
結構なんども切り取る必要があります。
上の写真のように切り口がきれいな色である必要がります。
茶色いシミのような部分があれば再度切り取ります。
この切り取ったものを挿し木してしまえば復活ほ完了します。
挿し木すると上のように横から葉がでてきます。
金のなる木 葉挿しでの復活方法
ほとんど全てが枯れてしまった場合でも、葉が
ひとつでものこっている場合は葉挿しでも復活できます。
葉を取る
親株から取る葉は葉柄が長くて丈夫なものが良いです。
葉を取る際には、葉柄が切れたりしないように注意。
葉を挿す
葉を挿す際には、先端から2〜3cmほどを切り落とします。
その後、葉を挿すところに水をつけ、挿し込みます。
水やりをする
水やりは必要ありませんが、霧吹きを使って葉に
水分を与えることができます。
しかし、水分を与えすぎると傷みやすくなるので気をつける。
新芽が出たら鉢に植え替える
新芽が出たら、新しい鉢に植え替える。
鉢の中心部に新芽を置いて、やさしく表面を押さえながら
土を入れます。水やりは控えめに行い、徐々に慣らしていきましょう。
「金のなる木」の復活方法についてのまとめ
復活方法 | 手順 |
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折れた部分の復活 |
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根腐れからの復活 |
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葉挿しでの復活 |
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TAGS:多肉植物, 挿し木, 用土, 発根
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