カナリーヤシ 成長速度や耐寒性
学名 | Phoenix canariensis. |
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属名 | ナツメヤシ属 |
原生地 | カナリア諸島 |
幹、茎の形状 | 単幹、15mまで成長する。 |
葉の形状 | 羽状葉、葉の長さ5~7m |
種、果実、花 | 果実は橙色、かなりの数が結実する。 |
類似 | フェニックスロベレニー ナツメヤシ |
殖やし方 | 種から実生 |
カナリーヤシ(Phoenix canariensis.)はカナリア諸島原産の
ヤシ科フェニックス属のヤシで、雌雄異株。
成長は他のヤシと同様、苗のような時期はそれほど
早くはない。
一度地植えにして根がかなり張ってくると成長は
かなり早くなってくる。
カナリーヤシはヤシ科ナツメヤシ属のなかでは一番大きく成長し
高さ10~15m、幹の直径は50~90cmに達する。
同じヤシ科ナツメヤシ属で似ているヤシにフェニックス ロベレニーがある、
似ているが、フェニックス ロベレニーは大きくなっても5mとそれほど
大きくはならいのと、フェニックスロベレニーとは葉柄の色が違う。
他に似ているナツメヤシ属のヤシでは、イワヤマナツメヤシがある
小さいときは形状は似ているが、葉が繊細で優美。
羽状葉はおおきく葉の長さ5~7m、幼時は上を向いて伸びるが、成木に
なるにつれて、弓上に曲がる。
葉は150~200対の小葉をつけ、下部のものは長さ5~15cmのとげに変化している。
葉柄ととげは黄緑色。
カナリーヤシ 実
実は写真のように一株からでもかなり鈴なりになり
多くの数が取れる。
かなり高さがあるヤシなので拡大していますが。
西日本では2~3月頃に実がついていることを確認できた。
カナリーヤシの実は、硬くて小さな球形の実、まだ熟してないときはコーヒー豆に
にている、写真のように最初は黄緑色で熟すと茶色っぽい色に
変色していくようだ。
熟しても甘い香りなどはなく、やや硬いまま熟していくような実の
タイプのよう。
カナリーヤシは単幹なので種からの実生が一般的です。
手順は
種は収穫した実から取り出し、よく洗って乾燥させます。
そのまま植えるとカビやすく発芽しづらいです。
(数多くとれるので面倒ですがやっておいたほうがいいです)
乾燥させた後で水につけると、浮く種と沈む種があるので
沈む種を利用します。浮く種は未熟な種。
秋の終わり~冬に植えても発芽するのは初夏ごろになります。
種から発芽後は適度な水やりと日当たりの良い場所で栽培します。
カナリーヤシ 耐寒 性
耐寒性があり、日本の暖地でワシントンヤシのとともに
多く路地上されている。
西日本でもかなりの数が街路樹として確認できるので
地植えであれば、-5度程度までは問題なく耐えることの
できる耐寒性あり。
ココスヤシ カナリーヤシ フェニックス 違い
画像で確認したほうが早いと思うので。
上画像 ココスヤシ 中画像 カナリーヤシ 下画像 フェニックス
大きさは ココスヤシとカナリーヤシが巨大で
フェニックスロベレニーが小さい、幹も細い。
葉の色がココスヤシが青めで、間隔に隙間がある。
フェニックスロベレニーは葉が繊細。
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