エニシダ 毒性 寿命

 

エニシダ 画像

 

ヨーロッパに原産のマメ科の落葉低木
延宝年間(1673‐81)に日本に渡来した。

ハリエニシダやフレンチブルームなどは
海辺の環境にも耐えれることができるので
海辺などにも植えられている。

 

エニシダ 花 拡大 画像

 

花に変わった特徴があり、虫がつくと
花粉を飛び散らすようだ。

 

花に受粉の昆虫がとまり,翼弁と竜骨弁がおし下げられると,
中からめしべ・おしべが飛びだして虫に巻きつくように1回転し,花粉を飛び散らす。

出典 – 世界大百科事典第二版

 

エニシダ 開花時期

 

開花時期は4~6月、地域によっては新芽がでると同じような
時期に開花が始まります。

 

花の時期は長く3週間以上もの間続くこともある。

 

エニシダ 花画像

上の写真のものは4月下旬に撮影したもの。

 

エニシダ 開花6月

こちらは山で6月ぐらいに撮影したもの。

 

 

エニシダに似た花

 

 

エニシダ 花画像2

日本では割と同じような時期に咲く黄色い花
多いです。
エニシダは花の形に割と特徴があるので
わかりやすいですが。

 

ミモザとの違い

 

ミモザの花

ミモザは遠くから見ると花が似ているかもしれませんが
近くによるとミモザの方は綿毛のようになっています。

 

ヒメエニシダとの違い

 

こちらも遠くからみるとかなり似ています。
エニシダに比べるとヒメエニシダはかなり
花や株が小ぶりです。

 

キングサリ(キバナフジ)との違い

 

こちらも小さい株のときは少し似ていますが
花がしなだれるように咲くのが特徴です。

成長すると大きい木になるのでわかりやすい。

 

レンギョウとの違い

 

レンギョウの花

レンギョウ 蕾

遠くから見ると似ていると思えます。
レンギョウの花はかなり小さいです。

オウバイとの違い

オウバイ(黄梅)の全体

 

エニシダと花の形が違うのですぐに見分けられます。
新芽がでるまえに花が咲く

ウンナンオウバイとの違い

雲南黄梅(ウンナンオウバイ)葉と枝の画像

こちらもエニシダと花の形がことなります。
常緑なので、葉がついたまま花が咲く。

 

エニシダ 寿命

 

エニシダ 種で増える

エニシダの寿命は短いです。
種から育てた場合には約5年後には枯れる。

その短い寿命を補うために自身の種で
増えていきます。

種は熟すと15メートルもはじけて飛ぶようです。
なので野山に自生しているようなものは
その辺りに点々として生えていることが多いです。

 

上の写真のものなどもおそらく勝手に種が飛んで増えた
ものでしょう。

 

点在するエニシダ

上のように数メートル間隔で自生している所も
よく見かけます。

 

エニシダ 毒性

 

独特の花を咲かせて派手なエニシダですが
部分的に毒性をもっています

 

エニシダ 緑の部分

エニシダの緑色の部分、葉や若い枝には
強心作用をもつスパルテインという有毒成分を含む。
マメ科の植物レピリナ、レダマ、エニシダに含まれる。
スパルテインは無臭苦味

取り扱うときは、スパルテインが含まれる
「葉や若い枝の緑色の部分」には注意する必要がある。

エニシダ 花のつぼみ 画像
(丁度写真のように緑で若い部分の枝や葉)

さらに注意が必要なのは乾燥したものには
非常によく燃える化合物が含まれるようで
火災の危険性があるようです。

 

 

 

エニシダ 毒性 寿命と同じカテゴリ