モンステラ 水差し 気根なし

 

モンステラ 茎と気根

 

モンステラの水差しを気根 なしで行う場合は
気根ありに比べて少し難しいです。

気根がついてないようなモンステラ
を水差しするのはおすすめできませんが気根 なしでは
次の手順で進めます。

 

 

・透明のプラスチック容器やガラスの花瓶を用意。

・モンステラの親株から切り取った茎を
わけます。
水差しするのは葉柄の部分ではなく茎の部分です。

長い場合は適度な長さに切り分けます。必ず節の部分をいれます。
節の部分から根が発根することがほとんどです。
モンステラ 葉柄

(モンステラ 葉柄)

モンステラ 茎

(モンステラ 茎)
葉を２枚程度残して、葉を3分の1ぐらい短くして
切って残してもいいですが、ほとんどの場合は
枯れるのですべて切り取ってもいいです。

短くきりつめるのは水分の蒸発を防ぐ為。

 

 

・気根 なしの水差しは発根するまでにそこそこ時間がかかるので
発根剤を使います。

発根剤の特徴は以下のよう

発根促進
発根剤は、植物の根の成長を促進するための成分を含んでいます。これにより、切り花や挿し芽などの観葉植物の新しい根の形成を助けます。

根の発達
発根剤は、根の発達をサポートするための栄養素やホルモンを提供します。これにより、健康な根が形成され、挿し木したときの成長と生存率が向上します。

手軽に使える
発根剤は一般的に液体やパウダーの形態で販売されており、使用が簡単です。観葉植物の株や挿し芽の切り口に直接塗布するか、水に混ぜて浸すことができます。

 

このように根を出すのに向いていてかなり手軽に使うことができるので、水差しに使うのにもおすすめできます。
メネデールやルートンがおすすめです。

 

容器に水をいれてから、発根剤を少々いれかき混ぜます。
そこまで値段も高くなくて何度もつかえるので
よく植物を増やす人はもっておいてもいいです。

切り分けた茎の下部数センチメートルを水に浸し、上部が容器の外に出るようにします。

 

 

・水を定期的に交換します。
茎が腐らないようにするためには
３日以内に新しい水に交換。水の量は、茎の下部がつかる
程度が適切です。

発根剤も根がでるまでは、毎回入れ変えます。

 

・朝の時間帯の日光の当たる明るい場所に置きます。
モンステラは明るさを好む植物ですので、日光の当たる場所が最適です。
ただし、日中などの長時間の強い日光は茎や葉を乾燥させ過ぎることがあり
水差しを失敗させることもあり。

 

根が生じるまでには気根ありに比べると
かなり時間がかかるので根が出るまでの辛抱強く管理する必要があり。

モンステラはある程度の大きさであれば真夏の時期にはよく気根をだすので
気根をだすまで待ってから水差しするのが
おすすめです。

 

モンステラ 水差し 気根

 

茎から気根が出るモンステラ

 

モンステラ 気根を付けて水差し
は上記したように気根 なしに比べるとかなり簡単です。
モンステラに気根がついているのであれば、基本的に気根をつけて水差しを行います。

 

 

モンステラの気根ありで水差しする手順は以下の通りです。

 

・道具を用意します。

水差し容器
モンステラの茎を切り取るための清潔な剪定はさみなどが必要です。

 

・モンステラの茎から伸びている気根の中から、気根をつけたままで茎を切り取ります。

茎は気根がついているのであれば長くても短くても特に問題がありません。
葉は切り取らずにすべて残したままつけておきます。
気根から根がでるのは早いので、とくに葉が枯れてしまっても問題なし。

 

・水差しに水を満たします。水の量は気根をつけた
部分まで必ず届く程度にします。
水差しの中の気根が水に浸かるようにする。
しっかりと水の中につけることで、細かい根が発根しやすくなる。

気根なしのときのように発根剤を使ったほうが
発根したときの根の成長が早いので使ってもいいです。

しかし気温の高い時期などでは気根があると普通の水だけでも数日間で発根することもあるので、特に使わなくても問題はありません。

 

・水差しを朝の時間帯の日光の当たる明るい場所に置きます。
気根から根が多数でるまでは日陰でもいいです。

割りとすぐに根がでてくるので特に問題はないと思いますが、
直射日光が当たりすぎると茎が乾燥することがあるので注意が必要。

 

・ 水差しの水は定期的に交換します。水が悪くなると
茎が腐ることもあり。
通常は３日に1回程度の頻度で交換する。長くても一週間に一度は水を交換します。

 

・水差しの中で気根からしっかりと根が出る。

細かい根が多数成長したら、水差しから取り出して土に
植え替えることができます。

このときに丁重に扱わないと良く枯れることがあります。
半日陰などで十分に根を活着させてから
日当たりの良い場所に移動します。

真夏のような時期であれば数日間だけでも気根から細かい根が
発根するので簡単にモンステラを増やすことができます。

TAGS:増やし方, 挿し木, 挿し木 方法, 植え替え, 水差し

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