シャリンバイ 似てる木 日陰や虫とすす病

 

シャリンバイ 画像

 

シャリンバイは街路樹や生け垣としてはかなり
よく使われる庭木です。

高さ1mにまで成長して、枝がよく分枝して伸びる
のが特徴です。漢字では車輪梅と書きます。

 

 

シャリンバイ 街路樹

街路樹のシャリンバイ 画像

 

気に止めていないと気づきませんがシャリンバイは
街路樹として、いろいろな所でみかけるかと思います。

道路沿いに植えこまれている低樹としては、かなり多くみかける
街路樹かと思います。

海沿いの街路樹は、少しにている
トベラのほうが多いように思えます。
こちらはかなり潮風などに強いようです。

シャリンバイも海沿いに植えられているのを
みかけますが、冬の潮風を受けてかかなり葉が赤く
なっているものが多いです。

 

 

シャリンバイ 枝の付き方画像

シャリンバイは葉柄の付き方が車輪のスポークスに
似ているのが名前の由来、かなり枝が分枝して伸びます。

樹形がわりと密に育ちやすいのでそのぶん
生垣としては使いやすい。

シャリンバイの生け垣 画像

 

剪定しないでいると、けっこうな勢いで伸びてくるので
ある程度放任して生垣としてそのまま使えるという訳ではない。

手間かかかるのか嫌な場合は生け垣としてはあまり
おすすめはではないです。

 

 

 

 

シャリンバイ 新芽

シャリンバイ 新芽 画像

 

シャリンバイ 新芽にはうぶ毛のようなものが
つくの特徴がある。
指で擦るとわりとすぐにおちるような感じのもの。

新芽ではなく、新しい枝の部分も同じように
うぶ毛のようなものがつく。

シャリンバイ 新しい枝 画像

 

春ごろにみると、勢いよく伸びている枝
観察すると、よくこのようなものがみられる。

 

 

 

 

シャリンバイ 葉 似てる植物との違い

 

違いの前にまずはシャリンバイの葉などの
特徴などを載せておきます。

 

シャリンバイ 葉 画像

シャリンバイの葉は写真のように細卵型
葉は厚くやや堅く、色は黄緑~暗緑色,ふちには鋸歯が
ほんの少しあるかほとんどないような形。

 

シャリンバイ 一部赤い葉 画像

葉はかなり赤くそまることもあり
一部分だけ赤くそまったりすることがよくあります。

シャリンバイ 赤い葉画像

 

花はナシの花に似ている所があります。

シャリンバイ 花 画像

 

モッコク シャリンバイ 違い

モッコクの葉

モッコクの方がかなりシャリンバイよりも葉が
細長いのと、モッコクは成長するとかなり
大きくなります。

 

モッコク モドキ シャリンバイ 違い

オキナワシャリンバイを別名モッコクモドキと
いうようです。

シャリンバイよりも葉は細長く、モッコクモドキ
と言われるだけあって葉がモッコクにやや
似ています

花などはシャリンバイに似ている。

 

トベラ シャリンバイ 違い

トベラ 葉や新芽

トベラは葉がまるく内側にそるような形
よくなります。

葉もトベラほうがやや照りが強いようにでます。

トベラ 花

花びらはトベラは細長い感じです。
花の香りもトベラの方がやや強めといった
感じのものです。

 

シャリンバイ ヒメシャリンバイ 違い

 

シャリンバイの矮性のもので、葉がかなり小さいので違いの見分けが
つくかと思います。

ヒメシャリンバイは実と葉の大きさが割と近いような
ぐらいの大きさです。

 

 

 

シャリンバイ 蕾

 

シャリンバイ 上から 画像

シャリンバイの開花時期は4月~5月頃なので花の蕾は
まだ寒い、3月頃にはみられます。

この時期はあまり多く花も開花していないので庭木の生
け垣などに植えていないとそれほどきには止める
こともないかと思いますが。

良く冬に剪定するなど、書かれていることもありますが
花の蕾まで剪定してしまうと、開花しない、または花が少なくなります。

 

 

 

シャリンバイ 虫

虫に食べられたシャリンバイ 画像

 

風通しが悪い場所であつたり、あまり剪定をおこなわずに、枝の
密度が高くなると虫がかなり発生しやすい

 

シャリンバイと蜘蛛の巣 画像

写真のものは、わりと風通しの良い場所に
植えられていたシャリンバイ。

 

シャリンバイと蜘蛛 画像

 

写真などをみてもらえばわかるかと
おもうが、かなり蜘蛛がつきやすい
これにより害虫の蛾などの毛虫はつきづらくなるが、見た目が
かなり悪くなるのでその点は考慮しておいたほうがいいかもしれない。

 

 

シャリンバイ 日陰

 

シャリンバイ 日陰 画像

 

シャリンバイを日陰に植え込んでしまうと、デメリットがあります。

まずひとつは うえにも書いた
花 が 咲か ない原因となります。

つぎに虫がつきやすくなります、とくに蛾がつきやすい
環境になるのであまりよくはないてす。

そして、菌が比較的増えやすいので病気にもかかりやすくなります
シャリンバイもかかることのあるすす病も原菌の一種です。

日陰で育てる場合に虫や病気が気になる場合は事前に
駆除剤で予防するなどしておく必要がありです。

 

シャリンバイ すす 病

シャリンバイ すす病 画像

シャリンバイの病気のひとつにすす病があります。
この症状は葉に黒いすすがこびりついたようになったり、黒い点が
でてきます

日陰に植えていたり、風通しが悪くなってきたりする
場合や梅雨期などの病原菌の増えやすい
時期に出やすいです。

病原菌の一種なので、手でさわったまま他の植物など
をさわると移るので注意してください。

すす病にかかった葉を取り除いたのちに、駆除剤で除菌します。
多く葉がかかっている場合は、強剪定してしまう
というのも、ひとつの手です。

 

シャリンバイ 実

シャリンバイの実が出来る時期は秋の終わりごろ
黒く丸い形をしていて
ブルベリーと似たような実をつけます。

ブルベリーと似たようなので食べれるか
と思った方も多いかもしれません。

味は生食すると正直厳しいような味です、ジャムなどに
利用しないとなかなか食べるのは難しいです。

 

 

シャリンバイ 挿し木

勢いよく伸びるシャリンバイ 画像

簡単にシャリンバイでの挿し木での増やし方
を載せておきます。

事前にシャリンバイの挿し木を取る剪定バサミなどは洗い
雑菌を取り除いておく

 

 

 

5月~8月に充実している枝を使う、シャリンバイの場合細か
なうぶげのような見られるものが良い。
鉛筆よりも少し細い太さの枝がよいサイズ。
剪定する場合は剪定したものを利用する。

 

 

得たシャリンバイの枝を剪定バサミなどで8㎝程度に切り分ける。
葉を数枚程度残るようにして下の葉は切り落とす。

 

枝に残った葉を半分程度に切る。

 

切り分けた枝の切り口を斜め45度にカットして、さらに
先端部分をクサビ状に少しだけ切る。

 

1~2時間の間、シャリンバイの枝を半分ぐらいまで水にひたす

 

切り口にメネデールやルートンの発根剤を塗る。

 

新品の鹿沼土小粒に穂木を少し斜めに挿す。

 

鉢やプランターの場合、端の部分に挿すと挿し木が発根しやすくなります。

 

 

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