ヤマモモ 実がならない原因
ヤマモモ 時期
ヤマモモの実の時期は一般的な
品種であれば、6月ぐらいに実をつけます。
5月頃から赤っぽい緑の実がなりはじめて、6月中旬頃には
実が黒っぽくなり完熟して木から落ちます。
この落ちる直前のもの、手でさわると実が少し柔らかく
なったものがあまり酸味がなく甘く美味しいです。
ヤマモモ 実がならない
ヤマモモの実がならない
おもな原因をあげると
- 剪定
- 植えている場所
- 大きさ
- 雄花 オス
であることが多いです。
実がならない原因でない肥料
実がならない原因に他の植物であれば肥料が
ありそうなものですが、肥料は
ヤマモモの場合は実がならない原因にはなりづらいです。
ヤマモモは根に根粒菌というのをもち、大気中の窒素をアンモニアに変換し
吸収するので肥料はとくに必要ありません。
逆に化成肥料をあげすぎている場合は
土壌のphが傾きすぎて、だめになっている可能性もあります。
実のなる大きさぐらいになると
肥料は不要です。
ヤマモモ 剪定
まず良くありがちな実がならない
原因は剪定の仕方です。
これは、実のなる前に花芽をかりとってしまうことによるものです。
ヤマモモを剪定するのにいいような
時期は、実が終わった後、実がおちた後の成長期の始まりです。
ヤマモモはそこまで剪定を必要としませんが
樹形を制御するために時折剪定することで
害虫や病気の被害が少なくなります。
実をしっかりとつけるには全体的に
日が差し込むようにして剪定するといいですが。
大きく成長した木では、かなり難しくなるかと思います。
なので個人で育てる場合は、樹高を抑えるような形。開心自然形で
剪定していくといいです。
実の後以外に剪定する場合は、花芽をかりとってしまう可能性が
あるので実をつけたい場合はよく見てから剪定する必要があります。
この場合も強剪定はおすすめできません、透かし剪定
ぐらいがおすすめです。
ヤマモモ 大きさ
地植えしているようなある程度の大きさになると
大抵のものは実をつけていますが
ヤマモモの大きさによっても実がならないと
いうことになります。
具体的にはどれくらいからヤマモモは実をつけるかといいますと
実生 15年以上
接ぎ木 4~5年
と非常に長いです、あまり年数がたっていないと
実をつけていないのは普通の事です。
それと、ヤマモモは品種によって5m程とかなり巨大に
なるので庭木として地植えするのはあまりおすすめはできません。
写真のものをみてもわかるかと
思いますが、引き抜くのがかなり難しくなります。
ヤマモモ 日陰に植えている
実がならないのは日陰に植えていることが
原因となることもあります。
しかし、ヤマモモは比較的大きくなるので
そこまでの原因になることはないと思いますが
全体的に日陰になっている、ほとんど日が
当たらない場所であるならば可能性ありです。
日陰に植えてあるものは、ほとんど
実がならないまたは、実が小さいなどとなります。
他の背の高い樹木などでで日陰になっている
場合はその木を強剪定などすれば
いいですが、建築物が原因の場合は植え替えぐらいしか
解決する方法がありませんので難しいです。
ヤマモモ 雄花 オス
雄株は実の時期に枝の先端の部分の葉が、赤っぽい色にそまっていた。
おそらくこれが一番の原因であることが多いと思いますが
ヤマモモは雌雄異株なので雄花 オスの場合も
どれだけ大きくなっても実をつけません。
見分け方は、品種にもよりますが
雄は長い花のようなものをつける。(雌は小さくてわかりづらい)
6月ごろになっても実をつけない。
写真のものは、他の株がたくさん実をつけている時期でも
全く実をつけていませんでした。
それと、雄雌同時に同じような場所にうえなくても少し離れた場所に
雄の株があればヤマモモは実をつけます。
TAGS:剪定, 実, 成長速度
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