ノウゼンカズラ 植えてはいけない理由⑤毒は

 

 

 

ノウゼンカズラは植えてはいけない
という理由にどのようなものが
あるのかというものを簡単に取り上げました。

基本的に伸びすぎ増えすぎなどや、駆除しづらいということで
植えてはいけないということが
言われています。

 

  • 剪定しても効果がない
  • 壁 外壁づたいで伸びすぎる
  • 増えすぎる
  • 花の毒などが やばい
  • 地下茎や根

 

などが庭に植えるのには適して
いないという理由です。

 

ノウゼンカズラ成長期など

 

 

 

 

ノウゼンカズラ 植えてはいけない理由 ① 剪定があまり効果がない

 

ノウゼンカズラ 新芽と蕾

 

ノウゼンカズラは剪定は一定の
効果があります。

 

一時的に葉や茎を取り除く
ことはできます。

しかし、少しの剪定ぐらいでは
高温時期になると、ノウゼンカズラの
成長は早くて元通りの姿になってしまうぐらいに伸びます。

 

それぐらいに伸び方が早く
どんどん増えていってしまう
ものです。

真夏の時期には、壁づたいに
伸びるということや暑いということもあり、剪定を何度も
するのは難しいでしょう。

さらに地下茎や根を伸ばすことに
よって完全に葉や茎を剪定したとしても
駆除することはできません

 

 

ノウゼンカズラ 植えてはいけない理由② 壁 迷惑

 

ノウゼンカズラ つる性なの壁にも

 

 

植えてはいけない大きな理由のひとつと
して伸びすぎということが
あげられます。

 

単に普通に土の上に伸びていくのであれば
そこまで迷惑にはならないですが
ノウゼンカズラはつる性の植物と
いうことでとにかく
壁づたいでも伸びていきます

 

壁にもどんどん伸びていくので
これを剪定するのが非常に厄介です。
これが他の人の家にまでも伸びていき迷惑になります。

 

壁づたいに伸びた先にも
どんどん根がでてきます

高い場所ではこれを取り除くのは
かなり難しくなります。

 

ノウゼンカズラ 植えてはいけない理由③ 増えすぎ

ノウゼンカズラ 覆いつくすように増えすぎ 伸びすぎ

 

ノウゼンカズラは成長期には
伸びすぎというぐらいに枝が
伸びていきます。

 

小さい苗などからでも壁一面を
多い尽くすぐらいには伸びていきます。

さらにつる性のなかの植物でも
節の所に積極的に根をよくつけます

この根をつけるのがほとんど増えているといえます。

何故なら根をつけている部分を
切り分けるだけで本体が簡単に
増えていくからです。

ノウゼンカズラにとっては
伸びすぎ=増えすぎ
と言うことがいえます。

 

 

ノウゼンカズラ 植えてはいけない理由④ 毒

 

ノウゼンカズラ 花

ノウゼンカズラは増えすぎたり、伸びすぎたりするものなので
剪定も必要になってきますが、切るときの毒なども
気になる所でしょう。
かぶれたりする程度なら問題はないですが、それ以上のものだと
植えたりするのもすこし考えようですね。

ノウゼンカズラは古来より

「鼻に当てれば脳を傷つけ、蜜が目に入れば目がつぶれる」

などと言われて毒があるような植物といわれてきました
このことから縁起が悪い植物とされていたようです。

 

古い辞書などでも各種毒があると書かれています。

 

のうぜんかずら

〔植物・植物学〕のうぜんかずら科のつる性の落葉樹。
茎から出る付着根で他の物にからみ上がる。夏、だいだい色の大きな花を開き、有毒といわれる。観賞用。

出典 – 学研日本語大辞典

ノウゼンカズラ

ノウゼンカズラ科の落葉つる植物で,中国大陸原産。茎には付着根があって他物にからみ登る。
葉は対生で奇数羽状複葉,5~11枚の小葉から成る。小葉は卵形ないし卵状披針形で長さ 3.5~6.5cmあり,縁にあらい鋸歯がある。
7~8月頃,若枝の先に円錐花序を出し橙黄色の大型花をつける。
花冠は広い漏斗状で上部はカップ形に開き,径6~7cmあってやや不同に5裂する。
果実は長さ6~10cmの細長い 果であるが日本では結実しない。
花やつぼみの汁は有毒である。観賞用や日よけに,棚などに栽培される。

出典 – ブリタニカ小項目

 

 

このように有毒とされていたようですが、wikiにはアレルギーを起こす
程度で、強毒性は有していないと書かれています。

上記、特徴でも記されているように本種には古来より有毒であるとされる迷信がある。
中には「ノウゼンカズラの花を触った手で目をこすると失明する」などとする物まである。
しかし実際には無毒であり、少なくとも言われているような簡単に失明事故を起こすような強毒性は有していない。

出典 – ノウゼンカズラ 毒迷信

 

この部分には出典が記載されていなかった(2023/5)
のでノウゼンカズラの成分について少し調べてみると
アレルギーを起こす原因にノウゼンカズラ全草には
「ラパコール」と言われる成分が含まれているようです。

 

以下は英語のwiki ラパコールを機械翻訳したものです。

ラパコールは、ラパチョの樹皮から単離される天然フェノール化合物です。
この木は学名でHandroanthus impetiginosusとして知られていますが、かつてはTabebuia avellanedaeなどさまざまな植物学的な
名前で知られていました。ラパコールは他のHandroanthusの種にも見られます。
ラパコールは通常、木材から抽出された黄色で皮膚刺激性のある粉末として出現します。
化学的には、ビタミンKの誘導体です。
かつていくつかのがんの治療法として研究されましたが、現在は使用に
あたって毒性が強すぎると考えられています。

出典 – https://en.wikipedia.org/wiki/Lapachol

 

毒性が強すぎるいう部分はがんの治療法に関してで
「皮膚刺激性のある粉末」というのが人体に影響を与える影響の部分かと
思われます。

ラパコールはアレルギー性物質の一つと考えられ
ノウゼンカズラには花に多く入っているようで、この花の汁を触ると
かぶれることもあるので注意が必要となります。
ノウゼンカズラの花びらが鼻についたり
目についた場合は洗い流すようにします。

知っている場合はとくに植えてはいけないということに
大きな影響があるというわけではないですが。
ノウゼンカズラの成分でアレルギーを起こすこともあるので
あまり触らないほうがいいということを、知っておいたほうがいいです。

 

 

ノウゼンカズラ 植えてはいけない理由⑤ 地下茎

 

ノウゼンカズラ 地下茎 根

 

ノウゼンカズラ 植えてはいけない
理由に地下茎や根の問題があります。
これが非常に厄介なもの
となり
とにかくノウゼンカズラは植えないほうが
いいなどとされています。

 

地下茎や根が残っていると

 

  • 冬にかれたり
  • 全て刈り取ったりしても

 

また春先ほどに新しい芽ができて
夏頃には元通りになることも

あります。

 

地面にはいっている地下茎も
厄介ですが、壁などについてしまったものは
かなり取り除きづらい
です。

 

結構小さいような窪みにまで、根を
伸ばして蔓延っていきます。

とくに高さがあり非常に取り除きづらい
場所では、個人で行うのは
難しい所もあるかもしれません。

ここが問題に感じないようで
したら植えていいのではないかと思います。

 

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