ハナミズキ 透かし剪定や大きくしない方法

 

ハナミズキ ピンク開花

4月頃に白かピンク色の花を咲かせるハナミズキ庭木としても
人気があります。

ハナミズキはそれほど枝がが長くなりすぎたり、生い
茂ったりすることは少なく樹形は、よくできています。
小さい木は毎年剪定する必要はないですが、時々
剪定の必要があります

約3年~4年おきには剪定する必要がでてくると思います。

 

 

ハナミズキの剪定 注意点

ハナミズキ 木全体

あまりにも木が生い茂っていると健康的な状態を損なう
こともあるので剪定が必要になる場合があります。

日光が全体にいきわたらなくったり、樹木に傷が出来たり
風通しが悪くなったりと。するので
適度に剪定は必要となります。

 

 

ハナミズキを剪定する場合は、大きな枝をカットすると
重さで枝が引きちぎれ幹の樹皮が捲れ
損傷する可能性があるので、それに注意して
剪定する必要があります。

ハナミズキ 剪定

 

裂けないようにするためにはまず枝に切り込みを
いれてからある程度の太さの枝を取り除きます。

具体的には幹から15〜30 cmほど離れた場所に
最初の切り込みを入れ枝をカットします。
その後に残った幹の部分に近いものをカットします。

 

ハナミズキ 剪定時期

 

ハナミズキ 剪定の時期

ハナミズキは剪定の時期が基本的なものに2つあり
それらで剪定する時期がことなります。

晩秋と冬と夏に剪定を行います。

 

  • 晩秋と冬 樹木の健康を保つために枯れた枝や病気の枝をとりのぞく
  •  新しい成長と開花を促進するために古い花を刈り込む。

 

 

晩秋と冬

 

ハナミズキ 剪定晩秋と冬

一般的にハナミズキを剪定する時期に適しているのは、他の庭木と同じように
木が休眠している時期になります。
これは晩秋と冬です。

刈り込む部分は枯れた部分や病気の部分になります。

刈り込むと春と夏の間の場合であれば木の中に害虫が侵入
する可能性がありますが、この時期にであれば害虫は
入ることは少ないです

木が休眠しているということもあり、樹木を剪定したときに
出る樹液の量が減少します。

 

 

ハナミズキ 剪定 夏

 

新しい成長と開花をうながすために、ハナミズキの木の古い枝を
切り落とすのは夏の間、6月に行います
9月まで待つと問題が出てくるので剪定は控えます。

定期的に剪定をするときは、枝が薄く変色している
ものをカットします。
あまり必要でない養分をカットすることにより開花する
養分が花芽にいきやすいです。

 

その他

 

病気や害虫が木に蔓延しているのが目に見えて判る場合は
できれば早めに剪定したほうがいいです。
病気にかかった枝や、そのまま出てきた部分の枝を
切り戻すのは病気になった場合や害虫を枝から取り除くことにも
役立ちます。

 

 

 

ハナミズキ 透かし 剪定

ハナミズキ 枝と葉

 

 

透かし剪定は不要な枝を根元からカットして
透かすように樹形を整える剪定方法の一つです。

 

枝にまだのこっている損傷したものや、病気のもの
または枯れた枝などを取り除きます。

ハナミズキ 剪定 枯れた枝

 

樹形の形をそこなう小さい目の小枝などを取り除き
全体的に空気の風通りをよくして、日当たりを
よくします。

垂れ下がったような枝も刈り取ります。

2つの枝が交差していると強風などでこすり合わされる
ことにより傷ができて、害虫や病気の原因になることも
ありますのでこれらも2つの交差するような所で剪定
行います。

 

 

 

ハナミズキ 成長 速度

 

成長するハナミズキ

 

ハナミズキの成長速度は他の庭木と比べるとゆっくりから
中程度で、25年間の間に約6m程度までの高さに成長します。

具体的な成長速度はハナミズキの品種によってことなります。

 

品種

ハナミズキの成長の遅い品種には以下のようなものがあります。

  • チェロキープリンセス
  • バートンズホワイト
  • ファーストレディ
  • ミステリー
  • パープルグローリー

 

もう少し成長が早いものでは

  • チェロキーチーフ
  • チェロキーデイブレイク
  • チェロキーサンセット

などがあります。

 

 

ハナミズキ 育て方

成長したハナミズキ

 

ハナミズキは大きくなると割と放任して育てても問題なく
自然に成長していきます。

手入れするのはこの記事に書いた剪定と水やりそれと肥料
いった所です。

水やりは、花を咲かせたい場合には春先には行って
おいたほうがいい年もあります。
特に花の時期に降水量なあまりないような場合には
水やりをします。

 

ハナミズキ 肥料

 

ハナミズキ 若い木

 

肥料は若い株に行う場合はやや注意したほうがいいでしょう。

あまりに過剰な肥料を施すことによって
株全体が枯れることもあります。

株が2年ほどになるまでは肥料は控えるというのが
無難な選択です。

成長期のシーズン後半に肥料をほどこすと、秋ごろから成長が促進され
冬の被害を受けやすくなるのでこれも注意が必要です。

 

 

ハナミズキ 大きくしない

ハナミズキ 小さい木に咲いた花

 

ハナミズキを大きくしたくない場合は、日陰に植える
完全な日当たりで育てた時よりもそこまで大きくはなりません。

成長も日当たりで育てるよりもかなり緩やかになります。
鉢植えなどで育てているのであれば移動は簡単ですが
地植えのものは難しいかもしれません。

また植え替え以外であれば、「定期的に強剪定」を行うという
のも一つの手です。

 

ハナミズキ 植え替え

 

半日陰のハナミズキ

植え替えの時期は休眠期の2月~3月頃です。

ハナミズキ は有機物含有量が高く、pHが5.5〜6.0からまた
少し中程度の酸性のphにを好み
水はけのよい土壌でよく育ちます。

完全な日当たりの場所でも問題なく成長しますが
半日陰のような場所でよく花が咲くのでそのような場所に植え替えを
おすすめします。

あまりにもきつい乾燥には耐えることができたないために
完全な日当たり場所で育てる際は
長期間雨がない時などは水やりの必要もあります。

 

 

ハナミズキ 病気

広い場所い植えられるハナミズキ

 

ハナミズキの病気は、葉の斑点を引き起こしたり、小枝の立ち枯れ
発生させる炭疽病にかかることがあります。

予防としては、あまり枝ぶりを過密な状態にせずにしっかりと
した空気の通りを剪定により作ることです。

他の庭木などもあまり過密を植えることもせずにある程度の間隔を
開けて植え込むと細菌性の炭疽病にはかかりづらくなります。

病気にかかった枝や葉は剪定して取り除きます。

 

ハナミズキ 害虫

 

ハナミズキ 害虫にかじられた葉

一般的な害虫はカミキリムシであり、その幼虫は幹と枝の樹皮の下に穴を
堀り侵入します。
新しく孵化した幼虫は剪定で作られた穴から気に侵入することがあるために
虫が動くような時期はあまり傷をつけないようにします。

 

春から夏に剪定することにより、剪定によってできた傷から害虫の
入口を作ることになります。
活発に成長している成長期に剪定すると傷は大量の樹液を
出すことになりますあまりよくないです。

害虫を寄せないためにもハナミズキを剪定するのに
最適な時期は、木が休眠している晩秋と冬が好ましいです。

もし害虫が侵入した場合には枝と幹の両方が弱くなる可能性があり
強剪定が必要になる可能性もあります。

 

 

ハナミズキ 透かし剪定や大きくしない方法と同じカテゴリ