セローム 剪定と大きくしたい場合

 

Philodendron selloum K. Koch

セロームはよく葉の付け根の
葉柄の部分がのびてきてしまいます
葉柄の部分は最大1mにまでも達することがあるようです。

 

 

とくに冬などで、室内にいれてあまり日光の当たらない場所に
置いてしまうとなりがちです。
セロームは0℃前後ぐらいにも耐えて観葉植物の中ては耐寒性も
あるので冬に窓際に置いても問題ありません。

冬は曇り空の日もおおく、しっかりと晴れた日だけでも
日光にあてておいた方がいいでしょう。

 

 

セローム 葉柄の気根

（葉柄は写真上部の緑の葉と幹がつながっている所です）

セロームを剪定する場合幹に付いている葉柄の部分を
切り取っていきます。

 

あまり幹に近い端のほうを切らなくても、残った葉柄の部分は
最終的には枯れて残るので、そこまできにせず剪定していきます。
いらない場合は乾燥した後で簡単に取り外せます。

 

気温の高い成長時期であれば葉を2～3枚残す
ぐらいに剪定してもいいですが
ほとんど成長しない冬などはやや慎重に、あまり
多くの葉を剪定しないほうがいいです。

 

セロームは大型にならないと幹が
わかれず、葉をすべて落としてしまうと枯れてしまうこともあります。
とくに冬は新しい葉がほとんどててきませんので、できる
限り剪定せずに残しておいたほうがいいです。

 

セローム 大きくしたい

 

水辺のセローム

ダイソーなどの100均などで購入した
セロームはもともと幹が根上がりしているのでなく
葉だけのようなもので売られています。

ここから、園芸店などで数千円ほどでうられているような
上品な大きいセロームにしたい場合は
いろいろな方法で成長させていく必要があります。

 

具体的には

 

  • 日当たりのいい置き場所に置く
  • 水耕栽培やハイドロカルチャーをやめる
  • 子株(脇芽)を取り除く
  • 地植えにしてしまう
  • 肥料をよく与える

 

などでセロームの成長をどんどん促進させていきます。

 

当然全てをやる必要はないですが
できるかぎり早く成長させたい場合はほとんど行って
おいたほうがいいでしょう。

 

日本ではセロームの原生地とことなるので冬は
あまり成長しません、その分大きく成長するには時間がかかります。

 

セローム 大きくしたい 日当たりのいい置き場所に置く

セロームの分布は南アメリカのブラジルからパラグアイ
にかけてと、原生はジャングルのような場所である
ことも多いですが。

 

セローム 根上がり巨大 画像

写真のように気根を伸ばし木に張り付いたようにして伸びることも
多いので、セロームは日当たりのいい場所でもよく育ちます。
そのほうが日陰よりも成長は普通に早いです。

 

室内で育ててたものを、いきなり野外で
直射日光に当てると葉焼けになりますので。半日陰などから少しづつ
ならしていきます。

 

セローム 大きくしたい 水耕栽培やハイドロカルチャーをやめる

水辺で成長するセローム 画像2

 


セロームは水辺でもよく成長するので
水耕栽培やハイドロカルチャーはかなりあっている方ですが
どうしても容器が小さくなってしまうので
地植えや鉢植えにしてしまったほうが成長率は高いです。

 

小さい容器だとあまり根が
育ちづらいこともあるので、小さい株の時に
大きくしたい場合はあまりおすすめはできません。

水耕栽培の場合はスポンジを使うこともありますが
この場合スポンジが固い場合はかなり根が伸びづらくなります。

セローム 子株(脇芽)を取り除く

 

 

これはセローム 大きくしたい場合必ずやっておいたほうがいいです。

子株などの脇芽を取り除いていくのも
一つのものに栄養を集中させるので
セロームを大きくするのには効果があります。


ある程度の大きさになるとそこまで多くはでてきませんが。
小さいときはそれなり子株が出てきます。
栄養が分散され成長が阻害されるので出来る限り
脇芽は取り除いておきます。

 

セローム 大きくしたい 地植えにしてしまう


セローム根上がり
やはり地植えは根を広く深く伸ばすということも
あり、成長は鉢物よりもそこそこ早くなります。


セロームを大きくしたい場合はできれば
野外で地植えにしてしまうというのは手っ取り場合方法です。


まだ小さいものは秋ごろには鉢に取り込んで
室内で育てたほうが無難です。

 

 

セローム 大きくしたい 肥料をよく与える

 

肥料はただ多くやればいいだけでなく
肥料過多になると成長に逆影響になるので
随時適量肥料を与えていきます。

特に暑い夏場はセロームがよく成長する時期なので
肥料はかかせません。


液肥は比較的多い頻度で与えても
問題ありませんので、水やりのときにでも。

 

それと、肥料の入りの培養土というものが売られていますが
大きくしたい場合はこちらを使うのもなかなかいいです。
所感ですがたしかに普通に育てるよりもかなり成長は
早くなるかと思います。

 

 

 

 

TAGS:剪定, 地植え, 成長, 水耕栽培, 肥料, 育て方

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