いちじく いちぢく どっち?

 

イチジク(無花果)

 

「いちじく」か「いちぢく」、どちらと

書くのが正しいのかというのが気になる方
もいるのでは、ないのでしょうか。

 

いちじく が正しい

 

というのが一般的です。

辞典などを引いてもイチジクと掲載されていることがほとんどです。
ざっとひいてみると以下のよう。

世界大百科事典 第2版 イチジク(無花果)
小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) いちじく / 無花果
小学館食の医学館 イチジク
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 イチジク
朝倉書店栄養・生化学辞典 イチジク

google翻訳などでも 日本語に「いちぢく」
といれても 「いちじくと」 推奨されます。

 

いちじくという名前の由来は

一熟=いちじゅく
ということで いちじく 

 

これは毎日一個ずつ熟すようなことから
一熟のもじが変化していったことによる説。

 

もうひとつの説はひと月で実が熟すことで、一熟ということから
変化していったといわれています。
どちかというと、実際のイチジクはこちらの
ほうが近いような気がします。

漢字の無花果は、花が見あたらないままに実がなる
ということから、こう書くようです。

『世界大百科事典 第2版』のイチジク(無花果)によると

無花果と書くのは,花が見あたらないままに果実ができることによる。

<中略>

果実とよばれるものは,植物学的には卵球形に湾入した花托と,その内面に密生する多数の小果(花)から成る。

出典 – 世界大百科事典 第2版

 

 

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