金のなる木 枝が曲がる 形を整える

 

よく成長する金のなる木

 

金のなる木は多肉植物であり肉厚な
葉が特徴的な観葉植物です。
斑入りや、葉の色がことなる種類のものなどもあり。
ややバラエティがある多肉植物のひとつです。
多肉植物にしては耐寒性があり冬でもそこまで枯れづらく初心者にもおすすめです。

 

 

今回の記事は金のなる木の剪定について。
剪定は比較的簡単で初心者でも、気軽に行ってもいいでしょう。

金のなる木を剪定するベストな時期は春か夏となります.。
これは比較的温度が高く切り口が乾燥しやすかったり、もし金のなる木の状態が悪くなっても挿し木して再生させやすいからです。

剪定のベストな時期は春か夏ですが、切るときのポイントを
おさえていると、とくにどのような季節におこなっても金のなる木の場合は
そこまで問題はおきません。

 

太いような枝や幹を剪定する場合で
なければとくにさっと剪定してしまってもいいです。

金のなる木の剪定を行うときには

  1. 不要な枝を切る剪定
  2. 形を整える剪定

などがあります。

 

金のなる木 剪定方法 不要な枝を切る

 

不要な枝は剪定するときにはまず先に切り落としておきます。
形を整える場合は、見た目がよくなる
ように行います。

 

不要な枝は以下のようなもの

  • 枝 が 曲がる
  • 枝 が 柔らかい
  • 枝 変色
  • 虫食いされた枝

 

普通の剪定した後の切断面は白に
近いような色をしているのが正常です。

金のなる木 剪定した後の切断面は白

茶色~黒っぽい染みのようになっているのは根腐れという
問題がある場合もあります。

 

金のなる木 枝が曲がるものを剪定

 

金のなる木 やや曲がったもの

金のなる木の枝が大きく極端に曲がったようなものは、簡単に
折れやすくとくに不要となります。
これらの枝は剪定の対象です、

金のなる木はもとから少しぐらいは曲がって成長するような
植物ですが、大きく曲がった
ものには少し問題があります。

見た目の観点からということもありますので
基本的に残しておいてもいいですが
折れた部分に菌などがつくと腐っていくことも希にあります。

それとこのような、枝がやや変形している
ようなものは、用土が肥料過多
なっていることもあるかもしれません。

肥料をやりすぎているというので思い当たるところが
あれば改善する必要性があり。

とくに冬は肥料もそこまで必要でなく
室内ではカビの原因になりやすいので
取り除いておいたほうがいいです。

 

金のなる木 枝が柔らかいものを剪定

 

金のなる木の枝が柔らかいものや、しわしわになっているものは
あきらかに正常のものではないので剪定の対象となります。

このような枝は、とくに残しておく必要性はありません。

このようなになっている場合は株自体が枯れるような状態に
なっていることもありますので、周辺の枝や葉などを
すこし調べておいたほうがいいです。

 

剪定して切り取った部分が染みのように変色している
ときはまず問題があり、根腐れなどになっている可能性もあります。

 

金のなる木 変色した枝を剪定

 

金のなる木の枝があきらかにに変色して、しわしわになっている
ような枝、これも正常のものでは
ないので、剪定の対処です。

こちらも枯れるような状態になっていることもあります。

金のなる木を剪定したあとで切り取った切断面が変色
しているか、チェックしておいたほうがいいでしょう。

 

 

古くなった 黒い金のなる木

 

金のなる木はまだ新しい枝などは色が黄土色のような
色ですが、古くなると黒に近くなってきます
これはとくに問題があることではなく
普通のことなので剪定する必要はないです。

 

 

金のなる木 虫食い枝を剪定

 

金のなる木の虫食いされて穴があいているような枝
乾燥していても、とくに不要になりま
すので剪定の対象です。

 

乾燥していない場合はまだ虫がついている
こともありますので、よく確認します。
金のなる木はあまり虫に食われることはないので一部分だけと
いうことが多いですが。

金のなる木の虫食いにはカミキリムシやカナブンが多いです。
カナブンはそのまま用土のなかに潜って
幼虫を産むこともあります。

幼虫が根や根本をかじり、冬場に根腐れの原因になることもあります
ので少し確認しておいてもいいでしょう。

金のなる木の虫食いは他の観葉植物に比べるとあまり多くは
おきませんが、冬場などに虫食いされてしまった穴の部分に
水がたまることで、そこから腐食していく
こともあります。

 

腐食した部分から一気に枯れこんでいきます
冬場は再生させずらいので虫食いで
穴になっているような所は剪定します。

よく太い枝や幹の部分が虫食いになっていることも多いはずです。
これらを剪定するときはベストな時期の春や夏におこないます。

 

 

金のなる木 形を整える

 

 

金のなる木の形を整える場合は見た目に難が
あるような枝を剪定していきます。

このような部分は
おもに見た目の問題ですので、気にならない場合は
剪定はおこなわなくてもいいです。
これらのものはかなりの乾燥状態にしていると起こりやすいように思えます。

しかし原生でもこのような状態になっていることもあるので
普通の健康状態であるものも多いです。

金のなる木は切り取った部分から
腐食することもありますので、極端に多く剪定する必要はありません。

以下のような枝をきりとっていきます。

 

 

金のなる木 徒長枝の剪定

 

金のなる木の枝が徒長したり、一部分が伸びすぎてしまっている
ような部分はそれほど健康的な状態の枝ではなく
不安定なものです。

見た目の点からもあまりよくないので
剪定の対象です。

徒長している場合は用土が肥料過多に
なっていることもありますので
少し確認してみてください。

 

 

金のなる木 細い枝の剪定

金のなる木 日陰で風通しが悪い

 

金のなる木の普通に新しい枝で細いものは特に
問題ないですが
あまりにも細いものが、長く伸びているのはあまりよくないです。

見た目の点と、このような細い枝は
折れやすいという点で
剪定の対象となります

 

金のなる木 間延び枝の剪定

 

金のなる木 間延び枝

金のなる木の枝の葉もほとんどなく、かなり大きく間延び
しているようなものも剪定の対象となります。

正常な金なる木は、枝には多数の葉が密
になってつきます。

金のなる木 蜜な葉

あまりにも間延びしているものは、用土が乾燥していたり、水やりをしなさすぎて
いるものが多いように思えます。

金のなる木は冬でもそこまで、乾燥させる
必要はないので、あまりにも乾燥用土である必要はないです。
多肉植物専用の用土では少し乾燥しすぎるといった所があります。

 

 

 

金のなる木 切り方

 

切られた後 金のなる木

 

金のなる木の枝は多肉植物なので
かなり柔らかいほうです。
細い枝であれば簡単に手でも折れます。

切り方は簡単でそのまま切っていけばいいのですが
切るときに、汚れたものなどを使うとそこから腐ってくることもあるので
綺麗な刃物などを使いきりとっていきます。

小さい枝は剪定ハサミなどをつかい
やや太い枝や幹は刃物などをつかいます。
他の堅い樹木に比べると簡単に切れます

 

切り口の切断面に、水をかけると乾かずに腐食しやすくなるので
剪定してからある程度の期間は水やりのときは根本から水やり
するようにします。

それと剪定したあとに切り取って残った
枝などは挿し木に利用できます。

金のなる木は他の多肉植物と同様に剪定した枝や葉から
簡単に挿し木や葉挿しができますので
増やしてみてもいいかと思います。

 

金のなる木 挿し木と増やし方

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