モンステラ 徒長 仕立て直し

 

モンステラ やや葉柄が長い

 

モンステラの徒長はそこまでおきることではありませんが
置いている場所によっては発生することもあるかもしれません。

元々少し葉のついている葉柄の
部分が長いということは普通
のことです。

 

モンステラが徒長してしまった場合はどのような症状がおこるのかや
解決原因などを簡単に紹介しておきます。

 

 

モンステラが徒長する原因

光量不足

モンステラが徒長や間延びしている
ほとんどの原因は日照時間が足りていないことが原因となっていることが
多いです。

日本の冬はもともと、曇りの日も多く
他の時期よりも日照時間も短いです。
さらに室内は日光かあたる時間が限られているので日照不足になりやすいです。

モンステラが光量不足で徒長してしまったときは
よく葉のふちの部分が少し黄色く変色してしまうことも多いです。

全体的に黄色くなるというわけではなく
初期段階ではほんの少しだけ、回りの部分が黄色くなってきます。
はじめは小さい葉からよく黄色くなってきます。

 

このように葉の縁が黄色くなっていると葉のつけねの部分も
徒長してきていることが多いかと思います。

この葉の縁の部分が少し黄色く変色してくることは、すぐには枯れると
いうわけではないですがあきらかに日照不足の兆候がみられます。

 

モンステラの画像 (1)

徒長してしまったときはよく葉の向きが一定の向きになっている
ことがあると思います。とくに小さいモンステラはかなりこのような性質がでます。

植物の光屈性(ひかりくっせい)という性質が関係しているので、日光の
入射方向を葉が向くという性質です。

 

くっこう‐せい クックヮウ‥【屈光性】
〘名〙 植物体が光の刺激に対して示す屈性。一般に茎、葉は正の、根は負の屈性を示す。向光性。

出典 精選版 日本国語大辞典

 

日陰のような室内は日照時間がかなり少ないためにモンステラが光を探して葉の向きが
日の向きにかえます。

 

栄養過剰

もうひとつ肥料ですがこれは不足ということもありますが
どちらかというと、肥料過多で徒長するということもあります。
冬はほとんど肥料はいらないので
液肥くらいでよいです。

肥料過多になると土のphが傾きすぎることや、3大要素の取りすぎで
他の微量要素の吸収率が悪くなり不足することになります。

 

室内で風があたってない

ほとんどの日照時間がよく徒長になる
原因となりますが、新しい新芽が成長してきたときは自然の風にあてていない
ことも徒長する原因
となります。

 

根詰まりしている

鉢が小さくなって根詰まりしている場合も、根が圧迫されて
徒長することがあります、あまり多くはないですが
水やりしてすぐに水が鉢底から抜けていかない場合は
根詰まりしている場合もあります。

 

 

モンステラ 徒長原因 まとめ

徒長原因 原因の詳細
光量不足 冬の日照時間が短く、室内でも日光が限られるため、モンステラが徒長する原因の一つ。
栄養過剰 過剰な肥料により、土のphが傾き微量要素の吸収率が悪くなるため、モンステラが徒長する原因の一つ。
風があたってない 新芽が成長している時に自然の風にあてないと徒長する原因の一つ。
根詰まりしている 鉢が小さくなり根詰まりすると、根が圧迫されてモンステラが徒長する原因の一つ。水やりしても鉢底から水が抜けない場合は根詰まりしている可能性がある。

 

 

 

モンステラ 間延びさせない方法

 

モンステラデリシオーサの葉の切れ込み 画像

 

モンステラを間延びさせない方法は上記した

『光量不足』

『栄養過剰』

『室内で風があたってない』

『根詰まりしている』

などどこに問題がおきているかを割り出して
それを解決します。

 

光量不足

一番間延びの原因になりますが
簡単に解決できる。
外に出す、窓際に置くなどして日照時間を増やす。

簡単に日照時間が長いらような場所に移動できれば解決できますが
ほとんどの場合は冬に日照時間が多い場所を確保出来ないということが多いはず。

この場合は植物用LEDなどを使うしか解決方法はないです。

栄養過剰

肥料をすべて取り除くか、植え替え。
あまりにも弱っているようなときは植え替えでなく
肥料を取り除き、ph調整したほうがいいです。

 

室内で風があたってない

これも室内で育てているとよく起こることなのでできれば
成長期には外で育てることも必要です。
冬に新しい葉が出てくると、なかなか難しいです。

 

根詰まりしている

水やりして水が抜けていかない場合は根詰まり可能性あり。

どのみち水が鉢底から抜けていかない場合は後で問題が
起こる可能性が高いので植え替えを推奨。

 

 

モンステラ 間延びさせない方法 まとめ

問題点 解決策
光量不足 日照時間が長い場所に移動するか、植物用LEDを使用する
栄養過剰 肥料を取り除くか、植え替え、pH調整する
風がない 外で育てる、風通しの良い場所に移動する
根詰まり 植え替える

 

 

モンステラ 徒長 仕立て直し

 

モンステラは一度徒長してしまった葉と葉柄の部分はもとには戻りません
そのために 徒長は仕立て直しする必要があります。

以下の方法で仕立て直すことができます。

 

徒長したものを剪定する

まずは支柱を立てる剪定する場合にはバランスがよく崩れるので
支柱を立てて固定します。

徒長した葉柄の先端を切ってしまう。
仕立て直しは普通に徒長してしまった葉柄からを剪定するだけでいいですが
これは新しい葉がでてきたときや多くの葉が残っているときに行います。

水に挿して根付かせる

気根がついた幹を水に挿し、根を出させます。
十分な日光がある場所に挿し木をおいて、水を定期的に
補充するようにしてください。

新しくもう一度株をつくるような形です。

切り戻しを行う

地上部分を切り、新しい芽の方に成長を促すようにします。
成長期に行います。

モンステラ 徒長 仕立て直し

方法 内容
剪定 徒長したものを剪定して、支柱を立ててバランスをとる。徒長した葉柄の先端を切ってしまう。
水挿し 気根がついた幹を水に挿し、根を出させる。定期的に水を補充し、新しく株を作る。
切り戻し 地上部分を切り、新しい芽の成長を促す。成長期に行う。

 

徒長した場合は、枝を切り取って株を分けるだけでなく、
次からも徒長しないように適切な育成条件を整えることも必要。
光を多く当て、適度に水やりし、栄養バランスの良い肥料を与え、適温で
管理する。

剪定や切り戻しした後はモンステラをよく日に当てます。

 

 

 

 

 

 

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